見出し画像

縦から横まで

noteでは数日に一記事ほど未経験者から見た福祉について投稿していますが、スタートアップビジネスという側面も事業所運営と並行して行っています。

行政サービスが行き届かない領域を支援する事業は、私の暮らす地域ではブルーオーシャンであり、さまざまなステークホルダーと地域を盛り上げていく様は、非常にやりがいを感じます。

昨日は、そんなステークホルダーの方と4カ月ぶりに会う機会があり、相互に会社としての近況報告を交わしました。

そんな食事の席の最中、先方から私の近況や職務状況についてお話ししたところ、「ぶっ飛んでるね‼」と評価していただきました。

私は日々の業務を遂行しているだけで、何も変わったことはしていないと思っていましたが、どうやらそうではないらしい…⁉

ということで、今回は職務の範囲の捉え方について書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

…余談ですが、何やら突然「新エディタ」が利用できるとのことで書いていますが、ちょっと慣れないうちは使いづらいと思っています。


あなたには、「自分の仕事はここからここまで」という明確な境界線が存在しているでしょうか?

また、あいまいな領域に対して、あなたは境界線を踏み越えますか?それとも、手前で立ち止まり、今与えられている仕事だけを遂行しますか?

一つの考え方として、「自分の仕事はここからここまで」と明確であり、それが他の方では担えない業務の場合、その作業は「属人化」していると言えます。

属人化
企業などにおいて、ある業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない状態になることを意味する表現。多くの場合、批判的に用いられ、誰にでも分かるように、マニュアルの作成などにより「標準化」するべきだとされることが多い。企画・開発業務など、属人化されているのが一般的といわれる業務もある。

実用日本語表現辞典より

私たちは、意識的であったり無意識的に、自らの職域を自分の意思で決めています。

そして、その職域をむやみに広げず、食指の動くものだけに注力しよう、というのが、やや雑な説明ですが「エッセンシャル思考」なのでしょう。

このように考えると、自分の仕事の幅をいうのを改めて振り返ることが出来ると思います。


私は、今の職場にお誘いを受けたときから、自分に依頼された仕事は引き受け、都度、誰もが出来る仕事にしよう、と決めてこの一年間を過ごしてきました。

しかし、実際に業務に就いてみて感じたのは、各個人の業務をこなすキャパシテの幅が大きく異なることでした。

以前、どこかの記事に書きましたが、私は有能ではありませんし、事実として、私の周りには優秀な方がたくさんいらっしゃいます。

ところが、「幅」という要素に関しては、ほとんどの方が属人的な業務をされているのだと感じました。

スペシャリストは居ても、ジェネラリストが希少種なのでしょう。

結果として、私の業務に境界線はありません。

障害者就労支援という障害者の方の就労に向けてのトレーニングで、障害をお持ちの方とともに汗を流すこともあれば、契約書や請求書などの書類作成、業務分析を落とし込んだマニュアル作成、システムインフラの管理・保全・整備にトラブルシューティング、経営戦略の立案などなど…。

…人によっては、このような仕事の仕方を愚かだと感じる方もいることでしょうが、私には一つのことだけを取り組むより、こちらの働き方の方が適しているのです。

これらの業務を行いながら、通信制大学(2校目)に在籍している状況が、「ぶっ飛んでる」という評価に連なっているのですが、人間、暇を持て余すよりも忙しい方が生きてる感じがしませんか?

私にだって、やりたくない仕事や苦手な仕事はありますが、やってもいないうちから自ら境界線を引くことはもったいないと考えています。

今を生きることの連続性が未来なのでしょうから。


ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?