韓国の友達のホスピタリティに感動して
韓国に着いて1週間が経過し、徐々にこの国のことがわかってきたような気がします。
今回が4回目の訪問だし、そもそも知っていたことも多くあるけれど、コロナ禍が明け、自分の状況も大きく変わったため、見えてくる世界も大きく変わってきた感覚があります。
その中で、今回は韓国で再び会えた友達とのエピソードについてまとめてみようと思います。
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僕が今いるのは首都ソウルから南に35kmの場所にある水原(スウォン)です。
サムスン電子の本社があることで知られるこの都市は、いわゆるソウルのベッドタウン。日本で言うところの千葉県の船橋や千葉市あたりの感覚です。
ソウルまでは毎回1時間ほど地下鉄に乗って向かっています。ちょっと長いとは思いつつも、観光目的ではない韓国の日常を見れるため、満足しています。
僕がソウルから遠いこの場所を拠点にしているのは、友達が家を使わせてくれたからです。
沖縄のゲストハウスで出会い仲良くなった韓国人の友達が、せっかく僕が韓国に来るならと、彼が使っていない家をタダで貸してくれたのです。
しかもここはタワーマンションの高層階。窓の外からは大きな湖が臨める絶景の角部屋です。
すごすぎて感動が止まりません。
彼は投資家で、おそらく相当な資産を持っているのでしょう。この物件ももしかしたら投資目的で購入し、売り時、貸し時を図っているのかもしれません。
とはいえ、最高の部屋であることに変わりありません。
本当にありがたい限りです。
仁川空港からのピックアップもしてくれたし、到着初日にはディナーにも連れて行ってくれました。
最高のおもてなしをしてもらい、感謝の気持ちが止まりません。
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コロナ禍が明け、旅行は活発になってきました。日本にも海外からの旅行者が多く訪れてくるようになりました。
僕が1ヶ月間ボランティアのスタッフとして滞在していた沖縄のゲストハウスでも、連日多くのゲストが訪れてきました。
その中には韓国から来る人も多く、韓国人たちとも盛んに交流することができました。
その頃に出会った縁のおかげで、僕は韓国に行くことを決めたし、ここで多くの人たちとの再会を果たしています。
沖縄ではちょっとしか話せなかった人も、ここではたくさん時間をとって話すことができています。彼らのより深い一面を見れている楽しさがあります。
再び韓国で出会えた人はみんな、外国人である僕に対して優しく、しかも好意的に見てくれています。
「食べたいものはなに?」「苦手なものは?アレルギーはある?」「これもうトライした?」
僕はあまり辛いものが得意ではないため、食べれるものは限られてしまいます。加えて、僕はお店探しが大の苦手です。
しかし、それでもお店をリサーチして「ここに行こう!」と案内してくれます。
本当にありがたい限りです。
彼らのうち日本語が話せる人は日本語で話すけれど、話せない人でも英語で会話できています。
国境を越えて人々と仲良くできる嬉しさや、彼らの僕に対するホスピタリティを強く感じて、本当に感謝の気持ちが止まりません。
韓国に来てよかった。心から思っています。
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彼らは僕にいろんな韓国の文化を教えてくれます。
日本以上に上下関係が厳しい韓国では、出会ってすぐにお互いの年齢を聞き、お互いの関係を明確にします。
ただ、日本式に倣って、年下の人でも「チング(友達)」と言って、タメ口を使ってくれる人もいます。
韓国語もいろいろと教わりました。
もう少し話せたら楽しくなるのに、そんなことを思いながらちょっとずつ勉強もしています。
そんな人の優しさに感動する韓国の日常です。
もう少しこの場所で、楽しんでいきたいと思います。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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また次回の投稿までお元気で。
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