見出し画像

うひ山ぶみ。本居宣長が説く、継続の大切さについて。

今回のテーマ

本居宣長の勉学に対する心意気が現代にも大いに役に立つので
みなさんと共有したく、今回書いています。
参考になる部分があると思うので、ぜひ読んでいってください。

よろしくお願いします。


本居宣長の『うひ山ぶみ』という書物について

江戸時代後期の国学者である本居宣長は、
日本の古典文学や歴史、神道などを研究し、
その知識を広めることに人生を捧げた人物です。


彼の著作『うひ山ぶみ』は、
1798年に書かれ、学問の心得と方法について語られています。

うひ山ぶみ、とは
はじめての山,あるいは新しい山を登るという意味です。
新しい学問を学ぶことを新しい山に登ることに例えています。

この作品は、宣長が自身の学問の集大成として、
初学者に向けて書き記したものであり、
学びの姿勢や心構え、そして学問の本質について
深い洞察を与えてくれます。

本居宣長は本書で次のように書いています

学問というものはただ長い年 月飽きたり怠けたりせずに
一生懸命続けることが大事である。

勉強の仕方は人それぞれで,その人にあった方法を選べば良く
それほど気にすることはない。

いかに良い勉強の方法を用いても怠けて
勉強に取り組まないならば学問の成果は得られない。

自分に才能がないとか,時間がないとかいったことであきらめてしまい,
勉学をやめてはいけない。

とにかく学問というものは一生懸命励めば成就する
ものだと思うべき。
あきらめは学問が大いに嫌うところである。


このように継続の大切さを強く述べています
効果がすぐに出ないからと言ってさっさとあきらめるのは
良くありません。昨今タイパが悪いと言ってすぐにやめてしまう
風潮がありますから・・・・

また方法論を探す旅もあまり意味をなさないのかもしれません。
しばしば勉強法を探す人で、聖杯を探す人がいます
この方法を使えばもっとも効率が良いと・・・

しかし、勉強法を持っていても勉強しなければ意味がありません

勉強法をさがす、そのようなことをしている暇があったら
自分に合う勉強法で継続することが一番かもしれません。

それでも効率的な勉強法をそれでも求めるのであれば、

などで学べば良いと思います。基本的に効率のよい勉強法は
脳にどれだけ負荷をかけるかにかかっています。


ここまで、勉強法について書いてきましたが、
他の活動でも同様だと私は考えています。
文章を書くのも、英語を勉強するのも、何かスキルを身に着けるのも。

継続することの大切さを胸に刻んでいただき、
日々精進したいものです。


まとめ

今回は継続の大切さを、本居宣長の書物を通じて紹介しました。時に継続することは、困難が伴います。めんどくさいことですから。しかし、そこで踏ん張って日々続けていくことを肝に命じたいですね。私も紹介した立場として、頑張りますよ。!!!

今回はここまで



参考資料

https://www.proterial.com/rad/paper/technical_report/pdf/vol35_k01.pdf


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?