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外国人と良い会話をしてみたい

家にこもりっぱなしの僕にも毎日人と話す習慣があります。それは英会話レッスンです。一日1回25分のレッスンをこの1ヶ月毎日続けてきました。以前も気の向くままに進めてはいましたが、先月から本腰を入れ、毎日時間をつくり、英語のスキルアップに励んでいます。

このレッスンにはいくつかカリキュラムが用意されていますが、僕はいつも先生とフリートークをしています。今まで2年間英語を使って仕事をしてきて、ビジネス英語にはだいぶ慣れてきたものの、日常会話をする機会がほとんどありませんでした。僕にとっては、使われる単語が限られており、ある程度のパターンを覚えてしまえば成り立ってしまうビジネス英語の方が、日常会話よりも簡単です。だから、フリートークでいろんな言葉を使えるようになり、聞き馴染みのない言葉にも触れて、日常会話力を強化していきたいと思っています。

しかし、そんな日々のレッスンですが、毎日やっていくと話す話題に困ってしまいます。たまに上手く会話がつながることはあるものの、基本的にいつも手探りで話題を探しています。

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僕は人と話すことに対してあまり抵抗はないと思っていたし、かつてヒッチハイクで東北地方を一周したこともあるなど、初対面の人とコミュニケーションを積極的にとってきた方ではありますが、外国人と何を話すかという点ではとても苦戦しています。

よく言われる会話における鉄板のネタには、天気・食事・出身地・動物・趣味・映画・仕事などがあり、これらを聞いてその後の会話に続けていくと、一応は成り立つ会話ができます。しかし、まだまだ上手く話せない僕の英語力では、これらの話題をきっかけにしても良い会話が出来ずにいます。また、そもそも自分が興味のないことを相手に聞いても、会話は弾むわけなく、結局満足いく会話はできません。

自分がお金を払っている立場ではあるものの、もっと日常会話を出来るようになりたいので、先生側にも楽しんでもらいたいと思っています。

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こうした状況を打開するにはどうしたら良いか。3つほど策を考えてみました。

まず、ホットなトピックを認識しておくこと。

上に挙げたよくある鉄板のネタではなく、自分が興味を持っていて相手がもっと話しやすくなるような話題を探し、会話につなげていくことで良い会話ができていくと思います。僕が今までレッスンの中でうまくいった会話には、そういったお互いが興味関心のある話題でコミュニケーションできた時が挙げられます。例えば、僕が学生時代に地理学専攻だったという強みを活かして、アフリカに住んでいる先生に対して砂漠や植生の話を聞いてみたり、また、僕が世界の政治に興味があることから、フィリピンの最近の大統領選挙についてのその人の意見を聞いてみたりしました。これらのトピックでは僕の知りたいという気持ちと、先生の話したいという気持ちがマッチし、スムーズな会話が実現していたと思います。加えて、感覚的なことですが、そういった時ほど英語もすらすら話せていた気がします。なので、自分にとって話しやすい話題を今一度把握し、いつでも取り出せるようにしていきたいと思っています。

次に、感情で話すこと。

これは僕が日本人との会話でよく意識していることですが、自分がその一瞬に何を感じたのかを伝えるようにしています。すると、会話は自然と上手くいき、ネタにも困らずに良いコミュニケーションができています。例えば、旅行の話をする時、行った場所や食べたもののを説明するのも良いのですが、その時自分には何が見えて、何が聞こえて、そして何を感じたのか、といったことを主観的に伝えることができると、話す相手に具体的なイメージが沸いていき、会話がより深みを増していきます。現状の僕は、それらを英語で伝えられず、どうしても会話に詰まってしまっています。なので、英語で感情を具体化できるようにもっと注力していきたいと思っています。

最後に、興味の幅を広げ、基礎的な知識を増やしていくこと。

これはビジネスでも通じる話ではありますが、生まれも育ちも違うたまたま関わることになった人と話す際、自分の興味が幅広くあればあるほど、良い会話ができると思います。世界に目を向けると、そもそも日本という国を知らない人も数多くいたり、普段当たり前だと思っている何もかもが伝わらないことも多くあるかと思います。そういった時でも、世界中のいろんなことに興味を持ち、その最低限の知識を身につけていると、少しでも共通の話題が見つかったりして、話す時の壁が少なくなるのではないかと思います。世界にはいろんなしきたりがあり、そもそも会話ができないと、ビジネスにすらならなかったりします。日頃からいろんなことに興味関心を持ち、調べたり、人から聞いていくことで、それらを深掘っていきたいなと思っています。

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今はまだオンラインレッスンという形ですが、いずれはいろんな国の人と対面で話してみたいです。そのためには、これらのことを自分のスキルとして使えるようになっていく必要があります。

今やネットでなんでも情報が手に入る時代ではあるけど、逆にネットが全てだと思ってしまう怖さもあります。こうした経験や教養といったものはネットでは容易に手に入るわけではないので、自分で積極的に行動して少しずつ手に入れていきたいなと思います。

いつか、流暢な英語でさまざまな国の人たちと笑顔で会話できるようになる日を夢見て、これからも地道に頑張っていこうと思います。

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