【おうちでフットサル①】 ~ ワンツー ~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
*無料で全文読めます。
ワンツー (壁パス、ウンドイス)
スペイン語ではPared(壁)と言われ、
スペイン人はほんとに壁に当てるかのように近い距離でワンツーすることが多いような気がします。
ワンツーの良いところは、
自分と対峙したDFに1回パスを出すことによってボールを見させることができること。
DFはボールの方を見るのが習性です。
意識していてもボールを目で追ってしまいます。
その隙にしっかりと背後を取る。というイメージを持ちましょう!
○ワンツーの出し手
(ワンツーのワンの選手)
*まずは、自分の行きたい縦のスペースに味方や相手が誰もいないことを確認する。
*自分のマーカーをできるだけギリギリまで引き付けてパスを出す。
(相手を釣りだしきれていない人が多い)
相手の身体が接触してくるくらい。
*近かったらダイレクト、遠かったら前を向いてボールをさらす態勢から釣り出してパスを出す。
ワンツーのパスを出したタイミングがスタート。
このタイミングでいかにDFが自分の近くにいるかが大切です!
距離があると、DFに対応されてしまいます。
相手に「奪える‼️」と思わせて飛び込ませるくらいの駆け引きが大切です!
○ワンツーの受け手
(ワンツーのツーの選手)
*タイミングとしては味方が相手を釣り出せたときにちょうど寄ってきているようなイメージ。
*多少自分のマークがついてきていてもインサイドで擦って浮き玉のパスで出す。(スペイン人の得意技)
*浮き玉だと味方が追い付く時間ができる。
・平行にサポートの場合→基本的にはダイレクト
味方が敵を引き付けきってパスを出している状態なのでなるべくはやくリターンして背後をとってあげる。
・段差をつけてサポートの場合→ツータッチ以上
段差にパスを出せるということは相手がそこまで食いついていない状態なので受け手は一回コントロールし、味方がそのまま抜けるのか止まってデュアリダの形でやり直すのかを判断。
自分のマーカーが甘かったらターンもできる。
早く出すことが大切なのではなくて味方がしっかりと背後を取れているか、DFがついてきていないかを認知することが大切。
だから、余裕があるのならツータッチしたほうが良いというのが僕の意見です。
~・~・~・~・~・~・~・~
説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境で実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに新しい風を吹かせていけたらと思います。
ありがとうございました。
Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。