『忍者』が倭の国ニッポンの地方創生を救う!?
どうも、毎日note更新しているKenyaです。
『地方創生』という言葉を耳にする機会がここ数年で多くなった。
この言葉と必ずセットとして取り上げられるニュースで
『東京一極集中』や『人口減少』が挙げられる。
簡潔に言うと、東京などの都市部にたくさん人が集まり、田舎に人がいなくなる。
なので、都会と田舎の経済格差がどんどん大きくなる。
この問題に対し政府も警鐘を鳴らし、様々な政策とともに対応している。
政府や自治体が多方面な角度からこの問題に取り組んでいます。
その中でも今回のnoteでは『観光』にフォーカスを当てて、観光がどう地方創生に貢献しているか実体験も踏まえて説明していきます。
(一応観光を専攻しているので、それなりの内容が書けると思います笑)
結論を先に言います。
地方創生を成功させるためには、外国人観光客をいかに地方に呼び込めるかが重要です。
観光の力が地域にもたらす3つのメリット
観光が地域にもたらすメリットは様々ありますが、どのようなことが挙げられか3つほど紹介します。
①売り上げ・利益の増加
まず一番大きなメリットは地域の収益が増えることです。
東京などの都会に人が流れていくと、地方の人口が減るのは当たり前です。
つまり、消費人口が減少するので地方の収入も同様に減少します。
地方観光のおかげで一定数の人の流れを確保できるので、交流人口が増えて飲食業や宿泊業の需要が高まります。
すると地域の人を雇用して商売ができて、経済がうまく回っていき、地方の永続的な成長に繋げることができます。
②景観、伝統文化の保全
東京や大阪は観光地としてもちろん人気です。都会の観光を楽しむことができます。
一方で地方の観光では、自然の景観を楽しんだり伝統文化を経験したりする観光が主な観光スタイルです。
例えば、屋久杉や知床などは圧倒的な自然美が観光客を寄せ付けます。
普段なら訪れない地方にも人が集まることで地方の存続が保たれています。
観光資源が地方創生に大きな一役を買っていることは間違い無いでしょう。
③社会インフラの整備
地方や田舎と聞くと何もない場所というイメージがあるかもしれません。
観光で交流人口が増えるのを機に事業者が新しいショッピングモールやレジャーの建設に着手する機会が増えます。
すると周りの道路が整備されるなど、利便性が高まります。
これは観光客のみならず地域住民にとっても生活の質を高めることになります。
上記のように観光という一つの観点から見た地方創生もあります。
次に実際に経験した、観光と地方創生です。
忍者がある地方を救う!?
みなさん、実は僕、忍者だったです! (コイツついに頭おかしくなったとか思わないで笑)
はい、いきなりこんなパワーワードで入って申し訳ないです。笑
忍者だったことは本当です。
と言うより、忍者になって地方創生のために尽力しました。
観光学を専攻するゼミに所属していて、その一環で三重県の名張市という場所で地方創生に励みました。
(ゼミ生と忍者だった頃の写真。笑)
忍者と名張市に何の関係性があるのかと疑問を持つと思います。
簡潔に言うと、戦国時代にこの地域にはたくさん忍者がいたと言われていて、その名残で今も忍者の町として知られています。
しかし、そんな名張市も現代の波には勝てず、人口減少が進んでいます。
出所:GD Freak
この推移を見ると、人口は減少しているが高齢者数はどんどん増加していくことが分かる。
典型的な地方問題の例だと言えるだろう。
そこで地方創生のために忍者にスポットライトが当てられました。
名張市では観光の一つで忍者体験ができるレジャーがあります。
非日常的な体験ができることもあり、名張市で忍者体験はすごく有名な観光として人気を得ています。
忍者になるためにわざわざ遠くから名張市まで足を運ぶ人もいます。
僕はその後も忍者インターンとして、地方創生の手助けを行なっていていました。
忍者インターンをしていると、たくさん外国人の観光客が忍者体験に来ていることに気がつきました。
その時、外国人も日本の地方創生の貢献に大きな力になることを知りました。
外国人観光客が地方創生のカギ
日本の人口が減少している一方で、訪日外客数は年々増加しています。
出所:インバウンドコト消費ラボ
上記のグラフの推移から見てとれるように、外国人観光客が日本に来る機会がこれからもっと増えるので、いかに彼らを地方の観光地に呼び込めるかが地方創生を成功させるカギになるのではないかと僕は思います。
先ほどの名張の例は、外国人を呼び込むことができる良いパターンです。
なぜなら、外国でも『ニンジャ』は知名度が高くアニメやマンガでも親しみがあり、自分も成りきりたいという思いを叶えてくれる観光スポットだからです。
他にも外国人に非日常を提供できる観光地やレジャーがあれば、地方創生を成功させられると思います。
これからも観光による地方創生に注目だ。
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