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ぬか床を冷蔵庫で保管させていても

マメに底から全体を掻き混ぜる様にしないと、すぐに酸味が嫌でも強くなってしまうアタクシのぬか床…
最早ウチの母親は本当に偉大だった。と思って止まない今日この頃です。

取り敢えずは近所のスーパーへ足を運んでは見切品の野菜が置かれているスペースがあるのですけれども、まずはそこをチェックするアタクシ。

ぬか床に沈められそうな野菜があったら、速攻カゴに入れる。

見切品以外の野菜もチェック入れて、安い物が見つかり且つ「これは…」と思う野菜を見つけたら速攻買い物カゴへ放り込む。
アタクシの買い物事情なんて、いつもこんなモンなのでございます。

それにしてもこの間はオクラを塩もみした上で、ぬか床に丸1日沈めてみたのですが…この酷暑にオクラのぬか漬け。本当に救われた感あった。

ぬか漬けには当然向かない野菜であったのだけれども、モロヘイヤの見切品を軽く茹でてそれを冷奴にトッピングして食べてみた事もあった。
やっぱり冷奴やるなら、醤油必須。

塩・オリーブオイルだけでは物足りなかった。

けれどもこうして気付きを得て行く事で、自宅での粗食がより豊かになって行くのだな。と思わされている今日この頃でもあったりする。

因みにあからさまにぬか床が酸っぱくなってしまったモノならば、食用の重曹を小さじ1杯程投下。からの底から全体に渡って掻き混ぜ。
冷蔵庫にて保管していれど酸っぱくなる。って、何なんだよ。俺の体質?

けれどもウチの母親が最早認知症になり、そしてこれ以上共に同じ屋根の下で同居する。と云う事が難しくなって行っている今。

改めてウチの母親の偉大さ(そりゃあ自分勝手な毒親ではあったが、まあ陰占図に特殊干支だの付いてた事もあって結果不器用だったのかもしれない)を思わされてもいる訳で。

ウチの母親がぬか床を管理している姿をアタクシが幼い頃に見ていなかったら、今のアタクシはいないのかもしれない。とすら思う。

そしてウチの母親には、改めて感謝している。

同居が出来なくなってしまいそうだが、アタクシは自分の住む近くに母親を預けた状態でマメに逢いに行く。
そんな今後を希望している訳でもあるのだけれども。

けれどもそんな生活も、叶えられつつある。
本当、アタクシを産んでくれた両親には感謝しかない。

ウチの母親が元気になった所で、ぬか床を昔管理していた時の事を訊いてみたい。と思っている今なのだけれども…恐らくウチの母親は答えられそうな気がする。

昔の思い出話をベースに年運天冲殺が始まったと共に終末期に入ったであろうウチの母親へ、最期の親孝行が出来たら。

ぬか床を今アタクシ自身が独り管理している事で、そう思わされている今日この頃です。

湿っぽいテキストで、ゴメンなさい皆様。

いただきましたサポートはアタクシが応援したい所へと寄付なり何なりして、絶えず経済を回して行く所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。