大学4回生 12月 内定ゼロ・4年付き合った彼女にも振られた絶望からの逆転劇

こんにちは。このnoteを見ていただきありがとうございます!

私は、今24歳(25歳になる年)、大学卒業して3年目のWebマーケティングの会社に所属しながら、Webの仕事を個人でもやっているけんやと言います。

11月になると毎年フラッシュバックのように蘇る出来事があったので、この経験を今就活とかで「人生辛い・・」と思っている人にも届けられたらと思いnoteを初めて書いてみます。

拙い文章ではありますが、

  • 今就活で内定がなくてもう諦めている大学生4回生

  • コロナでまともに在学中の成功体験ができていなくて来年の就活が不安な大学生

  • 失恋して人生の絶望くらいにいる人

  • このままの人生でいいのかなー

と不安や絶望を感じている方に、まさに自分も同じ状況だったので励みになればと思うので、是非最後まで読んでみてください。

そのフラッシュバックする出来事。
それが、タイトルにもあった「大学4回生 11月 まだ内定ゼロ・4年付き合った彼女にも振られた絶望」です。

自己紹介

まず、お前だれやねん!という所からご説明をします。
冒頭でも少し触れましたが、大学卒業して3年目のWebマーケティングの会社に所属しながら、Webの仕事を個人でもやっているけんやといいます。

今は、Webのスキルをもとにそれなりにお仕事をいただきながら、本業と副業を両方頑張っていてある程度今の生活には満足している状態です。

しかし、高校生まではまず何の特徴もないような高校生でした。
陸上をやっていた時もありましたが、大きな結果を出したわけでもなく、勉強のほうでも神戸大学とかを目指していまいしたが、センターで滑って失敗。立命館大学にはなんとか入ることができましたというような経歴です。

大学入ってからは、よくいる普通の大学生で、大学とアルバイトをひたすら繰り返す日々。「資格取得を将来のために!」などと言いながら、かなり何かを打ち込んで勉強をしていたわけではなく、本当に普通大学生です。

幸いにも当時付き合っていた彼女がいたので、大学、アルバイト、恋愛とそれなりに充実していました。でも本当にこれを繰り返すだけの大学生活です。

就職活動までは・・・。

自分の性格的なところも後々話の伏線に繋がってくるので説明しておくと、真面目、かなりの一匹狼気質、そして戦いや面倒事を避けて生きているようなタイプです。

人と関わるのが面倒と思ってしまう問題児です。その気質は小学生の頃からあり、なるべく人と関わるチームプレイみたいなものはしたくないと思っているので、個人競技の陸上部を選んだり、塾選びもなるべく一人ですべて進められる東進にいかせてもらってました。

行動の基準がすべて自分に裁量があるのかどうかなのです。大学のときはあまり深く考えていませんでしたが、今になって分かる感じです。

自己紹介はここまでにしておいて、ここからは次の章で書いていきます。

憲治郎 立志編

鬼滅の刃のストーリー風にいうと「鬼滅の刃 ~竈門炭治郎 立志編」という部分から説明していきます。要は、炭治郎が鬼退治をする始めるまでのストーリーを描いたパートになぞらえて、自分の何もなさすぎる大学生活のどん底からの盛り返すところです。ちなみに、けんやのけんは「憲」です。

就職活動が始まりどん底へ突入の巻

大学3回生の終わりのほうになってくると、周りが就職活動をはじめ、髪色も服も「腹」も黒くなっていきます。

そろそろ自分も動き出さないと、とは思っていても将来何もしたいことが思い浮かばず、就職活動も周りがやっていたから流されてはじめたような感じです。

とにかく自分でも何かやらないとと思い、プログラミングでも勉強しようかと思い、Progate(プロゲート)というプログラミング勉強をWeb上でできるものがあったのでそこでコーディングなどを少し勉強して、それを履歴書や自己PRの武器にしようと思っていました。そこで、IT系・Web系の就活をはじめたのですが、ここで気づきました。

「さすが、プログラミングかじっているだけでは意味ない。(特にWeb系では)自分、大学生のとき頑張ってきたこと何もなくない?」

ということに。

今思えば、新卒採用はポテンシャル採用のケースが多いので、スキルがないことは何の問題もないのですが(逆にスキルが有れば無双します)、頑張ってきた経験がないから、面接でPRできることが本当にない。

結果、就活はとことん失敗。当時は自己肯定感もあまりなかったので、自身のなさが面接などでも伝わっているのか全然通りませんでした。

最終7月か8月頃になって、1社内定をもらいました。エンジニア派遣、いわゆるSESですね。ただそこは一次面接がいきなりの社長が出てきて、即合格みたいな。まさに「一回行ったらわかるブラックなやつやん」という感じの企業様でした。

当時の自分のなかでは、面接は少なくても2,3回はやるものでしょ?というイメージが合ったので、不安は有りましたが、内定はもらったからいいか。という感じで就活を疑問を抱えたまま一回終わりました。

なんというクズっぷり。と今になっては殴ってやりたいような就活生でした。

そんなこんなで内定1つはあるけど、心に不安がある状態で12月を迎えます。

内定先の会社で社内の仕事を見学する機会が何度かあり、ここにいると絶対ダメだ。成長しないまま、やばい20代を過ごしてしまう。そんな危機感を感じました。

SESというのは、エンジニアを派遣するような形態で、IT業界でもかなり場所によれば闇が深いような業界的な特徴があるようなところです。

例を上げるとすると、まだプログラミング初心者です!資格取り立てです!みたいな人を経験年数3年です。みたいな感じで経歴を盛って現場に派遣させたりするような会社もあるようです。

そうなると派遣先でどんな気持ちになるかは想像つきますよね。

派遣先の期待値は高いのに、自分にはなんのスキルもない状態。ストレスを掛けられて病んで辞めてしまうということも聞くいた話によると多いようです。

さらに、ヘルプデスクという現場に出ているエンジニアさんから質問が来たら対応するというような新卒や若い人が絶対やるべきではない仕事をやるなど、キャリアに繋がらない経験を積むことも多いようで、長い目でみたときに絶対自分にとってはマイナスになるのではないか。というような仕事もありました。

もちろん、自分の行動次第ではのし上がることはできたと思います。

ただ当時の自分にはそういうことはできなかったです。なので、その内定は辞退しました。

ここで「大学4回生12月時点  内定ゼロ」というブランドが出来上がりました。

この時点で心理的な焦りはかなり募っていました。

内定辞退〜4年弱付き合った彼女に振られるの巻

そこでさらなる事件が。

高校生の終わりから4年弱付き合っていた彼女に振られるという事件です。

理由はチリツモで色々あったと思うのですが、4年近く付き合っていて、当時物凄く大切な人だったので、とにかく別れたという事実にしばらく病み続けていました。

ここで内定ゼロ・失恋でノックアウトされた状態という人生で一番病んだのではないかくらい余裕は全く有りませんでした。

しかし、ここから復活していきます。

堀江貴文さんの著書「ゼロ ~なにもない自分に小さなイチを足していく~」を読む


そのときに立命館大学の図書館にてこの本を見つけて、今の自分に置き換えて読んで危機を脱出していきます。この本は、堀江貴文さんはいぜんライブドア事件で逮捕されてから立ち上がるストーリーや考え方がたくさん書かれているような書籍です。

落ち込んでいる人には是非読んで欲しい1冊。
一応リンクを載せておきます。↓

オーディオブック版↓


いまから振り返れば大したことでもないかもしれませんが、当時は一大事でした。この本を読んで自己啓発に興味を持つようになりました。

迫佑樹さんをSNSで見つける

そこから、迫佑樹さんという私の1つ年上で自分の母校である立命館大学を途中で辞められ、起業をしている方をSNSで拝見しました。

自分と同じ立命館大学に在学されていて年代もほぼ同じということも有り、迫さんの情報発信を定期的にチェックしていました。この方です。

迫さんの考え方は、自分にまずは自己投資として、スキルを身に着け、そのスキルを身に着けて個人でお金を稼いでいくことはできますよ。という趣旨の発信をされていました。要は、5万円で頭に対して投資をしてスキルを身につける→そのスキルをもとに10万円を稼ぐ→10万円を元手に→20万円を稼いでいけるようになっていければいいんだよ。ということです。

その考え方が当時の自分には全くなく、「よし、まずは自己投資をしよう」と決意。

そこで、MovieHacksという動画編集の学習サービスを販売されておられていたので、そこで動画編集はこれから需要がありそうだし、大学の出し物とかでも編集ができる人はかっこいいなと思っていたので、動画編集をやろうと決めました。

たしか銀行残高は12万くらいあったような気がする。

MovieHacksがたしか6.9万くらいでした。

(本当にいけるかな・・)

(なかなかの大金だし・・)

(まあ、いいや、失うものもあまりないし、、やるしかない)

という思いで、購入の最終確認のボタンをポチと。

ああ、もうやるしかない!!

という状態になり、そこからは動画編集の学習教材MovieHacksを徹底的に隅から隅まで視聴して、1週間ほどで動画編集スキルを身に着けました。

そこからクラウドソーシングサイト、クラウドワークスというサービスに登録して、仕事をいただきました。

動画編集を身に着けて仕事獲得まで2週間という驚異的なスピードで仕事獲得まで繋げられました。

ただ、ここで驚愕の事態に直面します・・


動画編集の単価低すぎる問題


クラウドソーシングでお仕事を頂いたのですが、単価は3000円でした。そこからクラウドワークスの利用料で単価を差し引かれ、利益は2500円ほど。

そこに対してかけた時間がものすごかったです。

初めての実案件での編集作業に20時間くらいかけたでしょうか?

時給なんと125円!!!!

そこから修正作業発生していたので、時給100円を切っていたと思います。

「動画編集無理ゲーやん」という状態。「アルバイトのほうがまだ稼げるやん」

ここでできる対策は2つ。作業効率を上げる。単価の高い仕事を受ける。これをやるにはどうしたら良いのかとひたすら考えました。

単価を上げるにはどうしたら良いのか?

そこで、「オフライン営業」という言葉を知ります。要は、クラウドソーシングサイトではなく、リアルの世界で営業する。社会に出たことがなかった自分にはそれが本来の営業であるように思うのですが、オフラインで営業をしようと思い、経営者が集める異業種交流会に出向きます。


動画編集でオフライン営業初受注


大阪の心斎橋であった異業種交流会でした。

そこで動画編集の仕事をいただくことができました。

当時動画編集に加えて、アニメーション動画の制作も身につけていたので、自分のアニメーション動画のポートフォリオを見せると、ちょうど新しいサービスを開発していたから、そこの紹介のアニメーション動画作ってよ。ということでお仕事を頂きます。

そこで単価は2万くらいでどうでしょうか?と伝えると、え、もっと出すよ。と。

なんと10万円でお仕事を発注していただきました。1本目に満足してくださって、2本発注してくれたので、合計20万円分のお仕事をいただきました。

そこで時給が5000円~6000円くらいでした。

「こんな世界があるのか?!?!?」


時給5000円ってやばくない!?


戦略を変えるだけで、こんな世界があるということを知り、今までの自分の視野の狭さ、自営業としての働き方への憧れなどいろいろなものが湧いてきました。

動画の仕事を通して分かったマーケティングの重要性と再就活

動画編集の仕事を個人でやっていくことで、動画はあくまで売上をあげるための手段でしかないことに気づきます。

動画を発注する人はなぜ動画を発注しているのかというと、消費者や見込み顧客に対して、自分のサービスについてわかりやすく伝えることで、魅力を知ってもらい最終購買してもらうために発注します。

YouTube 動画の編集であれば、YouTube の広告収益を得て稼いでいきたいというお客様のニーズがあったりします。

そこには、最終「売上・利益」ということが重要な指標になります。

少しむずかしい話かもしれませんが、動画編集を通して売上が上がらないと結局動画を作っても意味はないんです。

ただ、当時の自分には動画編集というスキルがあっても、実際に売上を上げるための動画は作ることができませんでした。相手の事業展開のなかでどこに動画を組み込むのかどうかという所を理解しないと、相手(クライアント・お客様)の売上を上げる事ができないので、このスキルって価値が薄いなということに気づきました。

そこで、今自分が学ぶべきことは「マーケティング」だということに気づきました。

ここで、ようやく自分のの将来の方向性・やるべきことが見えてきました。就職活動のときは、特に自己PRしたいことや具体的な志望理由は取ってつけたようなものしか伝えることができませんでしたが、今はマーケティングを学ぶべき理由が明確にできました。

この経験をもとにWebマーケティングを学ぶことができる会社を中心に探し始めます。

この時点で、大学4回生2月頃になっていました。

そこで2社くらいまだ新卒の応募をしていた会社があったので、2社それぞれに書類を出して、両方通過・一次面接も通過という今までは落ちていたところをすらっと通過することができました。

大学4回生の3月頃内定をいただき給料もそれなりに高い会社に入ることができ、かなりギリギリだったけど、なんとか就活を終えることができました。

まとめ


よくこの話を大学生やこれから自分で仕事を頑張っていきたいという方に直接お会いした方に伝える機会もあるのですが、けっこう感謝されることが多いので、記事にしてまとめてみました。

大学4回生の終わりまで特に何かに打ち込むわけでもなく、適当に生きていましたが、大学4回生の終わりにして、当時付き合っていた彼女に振られてからは、わずか2,3ヶ月でかなり成功体験を積むことができました。

・動画編集、アニメーション動画制作スキルの習得
・自分で仕事をとってくるという経験
・時給5,6000円という経験
・今後の習得するべきこと
・自営業/経営者を目指すきっかけ
・Webマーケティング会社への就職

大切な物は失いましたが、その代償として得られたのはまじで大きすぎました。

どん底に落ちた理由は、人それぞれあると思いますが、そこの辛い思いの受け止め方によってはチャンスです。

この経験を通して本当に学んだのは、人生が変わる経験は強烈な負の感情ということです。

どんな成功者をみていても、逮捕されたり、昔物凄く貧しい家庭で暮らしていたり、仲間に裏切られたり、虐められていたり、そういう経験をしている人が今までお会いした方や本で読む方ではほとんどです。

強烈な負の感情は個人的には最強だと思います。

負の感情がないという方の場合は、絶対にこんな人生おくりたいというものを想像したり、過去に味わったトラウマを思い出すなど自分に対してドSにになってみてください。


今回のnoteでは、就職活動で今苦戦している方や転職したい、今のままで良いのかなと思っている方は特に、何か行動を起こすきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

私の人生を変えてくれた堀江貴文さんの著書と迫さんのMovieHacksのおかげで今の自分は間違いなくあると思います。

もし、何からはじめたら良いのかわからない方は、まずはこの2点を読んでみたり、実際に購入して自己投資としてやってみてください。

とはいえ、自己投資の対象は他にも色々あります。

ホームページ制作・LINE構築代行・Web広告運用・インスタグラム運用・デザインなどWebやSNSを活用したお仕事はいまかなり熱いです。

私自身、今もWebマーケティング会社に所属しているので、Webを使った仕事ってどんなものなのか?上記にあげたものは幅広く経験しているのでそれなりに話せます。

興味があれば是非ご連絡ください。以下のTwitterのリンクからDMください。

https://twitter.com/kenya_web_


また、もし今回の記事のなかのMovieHacksや堀江貴文さんの著書を購入してくださった方がいましたら、1時間の就職や転職のアドバイスやWebの副業のすすめかたなど相談のお時間を設けさせていただくので、ご連絡ください。






それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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