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人に伝えるということ。 ~リハビリ生活⑥~

・リハビリ生活17~20週目

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Hola!Todos!!
(こんにちは、皆さん!)

僕がなぜいきなりこんなスペインかぶれみたいな挨拶で始めたかというと、

1つはスペインかぶれだからです。

そして、もう1つは待望の競技復帰の時が着実に近づいているからです!

なので、テンションも少し上がってしまいます。

といってもあと2ヶ月ほどですが。笑

最初は先にある復帰が全く見当もつかないような状態で苦しいリハビリ生活という感じでしたが、今は希望を持って生活できます。

以前登場した僕の担当のリハビリの先生(下のリンク参照)も、

「最初の段階で予想していた回復度合いよりもはるかに上回ってるよ」

と、言ってくれています。

「最初はほんとにどうなることかと思ったけどよく頑張ってるね。」

と。

でも、僕はただリハビリの場所へ通っているだけでその僕に対して毎回真摯に対応してくれている先生の協力があってこそです。

早く復帰してプレーしている姿を見せたいものです。

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(以下リンク)
リハビリの先生の話。 ~一生懸命な姿に心を動かされる~ リハビリ生活②|Kenya "Taka"hashi @kenya_FF #note https://note.com/kenya_ff/n/n81f446d7ccfd

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現在はボールも少し蹴れるようになり、まだ早い動きはできないですが動作のトレーニングをしています!

もう少し!でも、焦らず!

日頃のリハビリ&筋トレで筋肉もだんだん戻ってきました!

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"人に伝えるということ。"

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僕は現在サッカーのスクールのコーチをしているので、子供たちにサッカーを"教える"立場にあります。

先生やスポーツのコーチはもちろん子供にたくさんのことを伝えていかなければならない。

また、会社や学校の先輩という立場でも後輩に対して何かを伝えなければならない立場にいます。

誰しもが誰かに対して仕事のやり方やスポーツのやり方やあるいは人生の教訓を伝えるという機会は必ず持ったことがあると思います。

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「あなたはそこで何を伝えられますか?」

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よくいますよね。

口だけ達者で自分は何もしない先輩とか、

理想ばっか言って無責任&理不尽な人とか、、

今までの皆さんの人生で必ず一人はこういう人に出会ったことがあると思います。

そういう人に言われると大抵言われた人は

「何言ってんだこいつは。」

となります。

僕もそういう人に出会ったことはありますが、

「こういう大人にはなりたくない。」

と反面教師にして終わりでした。

そういうキャラクターを敢えて演じ、嫌われ役を買って出ているのなら物凄い人格者ですが、、

大抵前者のパターンです。

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一方で僕は、誰かに何かを伝える時には、

その人の
"心"と"人生"を動かせるような
存在でありたい。

と、思っています。

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How to 、知識、情報。

これらのものは今や誰でも、誰からでも手にすることができます。

教えてくれるのが先生やコーチじゃなくても、スマホで調べたり、本を読んだり、YouTubeからでも同じです。

じゃあ、"人"が伝えられるものは何かというと

「経験」

です。

その人の経験から出る言葉とは、

生きた言葉であり、血の通った言葉です。

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例えば、会社の先輩がいたとして、仕事終わりに飲みに連れてってくれて自分の新入社員時代のことを話してくれたりして

「お前も昔の俺と同じだ、まだこれからだよ。」

と言ってくれたとします。

これは経験からくる"生きた言葉"です。

でも、そこにはもう1つ大切な点があります。

それは、先輩の"今"の姿です。

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新人の頃は何もできなかったけど今は頼られる良い上司。

なのか、

新人の頃は何もできなかったけど今は上手くのらりくらりやってる上司。

なのかでその言葉の重みは変わります。

経験を語ることはとても大事。

だけど、その上に今の自分が立てていなければ戯言で終わります。

経験を美化したり、

それにすがるのではなくて、

その上に立ち、進み続ける。

自分の"今"の姿で示していく。

そうでないと意味がないのです。

だからこそ、経験は"生きた言葉"であり、いつでもその言葉が死んでしまう可能性もあるのです。

だから、真の意味で人に何かを伝えるというのは誰でもできることではありません。

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僕は、サッカーのコーチでもそうだし、普段周りにいる後輩とか知り合いにも自分の経験をよく話します。

失敗やコンプレックスのようなものも含めて包み隠さず。

もちろん、自分が傷つくこともあるし、恥ずかしさもあるのだけれど僕が本当に見てほしいのは

その経験の上に立っている
今の自分。

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どうやって乗り越えたのか

何を信じてやってきたのか

何を考えているのか

それは今の自分にしか示せないことです。

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そこで相手が何を感じるかは分からないけど、少しでも

「自分も頑張ろう」

「こんな人がいるのか」

と思って、自分の人生の中で何かを起こすきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

おせっかいかもしれないけれど、

自分に関わる人の人生にも

何か良い影響を与えちゃうような人間でいたい。

何かを伝えたい。

そういう人間でありたいと思えば思うほど、

まずは自分が自分の人生をしっかり生きよう。

と、思えるのです。

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そもそも自分が去年の5月から

noteを書き始めたのも、

令和になったから何か始めようかな、

スペインにいるからその体験を書こうかな、

という漠然とした気持ちで始め、今に至りますが、

ここに来てnoteを書いていく意味を

見つけられた気がします。

自分の行動や"今"の姿が、
僕の書き続けているnoteが、
誰かの心や人生を
動かしているかもしれないという
ただ、それだけの想いで
僕はこれからも続けていきます。

Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。