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第15章 李少尉との再会

 李少尉がいよいよいけなくなったとの村長からの連絡で、彼に会いミャンマーへの鍾乳洞のルートが実際使えるものかどうか聞いておきたいと思い村に出向いた。障子を開けると床に伏せっており、両脇には10代と見える少女が彼を挟むようにして横になっていた。「若い女子から気をもらっているのですよ。こうして添い寝してもらうだけで若さが老体に染み入ってくるのです」下半身が御簾の陰になって見えないが首を伸ばしてのぞき込むと、以前この村に来て最初の晩に伽をしてくれたあの妖艶な女性が少尉のものを背面騎乗位で挿入しかすかに上下動しているようである。それは老人の萎んだものでなく充分可能な大きさと堅さになっていた。脇の少女が「現在の奥様です」というので私はびっくりし、「先日は失礼をいたしましたと」言うと、「いや私の方から伽をして若い男の精気をできれば子種をもらってきなさいと言ったのです」その女性は顔を見られるのが恥ずかしいのか隠すように顔をひねった。両脇の少女は彼の乳首を口でねぶり、少尉の両手は巻きスカートの間から手を入れて少女の性器をなでるように愛撫していた。私は「出直しましょうか」と言うと、「いや射精はしませんこうして気をもらっているだけです」「さすが1個小隊を率いてあの死地から脱し、鍾乳洞の道を切り開いてたどり着いたところに村を作るとは、生半可な生命力では出来ないことでございます」と敬意を示した。そうしているうちに上に乗っていた女性が「イグ」と言い、シャーという音が聞こえた。老体が言うには潮を吹いたのだとのこと、「ワシが小便を漏らしたと思われて困るのだが」と言って笑った。私も「村長があなたのことをいよいよ危ないと言ってきたのは、このことを誤解してのことでしょう」と笑った。「まだまだ私には東亜新秩序を作るという目的がありますから、死んではおられません」「ところであの鍾乳洞の道のことですがほんとにビルマまで続いているのですか」「続いています。まだお見せすることは出来ませんが地図も作っています。何かの時にはこの道を通って人や物資を動かすことが出来ます。しかしこれが麻薬の搬入ルートにされたりしたらかないませんからな」「一度CCITYの学生連合の探検部の者達に踏破訓練をやらせたいのですが」「それはいいですが入り口はサムーンの方にもありますのでそちらからにしてもらえますか。この村の存在自体をあまり公にしたくないものですから」「そうですね了解しました。雨期が開け学校が休みになってから調整しましょう」しばらくの沈黙の後、彼は口を開いた。「あんたのこと少し調べさせてもらったら、あんた種なしやったんやてなあ。今夜は村娘では無く触れ回り婆のところに行ってもらい婆の伽をしてもらいましょう」と言うと屈強な男達4人ほどが現れ両手をがっしりとつかまれ、黒い袋のようなものを頭にかけするすると首まで落とした。「ここから15分ほど山を登ります。向こうに着きましたらこれを取りますから。暴れないでください。あなたはいろいろこの村のことを知りすぎましたから。道を分からなくするためです」「触れ回り婆とは何ですか」「この村では30までに子が出来なければ、石女として触れ回り婆のところに送られます。大抵15,6歳で結婚しなかなか子が出来なければ客人の伽をさせられそれでも子が出来なければ父親や兄弟等で妊娠させようと交わるのですがそれでも出来なかったら触れ回り婆のところに送られ、若い男の筆おろしとか、その他村のものや近郷のものの慰み者として売春宿で働くことになります。しかしそれもメンスがあるうちまで、それ以降は触れ回り婆の訓練を受けた後に、地上げをやる工務店、外人から全財産を簒奪した女等、人を追い出したいと思ってる人に雇われ、その人の住む近所や立ち寄り所に、タイ人をいじめている、タイ人に悪さをしている、人殺し、キチガイとかあらぬ噂を流して回りこの街から追い出してしまう仕事です。ビルマの占領地であったときのレジスタンスに起源が有るという人も居ますが定かではありません。むしろ日本の戦国時代の乱波すっぱににているかもしれません。その報酬は殆どが村へ差し出さねばならないので彼女たちにも何か見返りをやらなければなりません。ちょっと前まで売春をやっていた人たちです。メンスが上がって性欲が増す人もいます。そこであなたに婆達の慰み者になってもらおうというわけです」覆面が外されると、小高い丘の開けたところに櫓を組んで広場の4隅に張られた縄にたくさんの中国提灯が灯されている。その周りを鬼婆のお面をつけ白装束に山刀を掲げて「タイ人をいじめる外人はいねが、タイ人を泣かせる外人はいねが、タイ人を馬鹿にする外人はいねが」「子を産まぬ女はいねが、子を産めぬ女はいねが」と大声を出し、威嚇するようなポーズで踊りながら回っている。村のものの殆どが年に一度の触れ回り婆の祭りと言うことで、皆、婆に捧げる酒や米を持って遠巻きに眺めている。少女達の中には子をなさなければ自分もああなってしまうのだと恐れ震えているものもいる。李少尉が「婆殿達のおかげで村に貴重な現金収入がもたらされ感謝しております」というと最年長と見える婆が「早く種なしの若い男を連れてこないと辛抱たまらんで」と言い、少尉が私を指さし「少し年は食っていますが十分お役に立つと思います。どうか楽しみください」と頭を下げ、村のものが彼女の前に酒や米等を捧げ山を下りていった。私は3軒有る家の一番奥の茅葺きの古びた小さな赤い中国提灯を灯している家へ連れ込まれた。「この前のファランなあ、コンドーから飛び降りて死によったで。依頼主のオーンさんからただ静かに追い出すだけで良いのに、後始末やら賠償金、関係方面への裏金なんやらでえらい金がかかったと苦情があり報酬は無しや。手加減してやってもらわんとな。その代わりにこの男で我慢してください」というと60~70代ぐらいの老婆が3人ほど出てきて、「手加減したつもりなのですが、まさか高層コンドーから飛び降りるとは考えが及びませんでした。私どももたまにはこんなお土産をいただきませんとモチベーションが続きません。少尉様にはお詫びとお礼を申し上げてください」「分かりました」と言って男達は私に足鎖をかけ、端を大黒柱にぐるぐる巻きにして帰って行った。すぐに婆達は私のズボンを下ろし品定めの後、皆裸になった。皆妊娠も出産も経験していないので体は意外に若かった。婆の一人は私の配下の工務店の建設労務者と一緒にみかじめ料を取りに行かせたこともあるG婆であった。「おや警部さんではありませんか。外人の立ち寄り所の情報を売っていただきありがとうございます 」「あんたここのものやったんかい」「この前の日本人の追い出しは失敗でしたな。足代もいただきませんで。今日からはたっぷり汁をいただきますよ」というとするりと腰巻きを取ると白髪交じりの陰毛が見え、上着を取ると子供を産んだことが無い、きれいな乳房が現れ、私のものを口に含むとムクムクと勃起させ濡れて露を出している饅頭を割るようにしてまたがってきた。半年ぶりじゃよと言うと腰を使い始め、透明な液体を止めどなく垂らし始めた。やがて「イグ」と言うと膣を収集させ私にしがみついた。年上の方から順番にはめてきてイクまで腰を使った。私は少しでも気に入られようとクンニや乳なめをして彼女たちを喜ばせた。そうしたことが何回か続いた後、 少しは気を許したのか鎖をほどいてくれた。三日後の夜村のものが来て私についてくるように言ったので、婆達に挨拶に行くと「お許しが出た良かったですね」と喜んでくれた。G婆は私の手を取り家の裏に回ると裾をあげて尻を出し。「最後にもう1回してください」とせがんだ。私はそれほどまでにといじらしくなり、月明かりで白く光る双臀をなめ回し、手を陰裂に伸ばすとそれは愛液に濡れ固い陰核をサスってやった。それだけで大腿が震え始めた私はパンツを下にずらし一気に挿入した。5分ほどピストンをすると私を呼ぶ声がしたので奥深く放ち、婆はその場に崩れ落ちた。私は白髪頭の婆の口に陽物を差し入れ掃除させた後、「また仕事を頼むときにはよろしく」というと、婆は陰裂から泡を吹きながら、「分かりました」とやっと声を出した。大長老の家へ行くと、人払いがされ「雲南省第一主席は私の孫です。いよいよバンコクで争乱を起こし、それに乗じて親雲南のランマー王国を建国させる計画を実行することになりました。それであなたに狙撃小隊を率いてバンコクに潜入し指揮をとってもらいたい」と言った。私は「あの程度の小隊では騒乱状態を起こす前に、全滅してしまうでしょう」というと「いろんな工作がなされており一斉蜂起することになっています」「実は触れ回り婆は明日出発します。あなたが婆達の最後の晩餐というわけなんですよ。婆3人でどれほどのことが出来るか分かりませんが。機動隊の中にクーデターが起きる、裏切り者がいるというような噂をヒソヒソとまことしやかに触れ回るのですが、それがばれて血祭りに上げられる可能性もあるのですから、彼女たちの昂ぶりはすごかったのではありませんか。よく勤めを果たしてく。ましたね。彼女たちもあなたのおかげで覚悟はきまったようですよ」

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