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コーヒーの持つ力=健康や美しさを呼び起こす=

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新しいスポーツドリンク・・・

抗酸化物質の最大の供給源・・・

最高のコストパフォーマンスを
発揮する飲み物・・・

スーパーフード中のスーパーフード・・・

味覚のさらなる境地を求めている
食通たちが舌鼓をうつ・・・

人生が変わる飲み物・・・

手軽にとれるスーパーフード・・・

世界で水の次によく飲まれている・・・

皆様、初めまして、KENYAです。


このnoteは、
これまで18年間コーヒー業界に従事し培った
経験や知識、
そのノウハウをまとめたものです。

よくコーヒー(カフェイン)は悪いもの、
悪い飲み物にされることがありますが、
それは大きな間違いです。
冒頭で書いたように、
「コーヒー」という飲み物は、
私たちの生活に(身体に)
大きな恩恵を与えてくれる
素晴らしい飲み物です。
是非、このnoteを通し、 
皆さんにそれを理解していただき、
「コーヒーを味わうこと」が
今後の素敵なライフスタイルの
1つにつながれば幸いです。

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コーヒーの
クロロゲン酸(CGA)の効果①


■カフェインの興奮作用を防ぐ
 イライラや心拍数の上昇、
 不安感を軽減してくれる

■炎症を軽減する、
 炎症から進展する病気を防ぐ。
 =がん、骨関節炎、糖尿病、 
  自己免疫疾患、パーキンソン病、
  アルツハイマー病の発症を未然に防ぐ

どうして抗炎症作用があるのか?

クロロゲン酸は
抗炎症エイコサノイド
(善玉のエイコサノイド=炎症と痛みを和らげる働きをもつ)のレベルを上げて、
炎症を沈静化してくれる為。

コーヒーの
クロロゲン酸(CGA)の効果②


コーヒーを飲む人は、
コーヒーを全く飲まない人に比べ
1日2~3杯飲む人は12%  
   4~5杯で同じく12%  
     6~7杯で16%  
     8杯で14%  死亡率は減少。
イギリスバイオバンク研究機関調べ 
平均57歳の男女50万人以上のデータ解析結果より

一日数杯のコーヒーを飲むことで、
死亡リスクが女性で15%、
男性で10%も低くなる
ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン

この効果の理由は
コーヒーに含まれるポリフェノールの1種
「クロロゲン酸」
これの強い抗酸化作用が
影響していると考えられている。
目覚めに1杯、ランチ後に1杯
(オイルカット効果/消化作用を期待)
ブレイクタイムに1杯。 
これだけで12%死亡率が下がるというわけ。
しかし加糖はNG!加えて飲む量が、
カフェインの耐性が弱い方もいる為、
飲みすぎは注意。

EFSA(欧州食品安全機関)は
健康に支障のない望ましいカフェイン摂取量を
1日400gを上限としている。
目安は3~5杯
缶コーヒーやペットボトルなどの
インスタントもNG。
添加物や香料が使用されているケースが
大半なため。

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コーヒーの 
クロロゲン酸(CGA)の効果③


■血糖値をさげる
1.インスリン感受性を高める、
  インスリンが体内で
  よく動けるように助ける為、少なくてすむ。
2.血糖の掃除をする(腸での糖分吸収を減らす)
3.糖の生産を遅らせる
 (肝臓内での生産を遅らせる)
Ex)
カップ一杯に相当する250ml以上のコーヒーを飲む人は、飲まない人よりも
糖尿病になる割合が、54%少ない
ギリシャ アテネ 3万人以上の
男女対象の10年以上の追跡調査

レギュラーコーヒー2杯を食事に加えるごとに、
糖尿病になる確率が12%減少
2014年中国の研究より


コーヒーの成分の中で、
糖尿病と闘ってくれるのは、
クロロゲン酸だけでなく、
カフェストール(脂肪の一種)は、
インスリンの感受性を高め、
グルコースの取り込みを促してくれます。
つまり、糖尿病の予防と治療に有効。
※カフェストールは摂取しすぎると、
コレステロールを増やすため、
注意が必要。また抽出方法でも変化がある。

コーヒーのオイル  
=コーヒーオイルが乾燥を防ぐ?=


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ペーパーフィルターを使用しない抽出方法で
コーヒーを淹れると、表面がクリーンではなく
やや油がういているような状態になる。
このオイルは、コーヒーのおいしい成分
(香り/風味が詰まっている部分)。

ペーパーフィルターだと
このオイル分を吸われてしまうため、
ペーパーを使用したコーヒーには
こういったオイルは浮いてきません
※ペーパー使用のコーヒーがクリーンで
軽快な味わいの秘密はこれにも関係しています。

金属フィルターを使用したり
プランジャータイプのコーヒープレスは
しっかりオイル分まで抽出してくれます
2003年度ノーベル化学賞で
機能性たんぱく質の一つである
「3型アクポリン AQP3」が
肌の水路になっていることが発見されました

このたんぱく質が減少すると乾燥肌になる!
このことからヒト皮膚から採取した
ケラチン細胞を
コーヒーオイルを加えた試験管で
培養したところ、
AQP3遺伝子が発現することが解明されました。
つまりオイルに含まれる「ジテルペン類」が
有効成分として考えられたのです!
この論文は未発表ながらその有効成分に
期待が高まっているのは

間違いない。

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エスプレッソか?
ドリップコーヒーか?
「いれ方」について。


コーヒーの加工方法やいれ方は
風味の違いだけでなく効果に違いを
生むことがある。

ペーパーフィルターは
LDLコレステロール(悪玉)の血中濃度を
上げる作用のある「カフェストール」と呼ばれる物質を吸収してくれます。
しかしフレンチプレスでいれたコーヒーや
煮出したコーヒーは、
コーヒー豆に含まれるカフェストールの
ほとんどがカップ入ってしまいます。
※金属フィルターで抽出したコーヒーという事。
これで考えるとペーパーフィルターを使用して
抽出したコーヒーのほうが
より健康効果は高いといえる。
全ページの効果を加味すると、
1日半分半分、ペーパーレス、
ペーパーを使用したコーヒーと分けて摂取が、
コーヒーの恩恵は
大いに受けることが可能となる。


コーヒーの実の更なる可能性について


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■生豆

私たちは酸素を取り入れて生きています
ということは活性酸素が影響する
「酸化」というストレスから
逃れることは出来ません。
それはしょがないことです。
そのため抗酸化作用をもつものを摂取し
老化/病気を少しでも防ごうとして
注目されたのが「ポリフェノール」
実はコーヒーにもポリフェノールは
含まれており
(クロロゲン酸と書いたほうが分かりやすいかもしれません)
身体への吸収がよく、
酸化ストレスを 
効果的に取り除くともいわれています。
しかし、
実は熱に弱くつまりコーヒーに欠かせない焙煎(ロースト)により、
かなりが失われてしまうのです!
そこで登場してきたのが
コーヒーの生豆から採取したエキス

このエキスを加えることで
コーヒー本来の風味とともに
健康効果を摂取する!
過去、某コーヒーチェーンで販売していましたね「リフレッシャーズ」。
生豆のエキスが入っていました 。


■コーヒーチェリー
コーヒーは、ポリフェノールが豊富で、
強い紫外線から自らの身を守るための
「抗酸化パワー」を秘めています。
コーヒーと一般的に呼ばれる「飲料」は
種を使用しますが、
コーヒーチェリーと呼ばれる、
コーヒーの「皮」「果肉」ですが、
実はとんでもなく、
含まれる成分「抗酸化力」が、
ブルーベリーの40倍!、アサイーの15倍!
含まれていることが近年の研究により判明し、
「スーパーフルーツ」として注目。
ちなみに、
ドリンクやサプリも開発がすすんでいる。
コーヒー、まだまだ未知の領域がありそう

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コーヒーのダイエット効果

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■体の代謝率を上げる
 運動をしていない時でもより
 多くカロリーを消費出来る。
 運動中は尚更消費できる。
 ポイントは、「運動する1h前に摂取」すること
Ex)
1日1~3杯で75~100キロカロリーを
余分に消費する。
コーヒーの最大の利点は、
ワークアウトの効率を高める事。
中性脂肪を分解して、脂肪酸を解放、
燃料として使いやすくする。

■抗酸化物質の1つ「メラノイジン」
 消化器官に働き、
 余分な脂肪の吸収を減らす効果がある。
 Ex)イタリアでエスプレッソが根付いている
   理由の1つ(+利尿作用)
 腸の中では、脂肪の過酸化を防ぐ効果がある。
 Ex)
「コーヒーのポリフェノールの投与で
 体重増を防ぎ、腹部と肝臓にたまる脂肪を
 かなり減らすことが出来る」
 2010年 
 アメリカン ジャーナル オブ フィジオロジー


「痩せる!」ではなく
 自律神経を活性化する働きで
「太りにくい」体質にする。
 太りやすい=自律神経の働きが弱い

自律神経には2つ「交感神経」
(体重や体脂肪の量をコントロールする役割)「副交感神経」。
つまりこの交感神経が低下すると
「私は満腹である!」を感じずらくなる
=太りやすくなってしまう。

コーヒーにはこの自律神経を活発にする成分が
含まれているため太りにくくなる。
コーヒーには脂肪燃焼効果!もある。
Ex)
運動前にコーヒーを飲むと脂肪燃焼効果が高まるという結果
From 東京慈恵会医師大学 鈴木 政登教授

脂肪燃焼を高める効果を期待できる成分は
「カフェイン」
※ 参考 ラット実験
<カフェイン摂取なし/運動なし> 
・体重6%増・内臓脂肪8%増・皮下脂肪6%
<カフェイン摂取>         
 ・体重18%減・内臓脂肪37%減・
 皮下脂肪41%減
<カフェイン摂取/運動あり>  
 ・体重24%減・内臓脂肪60%減・
 皮下脂肪46%減 


ITALYでエスプレッソが
飲まれるようになったわけ=



ITALY料理といえば!?パスタとピザ
イタリア料理にはオリーブオイルがふんだんに
使用されている。
コーヒー(エスプレッソ)には「オイルカット」(消化を促す)な作用がある為、
パスタやピッツァを食べて
口の中がオイリーになったところで
エスプレッソを飲み、オイルカットする。
消化を促し、外へ排出する。
そんな食べ物との関係性があるのです。
もともと日本は薄味、
繊細な味つけが多かったこともあり、
食後にコーヒーというよりは
茶の文化が根付いたともいわれている。
その他にも血流をよくする(興奮作用と同じ)
効果もあるので、運動選手の中には
準備運動の前にコーヒーを飲む人もいる。

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コーヒーのフィジカルパフォーマンスを上げる効果

■自覚的運動強度が高まる
(運動を楽にこなせると考えられる)
 砂糖が入っておらずカロリーが低い、
 エクササイズの速度、
 パワーを改善し、脂肪を優先的に燃焼させる。
 且つ、フリーラジカルの酸化と闘ってくれる
 From デヴィット・ニーマン博士
(ノースカロライナ・リサーチ・キャンパス)
 ※運動生理学の第一人者・栄養学専門家

■回復力を助ける
 激しい運動=酸化と炎症をもたらす
(スーパーオキシド・フリーラジカル)
 コーヒーのフェノールは、
 このフリーラジカルを抑えてくれる。
 このフェノールの抗炎症効果は回復を助け、
「鎮痛剤のイブプロフェンの代わりに
 なりそうな勢い」と表現。
 From ニーマン博士

Ex)エクササイズの強度を調査
事前にコーヒーを飲んだ選手たちは
5%速度が上がり、
パワーも274∼292ワット上昇した。
2013年 イギリス バーミンガム大学 
自転車とトライアスロン選手を対象とした研究

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頭が良くなり痩せて運動能力が高まる。
コーヒーが運動能力を高めると言うエビデンスはたくさんある。
その例として、
コーヒーは最近まで国際オリンピック委員会の
規約薬物に含まれていて、
アスリートは決められた量しか飲めなかった。
カフェインは中枢神経刺激罪として作用し
心拍数や血圧を上昇させるetc.....
効果を通じて頭が冴え元気になったように
感じさせる
またカフェインには運動作用があるため、
身体能力向上のための補助材としての効果も
期待できる。

2005年(フィットネスマガジン)
つまり運動による疲れを感じにくくなり、
トレーニングは楽に感じられ
疲労を感じずに長時間運動できることを
ほとんどの専門家が認めています
Ex)
イギリスのスポーツ医学誌
「インターナショナル ジャーナル オブ スポーツ ニュートリション」
2004年の研究はカフェイン入りコーヒーが
運動負荷テストの成績を12%向上させた。

カフェインはおそらく脳と神経系を刺激して
いつもと違う方法で働かせる
例えば疲労を無視しなさい!
普段使わない部位の筋肉を使って激しい運動を
しなさい!といったシグナルを送っているのかもしません 
カナダのゲルフ大学のテリーグレアム博士

コーヒーに身体動作能力を高める効果がある事ははっきりわかっています
陸上選手が練習の前にコーヒーを飲むことや
あるメジャーリーグ球団のクラブハウス管理人によると、集中力を保ち成功を促すために
試合中に何杯も飲む選手がいると言うのも
わかっています。

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コーヒーのメンタルパフォーマンスを上げる効果


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■集中力を高める
 睡眠状態を覚醒状態に切り替えるのに役立つ。
 注意力の質を高め、反応速度をUPさせる。
 Ex)
 カフェイン入り飲料を飲んだ運転手は、
 飲まなかった運転手と比較し、
 事故を起こす確率が63%低い
 From 2013年オーストラリアの
 長距離運送会社運転手対象の研究より

■200gのカフェインは30分の仮眠と同様の効果
人間の中で最も生産的な活動といわれる「睡眠」
NASAの研究でも明らかになっているのが、
30分の短い睡眠でも活気や集中力が回復し、
注意力、判断力を高めると。
※30分以上は深い眠りに入るため、逆効果
「30分未満の仮眠」
 VS
「コーヒー150㎎のカフェイン」の結果、
パフォーマンスや注意力が高く出たのが
「仮眠」。
仮眠の前にコーヒー一杯飲む目覚めがいい!
30分以上睡眠を続けてしまうと
逆効果になることもあり、
目覚めがよくなりW効果


■記憶力、脳の反応速度を高める
 14件の研究で集中力、短期記憶、
 反応速度を高めるなどカフェイン摂取と
 関連する効果が確認された。
 コーヒーは脳内で化学反応をおこし、
 それがニューロン(神経細胞)を
 活性化させることで知られています
 これが記憶力と
 脳の反応速度を高めている理由。
 イギリス栄養協会の2008年の報告書 
 健康で十分な休息をとっている人を
 対象とした16件の研究


コーヒーのうつ予防効果


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■コーヒーを飲む人は
 うつ病の発症率も低ければ、自殺率も低い
■毎日数杯のコーヒーを飲む男女は、
 50%も自殺率が低い
 つまり、うつ病の相対的リスクは
 カフェイン摂取量に応じて低下する。
From ハーバード大学公衆衛生大学院
(2013年5万739名の女性対象で調査)
※ディカフェや紅茶、ソフトドリンク、
ココアには効果は見られなかった
■自殺予防効果が最も高い成分は「カフェイン」
 と結論づけた
From ワールド・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・サイカイアトリー
■ドーパミンの分泌を促す
ドーパミン=幸福感を生み出す神経伝達物質
ex)
1日4杯以上コーヒーを飲む女性はうつ病の
リスクが20%も低かった
Fromハーバード大学公衆衛生大学院栄養学部
アメリカ国立衛生研究所の支援により実施
(2011年研究)
■コーヒーの銘柄におけるリラックス効果
 グアテマラは、
 他の有名な銘柄と比較したとき、
 一番脳にα波が出る(トラジャ、キリマンジャロ、ブルーマウンテン)
 つまり、リラックス効果が一番ある


コーヒーのその他の効果①


■愛飲者は虫歯の発生率が低い
歯周病や虫歯の予防効果さえ示されています 
コーヒーが与える影響と言えば黒くなったり
渋みがつくだけだと
ネガティブな意見が多いが、
口内細菌の増殖を抑制し虫歯を予防するという
研究結果もあります。
コーヒーの成分、特にトリゴネリンの抗菌作用が歯のエナメル質を
虫歯菌から守る!と報告しています
From 農業食品科学誌
『ジャーナル オブ アグリカルチュラル & 
 フードケミストリー』
Ex)
2009年のインドの研究 ランダムに選んだ1000人を30年以上追跡したデータ
「ブラックコーヒーを飲む人は虫歯の発生が有意に低い」と結論づけ。
※ただし牛乳や砂糖などを加えると効果のほとんどが失われる。

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コーヒーのその他の効果②


コーヒーに含まれる成分「ポリフェノール」
(赤ワインと同等数量のポリフェノール)
コーヒーの成分で知られる「カフェイン」
カフェインもポリフェノールの一種ということ。
その他にもコーヒーにはクロロゲン酸や
カテキンも含むことから
『血液サラサラ効果』『脂肪燃焼効果』
『集中力向上』『利尿作用による老廃物排出』
各種『生活習慣病』の予防効果が
あるとされている。

EX)
コーヒーを1日2杯以上飲む人はシミが少ない
Fromお茶の水大学研究より
コーヒーを多く飲んでいるほうが日光露光部位の悪性黒色腫※が少ない
※「ほくろがん」と呼ばれる悪性度の高い皮膚がん
カフェインには紫外線が原因で生じる皮膚がんの発症を抑制する効果がある
Fromハーバード大学研究より

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コーヒーのその他の効果③ 
血液がサラサラにし、心臓を助ける


EX)
コーヒーを1日3~4杯飲む人は
全く飲まない人に比べて心臓や脳血管呼吸器の
病気で死亡リスクが4割程度少ない
From 
2015年5月国立がん研究センター調査より

コーヒーを飲む人は全く飲まない人に比べて、
心臓病になる確率が78%も低い
2012年 
ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン


心臓を大切にするには、
サポートする血管系を大事にする必要がある。
抗酸化物質と抗炎症効果をもつ高品質の
コーヒーは、わずか数時間で、
血管の状態を、いい方向に導くことができる。
クロロゲン酸が体内の炎症をおさえ、
酸化窒素(血管を拡張させ、血小板が凝集するのを防ぐ)の生成を促してくれます。
また悪玉コレステロールに関与し、
コレステロールが血液中に濃くなることを
防ぎます。
つまり血液中を流れながら、
血液の抗酸化作用を高めてくれます。
=コレステロール値が下がる。

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コーヒーのその他の効果④ 
コーヒーの門限


カフェインがエネルギーになることは「ない」 
※効果はフィジカルパフォーマンス部分を参照

カフェインの2つの特徴
①カフェインを含むものは総じておいしい‐緑茶、ココア、チョコレート‐
②人体との親和性が高い つまり、
身体も心も状態が上向きになり中毒性が
高いのはそのため
脳や体が目覚めている状態で活動を続けると
「アデノシン」という副産物がどんどん
生成される。
アデノシンがいっぱいになると身体は
休息モードにむかいます
しかしカフェインはアデノシンと結合できるという性質があり、
結合すると疲れを感じずらくなる。
コーヒーを飲むと眠気が飛ぶのはこの理由。
ご理解頂きたいのは、
この症状は最高!良い!ではないという事。
身体へウソをついている為身体にとっては
よくありません。
睡眠も阻害してしまいます。
人体でのカフェイン半減時間は5~8時間
上の半減時間を加味すれば、
最低でもコーヒーの門限は午後14:00迄。
(カフェインに敏感な方はもう少々早くてもいい)
最適に摂取すれば、新陳代謝、注意力、
集中力、肝機能改善、消化推進、
オイルカットと様々な効用があります。
なんにせよ「飲みすぎ」は良くない。

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コーヒーのその他の効果④ 
神経を守る‐がん、
アルツハイマー病を予防する‐


習慣的に1日に1.2杯程度のコーヒーを
飲む高齢者は、
めったに飲まない高齢者よりも、
軽度認知障害になる確率は低い
2015年のイタリアの研究
&イギリス
 「コーヒーに関する科学情報研究所(ISIC)

コーヒー愛飲者は、飲まない人に比べて、
パーキンソン病のリスクは31%低い
コーヒーを1日1杯以上飲む女性は、
それほど飲まない人よりも、
脳卒中になるリスクが22~25%低い
ストックホルム カロリンス研究所 
スザンナ ラーソン


1日に何杯が限度か?


回答は簡単に言ってしまえば=体が適応できる量と言うことになります。
カフェイン耐性は人により異なる為。

ハーバード大学公衆衛生大学院の
ロブヴァンダム博士によると、
体が適応できるなら1日5杯6杯のコーヒーを
摂取しても悪影響は無い。
メイヨークリニックは
ほとんどの健康的な成人にとって
4杯は安全としています

アメリカ医師会は2杯3杯が標準で
10杯は飲み過ぎとしています
(平均で考えると1日約4.3杯
つまり3~4杯がベスト

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コーヒー飲みすぎで起こる病気


現代人は働き方改革の恩恵も感じられず、
相変わらず馬車馬のように働き続けている。
慢性的な「疲労」や「気分」が晴れない日々を
送ることに慣れてしまった
今日この頃。
そのしつこい疲れはもしかしたら
「副腎疲労」の可能性がある。
From 宮澤 賢史 医師

副腎疲労の場合
「朝起きられない」「食後に眠くなる」
「一日中疲れがとれない」
「性欲の低下」「うつ症状」 etc
日常生活の中でなかなか改善しない症状が
みられる。
※副腎疲労とは?
 副腎からは様々なホルモンが分泌される。
 その中で重要なのでが、
 ストレスを打ち消す作用がある
 「コルチゾール」。
 このコルチゾールがストレスフルな状態が
 続き分泌できなくなった状態 いう。

この副腎疲労になりえる人の傾向に、
「日常的にコーヒーを過度に摂取している」が
ある。
なんでも「飲みすぎ」・・・・
「~しすぎ」はよくない。

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「SL28」というコーヒーの品種


特にケニア産※のSL28は、
「3-CQA」という有効なクロロゲン酸を、
1㎏あたり24g含有
(スーパーのあるコーヒーは、1.8㎏)
※ケニア 二エリ カトゥグ カラゴト
これらの有効なフェノール(クロロゲン酸)を
多く含むコーヒー豆は、
主に、ケニア、エチオピア、コロンビア、
ブラジルと調査で表現されている。

また
ダークロースト(深煎り)のコーヒーに
期待される効果はない

野菜に火を通しすぎると、
栄養価がなくなってしまうと、コーヒーも同様。
シティロースト以下  
クロロゲン酸:32.8~44.3㎏/㎏
シティーロースト   
クロロゲン酸:19.5㎏/kg
フルシティーロースト  
クロロゲン酸:13.8㎏/kg
フレンチロースト     
クロロゲン酸:2.9∼4.9㎏/㎏
※221℃~だと、
クロロゲン酸の75%が失われてしまう。
※ミディアムローストで「メラノイジン」が
最も多く生成される。
このメラノイジンは、強い抗炎症作用があり、
大腸内での脂肪吸収を抑制する。


コーヒーとのペアリング


①ナッツ

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2016年 地中海食に関する調査研究
ウォールナッツ、アーモンド、
ヘーゼルナッツなどを含む地中海風の食生活が
肥満者や太り気味の人の体重やウェスト周りの
改善に効果的!

ミス・ユニバースに選ばれた人が、
本番に挑む準備期間中夕方になるとナッツを
食べていた

コーヒーを1日3〜4杯飲む人の死亡リスクは
全く飲まない人に比べて24%低い
国立がん研究センターの多目的コホート研究
ハーバード大学の研究

一握りのナッツを習慣的に摂取している
人たちは、
何も摂取していない人たちと比較して、
30年間の全死因死亡率が20%低いと報告

注意点
高カロリー食品でもあるので、
一日20粒(20g)~25粒(25g)程度が適正。
一掴みのナッツを毎日食べる人は
全く食べない人に比べ20%も死亡率が低下
週に1回食べるだけでも7%の低下
From アメリカ ダナ ファーバーがん研究所
ハーバード大学公衆衛生大学院共同研究

バージンオリーブオイルとナッツを使用した
「地中海食」を取ることで血管性疾患や
 中性脂肪も下がる。
Fromスペイン ニューイングランド 
ジャーナル メディスン研究

特にクルミ

クルミには心を乱す炎症を抑える働きがある。
クルミにはナッツの中でもオメガ3脂肪酸が
最も多く含まれ、
さらに抗酸化作用もトップクラス。
クルミ一掴み。このポリフェノールの量は、
グラス一杯の赤ワインよりも多いと
言われています。
またクルミを取ることによって、
加齢による認知障害や運動障害の改善に
つながると言われています。
その場合は1日7個から9個の摂取が
オススメされています。


②ダークチョコレート

2011年パリで開催された欧州心臓学会
チョコレートを週に5回食べると心臓病になる
リスクが約57%低くなる
また悪玉コレステロールを
減少させることもわかっている。
選び方の注意点。
カカオ70%以上のチョコレートを選ぶこと。
加糖されているもの、余計な香料、
フレーバーがついているものは選ばないに
越した事はありません

ダウンロード


③ミルク(植物性ミルク)

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Oats Milkについて -健康効用-
◇他の食材ではなかなか摂取できない
「大麦β-グルカン」含む
◇食後血糖値の上昇を抑える
=「糖質の吸収を抑える」
◇米国では
「冠状動脈心疾患のリスクを下げる」効果を
 表示することが認められている。
◇日本健康・栄養食品協会が
「コレステロールの正常化」
「食後血糖値の上昇抑制」
「満腹感の維持作用」に 
 ついて効果があると評価。
※アメリカでは2006年に、
 カナダや欧州連合は2012年に、
 オーストラリア・ニュージーランドは
 2013年にβ-グルカンの健康表示が
 許可されています。

「牛乳」について 
なぜ今ミルクではなく植物性ミルクなのか⁉

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カルシウムが多いから完全栄養食品で健康にいい!は嘘というのはもう一般化している話。
こんな健康説がどこから生まれたのか?
これは戦後のアメリカ占領政策から。
アメリカは日本に対してパン食を
定着させてアメリカの小麦を
売りたかった。しかし日本食と言えば、
ご飯に「味噌汁」
パンに味噌汁は合わない。
→ そこで、パンには牛乳だろう。
そこで、
「牛乳は完全栄養食品だから健康にいい」と
学校給食に盛り込んだ。
給食は必ず牛乳がありました。
全ては産業の為、金儲けの為、
アメリカの考えに洗脳する為の背景が
関わっていた。

正しいことを書くと、
牛乳は子牛にとっては完全栄養食子。
牛がわずか数年で1kgにもなる、
成牛になることもありますから間違いなし。
しかし、それを人間が摂取するとどうなるのか? 
→ 早熟と早老。

体は早く大きくなるけども反面、
様々な病気にもかかりやすくなる。
牛乳に含まれる乳糖は「ラクターゼ」という
分解酵素で分解されますが
このラクターゼが人は離乳食以降は
分泌されなくなります。
この分解酵素がないにもかかわらず牛乳を
飲み続けたら?

乳糖に含まれるカルシウムが摂取できず、
そのまま体外へ排出されてしまいます。
牛乳を飲むと骨が強くなるは「嘘」。 
逆に骨が弱くなり虫歯にもなりやすくなる
Ex)
1日に3杯以上飲む人は1日1杯以下しか
飲まない人に比べて1.93倍の死亡率
股関節を骨折する確率60%骨折全般15%以上高い
From スウェーデン ウプサラ大学

牛乳をよく飲むノルウェーは日本の5倍の骨折率

また畜産で育った乳牛には成長ホルモンや
女性ホルモンのほか抗生物質や
過酸化脂質も入っています。

実は牛乳が性ホルモン系のガンの発症リスクを
高めていることは
いくつもの医療研究結果で報告されています。

アメリカの占領期間中、
保健所に努めることができた栄養士の条件に
「乳業の専従栄養士であること」も
あったそうです。
また昭和23年に作られた母子手帳。
じつは乳業メーカーが作成したものです。
当時そこに記載されたのが
「牛乳を飲ませるように」。
カバーには〇〇乳業他3社などのコマーシャルが
載っていたと。
政府と乳業会の癒着・・・
いまは選択肢も増えてますし、
食事情も安定しています。
自分でしっかり調べて身体に弊害のあるものは
避けるにこしたことはありませんよね

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終わりに


新しいスポーツドリンク・・・
抗酸化物質の最大の供給源・・・
最高のコストパフォーマンスを
発揮する飲み物・・・
スーパーフード中のスーパーフード・・・
味覚のさらなる境地を求めている食通たちが
舌鼓をうつ・・・
人生が変わる飲み物・・・
手軽にとれるスーパーフード・・・
世界で水の次によく飲まれている・・・

コーヒーの効用・効果は
年々明らかになってきています。

昔は「薬」から始まったコーヒー
今では日常に溢れすぐ手に入るコーヒーですが
今こそ昔に返り、
コーヒーの効用・効果を理解し、
その恩恵を受けるべきです!

ご自身のキラキラした未来のために
コーヒーという飲み物が
少しでもお役に立てればと思います。

是非、またお会いしましょう!

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コーヒーヒューマニスト KENYA



参考本・サイト・文献

:20歳若く見える為に私が実践している100の週間・南雲吉則(中経出版)
:ジョコビッチの生まれ変わる食事・ノバク ジョコビッチ(扶桑社)
:60歳を超えても40代に見える生き方・南雲吉則(講談社)
:医者が教える食事術・牧田善二(ダイヤモンド社) 
:医者が教える食事術2・牧田善二(ダイヤモンド社)
:ハーバード医学教授が教える健康の正解・
 サンジブ チョプラ(ダイヤモンド社)
:我慢しない医者の食事・内海聡(フォレスト出版)
:食べれば食べるほど若くなる法・菊池真由子(三笠書房)
:賢者の食卓・小泉武夫(IDP新書)
:あらゆる不調をなくす毒消し食・小垣佑一郎(アチーブメント出版)
:脳を操る食事術・石川三知(SB Creative)
:美味しさの脳科学・ゴードンMシェファード(インターシフト)
:ハーバード見た目が10歳若くなる本・小川徹(東洋経済新報社)
:世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事・津川友介(東洋経済)
:20歳若返る出来る男のアンチエイジング・古賀祥嗣(イースト・プレス)
:心がバテない食薬週間・大久保愛(ディスカヴァ―)
:コーヒーの科学と機能・ギュエン ヴァン チュエン
(アイ・ケイコーポレーション)
:コーヒー豆の健康 美容力・広瀬幸雄(栄養書庫)
:コーヒーの処方箋・岡希太郎(医薬経済社)
:GO WILD 野生の体を取り戻せ!・ジョン J レイティ(NHK出版)
:疲労回復 最強の教科書・久賀谷亮(SB Creative)
:筋肉の栄養学・川端理香(朝日新書)
:最強のアンチエイジング・黒田愛美(文藝春秋)
:THE EAT・アイザック H ジョーンズ(扶桑社)
:超 食事術・稲島司(冬樹舎)
:胃腸を最速で強くする・奥田昌子(幻冬舎)
:脳が若返る40代からの食事術・熊谷頼佳(ダイヤモンド社)
:人生を変えるコーヒーの飲み方・ボブ アーノット(扶桑社)
:超一流の食事術・アイザック H ジョーンズ(サンマーク出版)
:食事法の最適解・国府田淳(講談社)
: SUPER IMMUNITY・Dr.ジョエル・ファーマン(中央精版印刷株式会社)

食事について

ハーバード公衆衛生大学院
https://www.hsph.harvard.edu/
メイヨークリニック
https://www.mayoclinic.org/
ウェブエムディー
https://www.webmd.com/
国際がん研究機関IARC
https://www.iarc.fr/
WHO 世界保健機関
https://www.unic.or.jp/info/un/unsystem/specialized_agencies/who/
国立国際医療研究センター
https://www.ncgm.go.jp/news/index.html
欧州食品安全機関
http://www.efsa.europa.eu/
内閣府食品安全委員会
http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04270080149
フードペアリング
http://www.foodpairing.com/en/home

コーヒーの効能について

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24199670/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25291138/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24102757/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27194895/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23465359/

カフェインの効能について
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27465721/

その他 コーヒー関連

コーヒーレビュー
http://www.coffeereview.com
WCR ワールドコーヒーリサーチ
https://worldcoffeeresearch.org/
CQI クオリティ・インスティテュート
https://www.coffeeinstitute.org
SCA スペシャルティコーヒー協会http://www.scaa.org
日本スペシャルティコーヒー協会
http://scaj.org/
全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/
全日本コーヒー商工組合連合会
https://ajcra.org/
バリスタ ハッスル
https://www.baristahustle.com/

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