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その人の好きな事は、知らず知らずのうちに人に伝わる♪

好きな事をしている時って、知らず知らずのうちにワクワク感が湧き出ている。

「好き」というオーラ 
「楽しい」というオーラ

それらがその人から放たれ、自然と人へ伝わっていく。

  *

僕は思う。
その人が、好きな事を語っていなくても、ただ心の中で思っているだけでも、その人の好きな事は人に伝わっていく気がするんだ。
特に家族間はそういうのが多い。

子供時代を思い出した。
僕の父は大の相撲好きで、初代・貴ノ花の大ファンだった。

初代・貴ノ花は、数年前に角界を引退した貴乃花親方のお父さん。
元大関で優勝2回。昭和40年代から50年代にかけて大活躍した力士だ。その当時の横綱は輪島と北の湖。


で、面白い事で、父は自分が相撲好きなのを家の中で全くアピールしてなかったんだよね。
きっと相撲のテレビ放送は観ていたと思うんだけど、僕の記憶では、父が相撲を観て貴ノ花を応援している姿が記憶にないんだ。

ただ自然と僕は相撲好きになって、貴ノ花のファンになっていった。
昭和50年3月に貴ノ花が初優勝したのだけど、そのあたりからそうなった感じ。

  *

例えば、父が自分の好きなものを子供に教えたいと思い、仮に野球だったとしよう、「お前ちょっと野球やれよ」って、教え込んだりとか。
よく公園でお父さんが子供にキャッチボールを教えてたりしてるよね。
それで子供が野球好きになる。よくある話だ。

だけど、うちの父は一切そういうことはなかった。全くアピールしなかった。

でも僕は自然と相撲好きになった。
きっと父には「好き」というオーラがあったんだろうね。
父の背中に「楽しさ」を感じたんだろうね。そう思うと面白い。

  *

僕の友人Sは将棋好きで、彼の息子も将棋好きになった。
その息子が数年前、当時中学2年で将棋の大会に出た。けっこう腕はいいらしい。
友人Sは嬉しそうにその事を語っていた。

僕と友人Sとは小学校からの付き合い。
彼は、昔から自分が将棋好きだというアピールを全然しないんだよね。
まぁ僕が将棋好きでなかったってのもあるんだけど。

彼の家族構成は奥さんと娘と息子の4人で、奥さんは将棋好きではない。
因みに彼と奥さんの共通の趣味はロック音楽。
で、これは僕の想像だが、彼の家庭の中では将棋の話は出なかったんじゃないかな?
奥さんが将棋好きならその話も出るけど…そうじゃないからね。

でもやっぱりテレビとかで将棋の放送とかやってるじゃない。
そういう時に、たまたま彼がそれを見入ったりする事ってあると思うんだよ。
きっと息子は彼のその姿を見て、彼から放たれる「好き」というオーラを感じて、だんだん将棋好きになっていったのかな?って、想像なんだけどね、そう思うんだ。

  *

だから「本当に好きな事はその人がアピールしなくても人に伝わるものなんだな」と思ってね。この記事を書いてみたんだ。

世の中、ワクワク感に溢れていたほうが楽しいじゃん。
そういう意味でも、僕たち大人は「何か好きな事をやる」「自分自身がワクワクする事をなるべく多く持ったほうがいい」、そう思うんだよね。

子供たちって大人を見て育つもんね。
だから大人が楽しそうにしていると、それが子供にも伝わるんだよ。
そしてそれが凄く良い教育にもなると思うんだ。

逆に大人がいつもプンプンしていると、それが子供に伝わっちゃうから、子供たちもプンプンしちゃうわけなんだよね。
そして子供たちはストレスを感じて、そのはけ口で他の子をいじめちゃったりね…

そ、大人がプンプンしてなきゃ子供もプンプンしない。
大人がワクワクしていれば子供もワクワク♪
楽しそうな大人を見て、子供たちは「早く大人になりたい」と思うわけ♪

それが子供たちへの一番の教育になるんじゃないかなと思う。

なんか教育論になっちゃったけど(笑)

  *

ま、そういうことで、今回は「その人の好きな事は、知らず知らずのうちに人に伝わる♪」をテーマに書いてみました。

皆さん、どうお思いでしょうか?

では、また投稿します!


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