【おうちでフットサル⑤】~コントロールオリエンタード ~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
コントロールオリエンタード
Control Orientado
オリエンタードとはスペイン語で"方向付けされた"という意味です。
つまり、コントロールオリエンタードとは、分かりやすく説明するならばファーストタッチで方向をつけてコントロールすることを言います。
コントロールして、DFに潰されてしまうことが多くて悩んでいる人にはぜひ身につけてほしい!
相手の寄せが早いならそのエネルギーを利用して入れ替わることができる。
相手のプレッシャーを把握し、正しい方向へコントロールすることがポイントです。
スペインの選手が上手いのは相手に捕まらないことです。
早く寄せてくるならコントロールで外す。
来ないなら止まる。
1つ先を見て常にプレーができているからこそ手詰まりの状況を事前に防ぐことができます。
皆さんも"1つ先を見てプレーできる選手"になれるように意識していきましょう!
動画の中に第3回でやったアラコルタも出て来ますね!
○正面へのコントロール
相手が激しくプレッシャーをかけてくる場面。
(マーカーのDFの心理としてはボールの移動中に一気に自分のところへ距離を詰めようとしてくる。)
┗ ボールを受ける前の準備
*身体の向きをボールも相手も見える方向に作る。
*相手がプレスに来ることを察知する。
┗ 自分のいたゾーンから出る
*パスが出た瞬間、自分がいたゾーンから出てボールを迎えに行く。
(そうすることにより相手のプレッシャーの目的地からズレることができる。)
*真っ直ぐ正面に足の裏でコントロールする。
*相手の背後に入り抜き去る。
次の判断へ。
○横、または斜めへのコントロール
*コントロールでボールの方向を変え、相手を外す。
┗相手に察知させない立ち方と方向の変化
*ボールを受ける前に相手を横目(間接視野)で認知する。
(DFは自分が見えてないと思っている。)
*コントロールで方向を変えて突破するイメージをすでに持つが相手に察知させないようにボールの方に身体を向けて立つ。
(足元で止めるような素振りで待つことでDFはトラップの瞬間に飛び込もうとしてくる。)
*ボールが足元に来た瞬間、急激に方向を変えてコントロールする。
シュートへ。
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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境で実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。
ありがとうございました。
Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。