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海外での体調不良の状況を前にして

東欧の国・ジョージアで「ノマドニア」という1ヶ月間の職業体験のプログラムを受けています。

ジョージアの首都トビリシに来て3週間が経ち、徐々にこの生活や習慣に慣れてきました。しかし、ここに来て熱が出たり、お腹をくだしたり、体調不良になる人が増えてきました。僕自身もお腹をくだしてしまい、夜な夜なトイレにこもる日がありました。

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ジョージアでの体調不良の原因は、環境の変化に加え、食事や気候、水、空気などいろんな要素があると思います。

異国という環境に来て高ぶる気持ちを持つと、気づいたら無理をしすぎてしまうことがあります。常に気を張ってアドレナリンが出続けてしまうと、どこかで身体に不具合が出てしまいます。

〈食事〉

ジョージアの食事は煮込み料理が多く、肉などであたることは少ないと思います。しかし、お店によっては危ないものはあります。

僕はトビリシのとあるインド料理屋に行ったあと、お腹をくだしてしまいました。詳しい原因はわかりませんが、食べた後なにか違和感を感じたため、それで間違いないと思っています。

〈気候〉

7月に入ってからのジョージアの気候は、一日の気温差が大きく、昼は最高40度近くまで上がるのに対し、夜や朝は一気に冷え込みます。その気温差も体調を崩す原因となっています。

〈水〉

ジョージアは水道水を飲める国と言われています。念の為、普段飲み水は市販のものを使っていますが、歯磨きやスープなどで水道水を使うことはあります。

今住んでいる宿では、これまでに2回断水がありました。ジョージアでは月に1度のペースで断水があると言われていますが、この頻度で起こった原因は近隣の工事です。

工事によって水質に影響が及んでしまうため、一時的に水道をストップしていたとのことです。もしかしたら水に良くない成分が入っていたのかもしれません。

〈空気〉

トビリシには古い車が多く走っており、盆地という土地柄空気は良くありません。自然豊かなイメージとは裏腹に、排気ガスでモヤっている時もあります。

また、コロナ禍で2年近くマスク生活が続き、ジョージアでいきなりマスクを外した元の生活をしてしまったので、そのギャップでやられてしまったかもしれません。

いずれにせよ、コロナ禍でみんな衛生管理の習慣が出来たものの、免疫力が下がってしまったこともあり、体調が悪くなってしまったのだと思います。

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体調が悪くなると、よく効く薬や胃腸にいい食材が欲しくなります。

僕は海外に行く時は必ず、胃薬と風邪薬を持参していますが、それだけで賄えない時もあります。

今回、何人も体調を崩した状況を前にして、困った時は周囲にいる日本人に聞くのが一番良いと思いました。

僕もまだまだ海外経験が浅いから、熟練した人達ならではの手法はとても役に立つし、勉強になりました。

ジョージアにいる日本人は優しい人が多く、薬や食材を持っていたり、地元の効くものを提供してくれました。日本人特有の体質事情もあるため、ジョージア人よりも現地の日本人に聞くべきだと思いました。

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通常時はなんとも思わないことでも、体調不良で身体的にも精神的にもつらくなると、いろんなことを過敏に感じてしまい、不安に陥ってしまいます。

健康のために日頃から意識することがとても大切だと思ったし、もし体調不良になったときに適切に行動できるよう、普段からイメージするのも大切だと思いました。

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