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模倣の大切さについて

今回のテーマ

模倣についての話です。模倣は重要だと私は思いますが、昨今はそれが忘れられていないかと思ってしまいます。
学びの一番初期の段階かつ重要な作法だと私は考えています。

よろしくお願いします。



模倣、つまり他人の行動や作品を手本にすることは、
創造性や学習において重要な役割を果たしている。
私はそう考えています・

模倣は、私たちが新しいことを学ぶ最初のステップであり、他人の成功や失敗を通じて自己を成長させるための方法でもあります。

まず、模倣は学習の基盤です。私たちは子供の頃から、周囲の人々の言動や行動を真似ることで世界を理解し、スキルを習得しています。

たとえば、言語や社会的スキルを習得する際には、親や周囲の人々の模倣が不可欠です。また、芸術やスポーツなどの分野でも、優れた作品や技術を模倣することで自己の能力を高めることができます。

自分より上手にこなす人を見て、同じようにやってみる。お手本をもとに同じように作ってみる。こうしたプロセスを辿ってきたことは誰にでもあるはずです。
同時にこの時我々は、その難しさにも気が付き奥深さを知るわけです。

さらに、模倣は創造性の源泉でもあります。他人の作品やアイデアを模倣することで、新しい発想や視点を得ることができます。
(もちろん模倣して、自分の作品だとそのまま表に出すのは論外)

有名な芸術家や作家たちも、自らの作品に先人の影響を受けていることがよくあります。
模倣から始まり、独自のスタイルやアプローチを築き上げる過程が創造性を育むのです。

凡人は真似をし、天才は盗む

パブロ・ピカソ

真似をしていると自分には合わないところが出てきたりしないでしょうか。違和感を自分の持つ能力、感性と置き換えると
どんどんオリジナルとは違うものに変わっていきます。

手を変え品を変え、最後には、全く別物になり、あなただけのオリジナルが出来上がるわけです。

最後に、模倣は成長と進歩のための必要条件です。
他人の成功や失敗を観察し、その結果から学ぶことで、自己のスキルや知識を向上させることができます。模倣によって得た経験は、自己の行動や選択において貴重な指針となります。

模倣は学習、創造性、成長の面で大きな意味を持ちます。

他人の経験や作品を模倣することで、私たちは自己を向上させ、
新しい可能性を開拓することができます。模倣を恐れずに、
積極的に他者から学ぶ姿勢を持つことが、個人と社会の発展につながるのです。



まとめ

昨今はすぐにパクリだと騒がれる世の中になってしまいましたね。
だからと言って模倣の有用性を忘れてはいけないと私は考えます。
模倣しいたものを自分の感性を加えることなく、表に出すのは”アレ”
ですが、十分に推敲、練られた作品は十二分にオリジナルと言える
と思います。どんどん真似して、あれこれいじくりまわして、自分の
糧としていきたいものです。

最後にお勧めの本をあげて

今回はここまで

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