インスタグラム運用で見るべき指標とは何か【インドネシア語SNS運用】
SNS運用担当の坂本です。あっという間に年末ですね。
さて、12月のKepoJepangのSNS運用の目標は、"インスタグラム上でフォロワーさんとのインタラクション増加で生じる変化を検証する"でした。結論からいって、特段大きな変化はありませんでしたが、12月中に上述の目標を据えてインスタグラム運用をしてきた中で改めて考えたことを今回は書いていきたいと思います。
インスタグラム運用をする中でみえてきたこと
1.コメントの返信
返信は、ユーザーとの親密度を高めるための重要な要素の一つであるため、KepoJepangのアカウントでは、基本的にほぼ全てのコメントに返信をするようにしています。過去、アカウントを始めたばかりの頃は新しさからかコメント欄が賑わっていましたが、最近は落ち着いています。正直日本語コンテンツはコメントがしづらいコンテンツだと思っています。学習系のコンテンツは、集中してみないと質問やコメントも思い浮かぶのが難しいのかなと。
ただ、コメント数が少ないことによる弊害についても考えています。タイムライン上で上位に表示される投稿は、フォロワーさんが興味関心を持っていると思われるコンテンツです。このランク付けにおいて重要な要素の内の一つといわれているのが滞在時間、コメント、いいね数、保存数、プロフィールタップの5つのインタラクションです。
(参照:【2021年最新】Instagramのアルゴリズムを理解しよう)
この内の一つコメント数が少ないことは、ランク付けにおいてマイナス要素の一つになってしまいます。上述の通り、日本語コンテンツはコメントがしづらいコンテンツであるとは思いますが、その中でもコメント数を増やせるような取組を考えていく必要があると感じました。インドネシア人は日本人と比べても、気軽にコメントをしてくれる率は高いように思いますので、その点を上手く生かして、キャプションの部分の文言などで上手く工夫していきたいと考えています。
2.保存数の多さが与える影響
フォロワーさんの意見を基に新規コンテンツとして、観光コンテンツの投稿を始めました。投稿はリールで、1分の動画を投稿しています。撮影技術、編集技術はまだまだなので、よりよい動画を作成できるよう継続して取り組むつもりです。
今回、注目して見ていきたいのが、保存数です。先述の通り、既存のフォロワーさんのタイムラインで上位に表示される、もしくは発見タブで新規のフォロワーさんに見つけてもらうのに必要なインタラクションの一つとして、保存数があります。保存数が多ければ多いほど、ユーザーにとってより有益な情報と見なされ、上位に表示される確率が高まるという訳です。
さて、KepoJepangで投稿している最近のコンテンツのいいね数と保存数を比較してみると下記の通りになります。
いいね数:日本語コンテンツ<観光コンテンツ<1枚写真投稿
保存数:日本語コンテンツ>1枚写真投稿>観光コンテンツ
いいね数が多ければ保存数も多いという訳ではないんです。
これは公式に発信されている情報ではありませんが、これまで運用している中で私が推測していることとして、保存数が多いコンテンツは、発見タブに表示される率が高くなるのでは、と考えています。保存数が多い=有益なコンテンツとみなされ、発見タブから新規のフォロワーさんにも届きやすくなるのではないかと。
一方いいね数が多いのは、既存のフォロワーさんにしっかりと届いてることを示す一つの数値となるので、既存顧客とのエンゲージメントを図る上でこちらも重要な指標と言えます。
フォロワーを増やすことが最終目的では無い
どうしてもインスタグラムやTwitterなどのSNSを運用していると、数字が1番に目に入ります。いいねの数、保存数、コメント数、リーチ数、そしてフォロワー数。しかし、これらを増やしていくことばかりに囚われてしまうと、伸びが鈍化してしまったときに一気にモチベーションが下がってしまいます。そもそもSNSを運用する1番の目的は数稼ぎではなく、その先の大きな目標のためですよね。
KepoJepangでは、「日本にいるインドネシア人の役に立つ」という大きな目標を据え、今現在フォローしてくださっているフォロワーさんを大切に、どれだけ有益なコンテンツを届けていけるかを最重要視しています。その一方でKepoJepangのSNSでは、「日本に関心のあるユーザーの入り口を増やすきっかけになる」という目標も置いており、その意味では、新規のユーザーにKepoJepangの存在を認知してもらうことも大切です。したがって、フォロワーの増加という目標も勿論切り離せない部分ではあるのですが、、そこにこだわりすぎず、楽しみながら来年も投稿を続けていきたいと考えています。
来年も何卒KepoJepangをよろしくお願いいたします。良いお年を!
執筆:坂本絢悠
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