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気分転換の潜水士受験【海外就職への道27】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、コロナ禍でフィリピンに渡航できない中で挑戦した潜水士試験についてお話しします。

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2021年9月、なかなか収束しない新型コロナウイルスに、より一層の不安を抱えていました。欧米では徐々に規制緩和が始まり、実際にビジネスや留学で渡航した日本人の話もよく聞くようになっていました。しかし、日本やフィリピンといった島国では、強い水際規制により流入に制限を掛ける政策が引き続き採られていました。

2回目のワクチン接種の予約も済み、心身共に準備が出来ても、国の規制や会社の方針には逆らえず、未だ自宅待機が続いていました。長く続く不安定さや日に日に忙しくなっていた本業など、ストレスが過度にかかるようになっていました。

つい数週間前までいた沖縄の日々を思い出しては懐かしむ「ロス」の状態になっていましたが、そんな時、ひとつの興味を掘り下げようと思いました。

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海に関する興味が増していき、何かできないか考え、国家資格「潜水士」を受験することにしました。ダイビングのライセンスをアップグレードした時に資格を得る喜びを感じていたので、それを再び味わおうと思いました。

本来は海中の土木作業員やダイビングのインストラクターなど、海で仕事をする人が持つべき資格ではあったものの、一般の人でも自由に受験できるため、受けてみることにしました。幸いそこまで難しいものではなく、しかも(潜水士を名乗りながら)数時間で終わる筆記試験のみであったため、心理的なハードルはかなり低いものでした。

早速申し込もうとするも、さすが日本のお役所仕事と言った様相で、連絡や書類送付でメールは使えなく、全て郵送でやりとりをする必要がありました。また、直近の試験スケジュールを見ると関東がなく、一番早くて1ヶ月後の宮城県会場となっていました。少し悩んだものの、フィリピン渡航がチラつき早く受験したかったので、宮城県会場で受験することにしました。こうして、潜水士受験に向けた勉強が始まります。

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沖縄でお世話になったダイビングのインストラクターの方から勉強方法を聞きつつ、購入した参考書を解いていきました。勉強期間は1ヶ月しかなかったので、空き時間は全て潜水士の勉強に充てました。ちょうどこの前年に空き時間全てを英語の勉強に充てていたことを思い出しつつ、海のことや身体のことなど、今まで学んだことないような分野の勉強をしていきました。実際、英語やITと全く異なる分野は新鮮で、興味から始めた勉強はとても楽しかったです。

↑使った参考書はこちら。

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参考書を何周かして知識と自信を付けつつ、試験を受けに宮城県に向かいます。

この続きはまた明日。では。

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