「反省」の正しい使用方法と、関連する一石四鳥のおいしいお話し、の巻
大切な子供達へ
あなた達は日々色々な体験を通じて喜びや反省を感じている事だろう。
特に反省はとても大切なステップだ。
だけどこの反省に正しいやり方がある事に気付いているかな?
何かが上手く行かなかったりした時、あなた達はどう感じているだろうか。
やっばり自分はダメだなぁ、などの感情が生じていたらそれは間違いだよ。
反省とは、失敗を見つめて原因を探り、次に同じ過ちを繰り返さない為の方法を得ると言う事だよ。
勿論、相手が居て迷惑をかけたのならば直ちに謝罪は必要だ。
そうした謝罪の気持ちは必要だけど、基本的に反省とは感情的では無く、理論的な行動であるべきだと思うよ。
だから、そこには過ちを犯した自分を責める必要は無いんだよ。
自分に対する否定感は、全く必要ないんだよ。
むしろ、貴重な経験が出来た事に感謝すべきだよ。
これであなた達はまた一つステップアップしたと言う事なんだからね。
出来る範囲で改善や工夫をして行けば良いんだ。
つまり、反省とは、自己否定ではなく自己肯定の為の一要素って事だね。
そうでなければ、あなた達は事あるごとに反省と称して、自分をダメ人間にしてる事になるよ。
毎回毎回、自分はダメだ、やっぱり無理だ、また怒られた、と自身に言い聞かせている事になるからだ。
自分に何かを言い聞かせる事ってとても重要な行為なんだよ。
自分に言い聞かせた様に、自分は現実的になってしまうからだよ。
自己肯定が人生の基本中の基本だよ。
でも、どうしてもなかなか自分を肯定する事が難しいと感じるならば、良い方法を教えよう。
私達は良い事よりも悪い事にフォーカスする傾向があるよね。
例え、良い事の方が多くても、少ない悪い方を大きく意識しちゃう。
なので目線を強制的に良い方に向ける事をしてみよう。
それは「褒める」事と「ありがとう」と言う事だよ。
認めて、感謝すると言う事ね。
どんな小さな事でも、自分を褒めてみる、自分にありがとうと言ってみる。
いやいや、自分を褒めるなんてとてもとても無理、と思ったかい?
だったら、あらためて周りの人を褒めて感謝してみよう。
あなたの近くにいる全ての人が対象だ。
プライベートでもビジネスでもだ。
大袈裟な事でなくても良いから、必ず何かを褒めるとか、感謝を伝えてみるんだ。
簡単な言葉でも、短い言葉でも、とにかく言葉で伝えるんだ。
でもどうして他人を褒めて感謝する事が自己肯定に繋がるかだよね。
これはね、あなた達の口から出た言葉は、当然の事ながら自身の耳で聞こえるよね。
そう、相手に言ってるけれど、実はこれ、自身に言っている事と同じ様に聞こえてるって事。
自分自身を褒めるのはためらうけれど、他人を褒める事には抵抗はないよね。
ちょっとズルい方法だけど、他人を褒めてる様で、実は自分にも伝えてるって感じ。
それに褒められた相手も良い気分になってくれるから一石二鳥だ。
いや、そうしている内にきっと相手もあなた達を褒めてくれる様になるハズだ。
これで一石三鳥だ。
こんな素敵な間柄でいるとあなた達の周りには類友式に素敵な人達が集まり始めるよね。
実は相手を褒めると言う事は一石四鳥のとてもありがたいアクションなんだよ。
ただし、あからさまなお世辞ではダメだよ。
キチンと事実として認めている事、感謝している事をお伝えするんだ。
それと誰かと、又は何かと比較して表現するのもNGだよ。
嬉しい事かどうか相手は理解できないからね。
反省は自己肯定の源であり決してネガティブな気持ちを持つ事柄ではない事が伝わったかな。
であれば、また今からどんどん新しいアクションを通じて誰よりも数多く反省しまくるんだ。
俺も挑戦続けてるよ。