学ぶことについての二つの障壁
先日、在籍していた通信制の大学を卒業し、とうとう「社会人大学生」という肩書が名乗れなくなりました…。
思えば5年前に一念発起して入学願書を提出し、高卒という自分の学歴コンプレックスを解消するべく大学での学びを始めました。
結果、4年間で無事に卒業、そして、調子に乗って卒業と同時に別の通信制大学に願書提出をし、今回、二つ目の学位の取得に至りました。
また、7年前から独学でさまざまな資格取得のための学習をし、国家資格を含む多くの資格を獲得することが出来ました。
…と、このような経歴を他者に話すと、「頭いいんですね」とか「勉強が好きなんですね」とか言われるのですが、私は賢くないし勉強が好きなワケでもありません。
個人的な意見ですが、私たちが何かを習得したり学んだりする際には、二つの心理的な障壁があるように感じています。
一つは「始めること」についての心理的ハードルの高さです。
私たちは、新しいことを始めるにあたり、さまざまなイメージを思い描くと思うのです。
しかし、何かを習得したり学ぶことは、現段階では「未知の自分」なので、具体的なイメージが湧かないときがあります。
人間は、とにかく「未知」に臆病になりやすい生き物です。
習得した後のことや学んだ先に在る自分像は、過程を経なければいけませんから、その過程を乗り越えることが難しいと感じる方が多いのではないでしょうか?
もう一つの障壁は「継続すること」についての心理的ハードルが挙げられます。
人間は、続けることも苦手だったりします。
とくに習得や学びはモチベーションという一過性の気持ちでは結果まで至らないですし、毎日繰り返すことで飽きてしまいがちです。
始める前から、習得することや学ぶことに苦手意識を抱いていたり、過去の成功体験が無ければ、継続する意味が見出せなくなるものです。
noteの連続投稿も似たようなものではないでしょうか?
記事を考えて投稿することは、一つの学びと捉えることも出来ます。
ですが、noteは特にゴールの見えにくい学びですから、連続投稿の意味を見失いがちです。
…というか、そもそもnoteに意味を持たしてはいけないのかもしれませんが…。
ともあれ、「始めること」と「継続すること」の二つの障壁があることだけでも意識しておくと、何かを始めるときに自分に言い訳することなくスタートを切ることが出来るかもしれませんし、続けることがつらいのが当たり前だと割り切れるかもしれません。
…こんなことを書いていますが、私も現在、新しいことを始めるにあたり心理的ハードルに躊躇している状態なので、どうか一緒に乗り越えていきましょう‼
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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