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【問題&解説付き!】オンライン歓迎会での自己紹介を謎解き形式にした話

ケンティ@カミナシCS

初めまして!
カミナシでCS(カスタマーサクセス)をしている石井といいます。
社内では「ケンティ」と呼ばれています。

このnoteは何?
入社後のオンライン歓迎会でメンバーに向けて実施し好評だった「謎解き形式での自己紹介」の内容と作り方を書いたもの。
一見難しそうな謎解きの問題づくりですが、このnoteに書いてあることを実践すればどなたでも簡単に謎が作れる!はず!多分!

誰に向けたnote?
・オンラインでのアイスブレイクネタに困っている方
・転職後の自己紹介どうしよう…という方
・カミナシCSの雰囲気を知りたい方
・とにかく謎解きが好きな方
などなど

※実際の問題&解説も載せていますので、ぜひ解いてみてください!


背景

2022年の8月、私は株式会社カミナシに入社しました。

当時はコロナの影響で社員同士でのランチや飲み会の対面実施に制限がかかっており、歓迎会もオンラインで開催していただく運びとなりました。
普通にオン飲みするだけでも良かったのですが、せっかく企画していただいたので、自己紹介コンテンツを用意することにしました。

コンテンツ選びで重視したことは以下の3点です。
自分を知ってもらえること:直接会った人のほうが少ないような状況なので、大体のパーソナリティが伝わるようにしたかった
全員参加型であること:特にオン飲みは「話している人以外は完全沈黙」という状態になりがちなので、みんなでワイワイして欲しかった
20−30分程度で終わること:参加/退出自由なので、全員揃ったタイミングでサクッとできるボリュームにしたかった

私は元々、月1−2回のペースでリアル脱出ゲームに参加する謎解きジャンキーなのですが、「自分に関することを”謎解きの問題”としてみんなに解いてもらったら楽しいのではないか?」「”自分が好きなもの”を通して自分を知ってもらえたら最高ではないか?」と考え、それまで一切やったことのなかった「謎づくり」に挑戦することにしました。

実際の問題

早速ですが、実際に自己紹介で出した問題を載せますので、読者の皆様もチャレンジしてみてください!

ルール

Google meetに全員が揃ったら、最初にルール説明のスライドが投影されます。

答え方は「回答時間終了後、わかった人から発表してもらう」という形式にしました。
問題が映っている間はみなさんでああでもないこうでもない言いながら考えていただき、先に答えがわかった人はヒントを出す側に回ります(最初は個人対抗のつもりで始めたのですが、全員マイクONでワイワイする感じがとてもよかったので、途中で変えました。団体戦がオススメです)。

ルールの説明が終わり、いよいよ謎解きスタートです。
※本番ではちょこちょこヒントを出しながら進めていたので、初見でいきなり全部解くのはけっこう難しいと思います。下に各問題のヒントも記載したので、よしなにご参照ください。

出題編

第一問

第二問

第三問

第四問

第五問

最終問題

ヒント
第一問:イラストはそれぞれ「田植え」と「ひよこ」です
第二問:下矢印は「縦読み」を意味します
第三問:縦の列が12個並んでいます。”12”から連想するものは…?
第四問:イラストの人物は右手を掲げていますね。自分の右手と問題を交互に見てみましょう
第五問:社会人であれば毎日見ているはずです。7個あって最初が赤く表されることが多いものといえば…?
最終問題:Sはスタート、Gはゴールです

解答編

…はい、いかがでしたでしょうか?笑

「ノーヒントでクリアできたぜ!」という方も、「思ったよりガチやん…」という方も、「問題のクオリティ低すぎん…?」という方も、まずはここまで読んでいただきありがとうございます。

以下、解答と解説です!

第一問

比較的オーソドックスな問題ですね。
描いてあるイラストは「田植え」と「ひよこ」なので、「”タ”の上」「”ヒ”の横」を左から読んでいきます。

正解は「小2」でした!
ちなみに片想いのままクラス替えを迎えました…。

第二問

並んでいるものは上から
「ロールケーキ」(6文字)
「パン」(2文字)
「サンドイッチ」(6文字)
「ハンバーガー」(6文字)
イラストの数がそれぞれの文字数を表しているので、矢印の下を縦読みすると…

正解は「ロンドン」でした!
海外旅行、行きたいですね。

第三問

あまりにもスコアが悪すぎることはさておき、突然難易度が上がりましたね。1、2問目で「簡単じゃ~ん」と言っていたメンバーもこのあたりから「おや…?」と真顔になっていきます。

縦に並んだ12個の列、一番左は「NE(ね)」。「ね」から始まる12個のものといえば…?

そう、干支ですね。
それぞれのマスには干支のローマ字表記が入るので、あとは問題の数字に対応するアルファベットを並べれば答えになります。

というわけで正解は「素人」でした!
ゴルフは未だに苦手です…

第四問

正解を発表したときにメンバーから最も不評だったのがこの問題でした…笑

解き方は第三問と一緒です。イラストの人物が上げているのは「右手」。問題の列は5つ。

もうおわかりですね、指です。それぞれの指のローマ字表記をマスに当てはめ、図形の通り読みます。

正解は「アクア」でした!
東中野にある「屋外プール付きサウナ」ですね。

不評の理由ですが、イラストのポーズを自分で取ると「右手を手の甲側から見る」ことになるので、問題の配置と違うではないか!というものでした。たしかに。
イラストの選び方が良くなかったな…と反省するとともに、ブーイングが起こるほどみんながアツくなっていることに、内心ではニヤニヤしていました。

第五問

難しいですが、個人的には一番気に入っている問題です。

最初が赤く最後が青い7つの列、どこかで見たことないでしょうか。

社会人であれば毎日必ず目にするもの…そう、カレンダーです。
列はそれぞれ3マスずつなので、曜日を3文字で表現する方法を考えると、一番左は日曜日(SUN)、その隣は月曜日(MON)…最後が土曜日(SAT)となります。

ヒントの「↑↓=素手(SU/DE)」より、「矢印は”その矢印があるマス”と”矢印の先の1マス”を繋いだものである」ことがわかりますので、
そのルールに従って問題の矢印を読んでいくと…

「ひるね」が正解でした。
お昼寝、最近は「パワーナップ」なんてかっこいい名前がついてますね。

最終問題

脱出ゲームではおなじみの「最後の大謎」。
問題文には6×5のマスと「S」「G」の文字、1−5までの数字、そして「全部使え」という指示があるのみ…一体どういうことでしょうか。

Sはスタート、Gはゴールだとすれば、ゴールに行く方法を考えなければいけなさそうです。問題を目にしたCSメンバーの頭の上にも、次々にハテナマークが浮かんでいます。

…実は、最終問題のヒントは最初のルール説明時に提示してありました。

石井のことを全て覚えたらゴール…
そのまま読めばとんでもねえ自己顕示欲の塊ですが、謎解きにおいて、不自然な文章には必ず意味があります。
つまり、これまで出てきた問題の答えをすべて覚えていないと(=出題者である私のことを知っていないと)、この最終問題は解けない、ということ。

というわけで、これまでの謎(=自己紹介)を振返りながら、1問ずつ答えを埋めていきます。

しょうに、ろんどん、しろうと…

最後にS(スタート)からG(ゴール)までを縦読みすると…

入社した私からCSメンバーへのメッセージである
「よろしくね」という言葉が現れました。

自己紹介謎解き、これにて終了です!

どうやってつくったか

…えー、お楽しみいただけましたでしょうか?笑

ここからはメイキング/舞台裏を書いていきます。
※「謎の作り方」については既に色々なサイトや本でプロの方が解説されていらっしゃると思うので、ここでは「上記の自己紹介謎解きをどういう順番で作っていったか?」を記しています。よかったらご参照ください。

1.最終問題(大謎)のメッセージを決める

「小問の回答を集めて縦読みしたら大謎(みんなへのメッセージ)になる」
という構成にすることは謎解き形式を選んだ時点で考えていたので、先に高次のメッセージである「CSメンバーに伝えたい言葉」を決めることから始めました。

あまり長くなると問題数が増えてしまいますし、、短すぎても謎解きのボリュームに欠けます。

だいたい5-6文字くらいでいい言葉ないかなあと考え、新入社員として一番しっくり来た&フレンドリーな「よろしくね」を大謎の答えに設定しました。

2.高次のメッセージから逆算して小謎の回答を決める

大謎の答えが決まったので、「よ」「ろ」「し」「く」「ね」を含む言葉をそれぞれ考えます。

言葉選びのポイントは以下
・3-4文字の言葉であること:大謎同様、長すぎると謎づくりが大変になるため。
・自己紹介と関連する言葉であること:目的が自己紹介なので当然ですが、いざ考え始めると「よし、第一問の答えは”よ”だから”ようがん(溶岩)”にしよう!…オレ、溶岩に関するエピソードなんて持ってたっけ…?(持ってるわけがない)」ということが度々ありました。

とはいえ、多少のこじつけにならざるを得ない部分もあるので、「とりあえず言葉を選ぶ」→「関連するエピソードを考える」→「問題文にする」という流れが一番速いかな、と思います。

結果選ばれたのが、「小2」「ロンドン」「素人」「アクア」「昼寝」です。

3.小謎の回答ベースで問題形式を選ぶ

ここが一番の難所ですが、以下2つのパターンで考えたところ、私のような初心者でもさほど苦労せずに謎を作ることが出来ました。

①:特定の文字を”読ませる”パターン (作成難易度:低)
 ・「”◯◯”の上」「”◯◯”の横」など、イラスト等で読む文字の指示を出して答えに導くパターンです
 ・よくテレビ番組等で出てくる「こけし(”こ”を消す)」「たぬき(”た”を抜く)」「てがみ(”て”を”み”に変換する)とかもこのパターンですね
 ・どんな言葉でも答えにすることが出来る一方で、問題の難易度は低くなりがちです
 ・今回だと第一問、第二問が該当します

②:アルファベットに置き換えるパターン (作成難易度:中)
 ・問題から連想されるものをローマ字やアルファベットに置き換えて、指定された順番で読むと答えになっているパターンです
 ・「何を連想させるか?」の設定が難しいですが、上手くハマると解いたときに気持ちがいい「良問」をつくることができます
 ・今回だと第三問、第四問、第五問が該当します
 ※連想するものは「数」の切り口で考えると問題にしやすそうです
  例)「4つあるもの…季節、トランプ、方角等」「5つあるもの…指、五十音等」「12個あるもの…干支、時間、月等」 

もちろん他にも様々なパターンがあると思いますが、最もとっつきやすいものとして、上記2つを選んでいます。


余談ですが、今回の謎づくりにあたり、敬愛しているSCRAPさんの謎解き本を元に「どんな問題パターンがあるか?」を分析しました。全部書いていくととんでもない文量になるので、ここでは割愛しています。

4.問題を作成する

問題形式と答えが決まったら、あとはそれをスライドに書き起こしていくのみです。
基本的にどの問題もマス目+イラストで表現することで、スライド作成の工数自体はほとんどかからなかったと思います。いらすとやさん万歳。

5.完成!

スタートからゴールまで、全体の作成にかかった時間は

 1.最終問題(大謎)のメッセージを決める
  …15分程度 
 2.高次のメッセージから逆算して小謎の回答を決める
  …20分程度 
 3.小謎の回答ベースで問題形式を選ぶ
  …30分程度 
 4.問題を作成する
  …20分程度
 5.完成!

という感じなので、今回の内容であればだいたい1時間半~2時間くらいで作成ができるのではないかと思います。小分けにすれば業務の合間のちょっとした気分転換でできるかなと(私の場合は先述のパターン分析が楽しくなってしまい、4-5時間かけていました…笑)。


やってみてどうだったか?

手前味噌ですが、とても盛り上がりました!
オンラインでの歓迎会ということで(しかもまだ対面でお会いしていないメンバーが大半で)ドキドキしていましたが、蓋を開けてみるとみんなでワイワイしながら(ときにはご家族の方も混ざりながら笑)、楽しい時間を過ごすことが出来、実際にメンバーとの距離も縮まったと思っています。

既にそういうサービスもあるとは思いますが、チームビルディング系のワークショップにおいても謎解きは効果的だろうな、と思いました。

終わり際に「もっとやりたい!」という声が挙がっていたことも嬉しかったので、どこかのタイミングでテーマを変えた第二弾を開催したいな、とこっそり思っています。

謎解き中のメンバーたち。もっと和気藹々としている写真を載せたかったのですが、みんなガチなので完全に真顔です。 注)盛り上がってます

最後に

というわけで、謎解き好きによる謎解き好きのための謎づくりについて(あるいはリモート時代における楽しい社内オンボーディングの一案について)、紹介いたしました。

ここまで読んでくださった方に、私からお伝えしたいことは1点のみ。

カミナシも、カスタマーサクセスもほぼ関係ない内容でごめんなさい笑

現在カミナシでは「秋のnoteまつり」を開催中です。各チームの取り組みやカミナシでのキャリアについて、様々なメンバーが様々なnoteを展開しています。読み応えのある素敵なnoteばかりですので、こちらから是非読んでみてください!
(本noteは、箸休め的に楽しんでいただければ幸いです笑)

そして、カミナシCSでは仲間を大募集しています!
最高に難しく、そして最高に取り組みがいのある「どうやってカスタマーサクセスを実現するか?」という最強の大謎に全員で、全力で取り組んでいますので、少しでも興味のある方はぜひご連絡ください!

謎解き楽しかったよーという方はぜひ「スキ」を押していただけると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「カミナシCSにおける顧客理解/顧客情報の集約」という急に真面目なテーマでnoteを書かせて頂く予定です。お楽しみに!


おまけ

手がかりはこのnoteの中にあります。
是非シェアしてみんなで解いてくださいね。
それでは!

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