感情とはイマジネーション
今回は空想的なお話です。
あなたの心は、楽しいと感じるときに、どんな動きをしていますか?
ツラいと感じるときに、どんな動きをしていますか?
私は、月並みですが「心」を「器と水」にイメージすることが多いです。
楽しいときは、波紋が中心から均等に広がっていくイメージです。
ツラいときは、楽しいときの逆再生のような、波が中心に押し寄せて、グッと水面を抑えつけられたようなイメージを持ったりします。
考えているときは反時計回りにマドラーでかき混ぜるイメージ、のんびりしているときは凪のイメージです。
私だけなのかもしれませんが、感情とイメージを紐付けると、逆転現象が起こります。
怒っていなくても、怒ったときのイメージを想像するとモヤモヤしますし、笑っていなくても、笑っているときのイメージを想像するとウキウキします。
もちろん、一朝一夕のことではありませんが、くだらない一人遊びから派生した感情とイメージの紐付けは、メンタルコントロールに役立っています。
例えば、イライラしているときに、イライラした感情を中和するイメージを想像するとイライラする感情は落ち着いていきます。
同様に、楽しいときにも、落ち着くようなイメージを想像することで、浮かれ過ぎないようにコントロールします。
…バカみたいに思うかもしれませんが、感情という深層心理と結びついた潜在意識を顕在化することで自己抑制する「自由連想法」に似ている概念だと自分では考えています。
感情を色に例えて、例えば「怒り=赤」だとするならば、頭のキャンバスに青を塗り重ねていくイメージで感情を沈静化させる、など。
「錯視」などに見られるように、私たちの脳は、意外といい加減に出来ています。
感情とは、「心」や「魂」と結び付いているようで、実は脳の制御下にあるのではないでしょうか。
だとしたら、脳を上手に騙して、自分に都合の良いセルフイメージを構築することがメンタルコントロールに役立つと思うのですが、興味のある方は、のんびり試してみてはいかがでしょうか。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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