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⑱ 高校野球の経験が支えになってるのかもしれない。(1)

つい最近部屋の掃除をしていたところ、高校を卒業する時に後輩からもらった色紙を発見しました。
そういえば色紙をもらった時はカッコつけて全く見なかったな〜…なんてことを思い出して、つい「だせーな!」ってツッコんでしまいましたが、その時ぶりに見返してみました。

そこには「(自分)さんと一緒にプレーできて楽しかったです!」とか「(自分)さんの練習に取り組む姿勢がとても勉強になりました!」など他にもお前それ本当に思ってるか?ってなるのもありましたが、笑
読み返しているとその時の光景がフラッシュバックしてきたので、その時の懐かしい気持ちを思い出しながら、書いていきたいと思います。

⒈「ベンチ入りしたい」が原動力


私の通っていた高校は全員で大体40〜50人くらいのごく普通の高校でした。
その中で大会にベンチ入りすることができるのは20人だけ。
一年で入部した時の私は「夏の大会でベンチ入りしたい!」ことが目標でした。

そのためには練習や練習試合などで結果を残さなければいけません。
しかし、一年の時は試合に出る機会も少ないのでまずこいつ使ってみたいなと監督に思わせなければなと思い、そこで私が考えたことは最初の試合で結果を残すことでした。

ここでの結果はなんでもよかったのです。
中学が軟式だったので、硬式になれなければいけないのもあったのですが、「こいついいスイングするな」でも「こいつ足が速いな」でも「こいつ声出てるな」でもとにかく監督に試合に使ってみたいと思わせたかったので、練習にも手を抜かずに取り組みました。

そこで巡ってきた一年だけの練習試合。
私は一番センターでスタメン出場しました。
あまり緊張はせず試合に向けてアップをしていたところ、キャプテンに「お前初球から振っていけよ」とアドバイスをもらいました。

そのアドバイス通り、ファーストストライクを振っていったところ見事ライト前ヒット!
それから足の速さには自信があったので、次の打者の初球から盗塁を決めることもできましたし、目標にしていた何かしら爪痕を残すとはできたかなと思います。

それから夏の大会では試合に出ることができませんでしたが、なんとか背番号「18」をもらいベンチ入りすることができました。

でもベンチ入りしたくらいで慢心する暇もないくらいに私は焦っていました。
なぜかというと、私と同じ外野で三年生を差し置いて試合に出て結果を残している同期がいたからです。
当時の私は嬉しいよりも悔しい気持ちの方が大きく、「ベンチ入りしたい」から「大会で結果を残したい」強くと思うようになりました。


長くなりそうなので、続きはまた明日にします。

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