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フリーランスとしての働き方を考えるようになって【ノマドニア体験記10】

現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。すでに3週間で8つの講座を受けており、充実した毎日を過ごしています

今回は、その講義を進めていく中で感じてきたフリーランスになることへの思いを書いてみようと思います。

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僕がノマドニアに参加したきっかけは、自分がこれからやっていく仕事を見極めていきたい、というものです。毎日そのことを考え続けて、徐々にその輪郭が露わになってきた感覚があります。

元々、新卒からITエンジニアを5年やってきたから、パソコンには強い自負があります。ノマドニアの講義のうち、ツールを用いる作業については、周囲の人と比べて抵抗なく取り組めています。

だから「できるからやりたい」といった判断ではない、ツールをどう活かせば面白いコンテンツが作れるか、といった基準で、やりたい・やりたくないの見極めができています。

たとえば、アニメーション制作の講座で使用したVyondは、ツールを使うこと自体に抵抗はないものの、面白いアニメーションをつくることは全然できなく、得意にはなれなさそうでした。

逆に、WebデザインとWeb制作、そしてライティングは、面白いものを作れそうというなんとなくの自信があったし、やりたい気持ちを感じました。

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先週ごろから、これからどういった仕事をしていくかに加え、フリーランスとしてどう働いていくかどうか、という悩みを抱えるようになりました。今までは考えてこなかった「フリーランスとして仕事をしていきたい」という気持ちが強くなっていきました。

学生の頃はフリーランスという働き方を知りませんでした。就職活動をしていた時は、一生会社員として過ごしていくと思っていたし、そもそもやりたいことなんてありませんでした。

日本における会社員という働き方は、たかだか50年ほどの歴史ではあるけど、それこそがスタンダードだと思っていたところがあるし、やりたいことがない以上目立つことをする気もありませんでした。

ノマドニアに参加した時点ではあまり思っていなかったけれど、フリーランスという働き方を実践している人と関わっていくうちに、その働き方に憧れを持つようになっていきました。

だから、今はフリーランスとして働いていくことも念頭に置いて、今後のことを考えています。会社員という選択肢も残していますが、一旦は個人で働く力をつけたいと思っています。

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ノマドニアも最終週になり、徐々にノマドニア終了後に毎日をどう過ごしていこうか考え始めました。

今は、Webデザインの講師から提示してもらった1ヶ月間の集中講座を受けることも考えつつ、自分が現状すぐにできるライティングなどで案件を獲得できるよう進めていきたいと思っています。

ジョージアでどのように生活するか、ジョージアにいつまでいるか、今後どこに向かっていくか、など考えることが多すぎる現状に不安やプレッシャーを感じる瞬間もあるけれど、地に足つけられるよう見極めながら、集中して取り組んでいきたいと思います。

この苦労が将来に活かせますように。


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