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設計事務所知識          Kitchen design読解     〜天板編〜

本日は、最近は住宅のインテリアの一部として考えるのが必須条件になってきたキッチンのデザイン性を上げるためにどのような点を設計事務所がキッチン制作で気にするかを記述していきます。

キッチン天板形状

まず初めは、キッチンの天板の形状についてです。キッチンがリッチに見えるか安そうな既製品に見えるかを感じさせるかは、第一印象はキッチンの天板の厚みがかなり関わってきます。下記の二つの画像が一つの参考になります。多少色は違うのですが、両方とも色的には違和感を感じることはないです。しかし、片方の方が高そうに感じるのは素材の違いもありますが一番は天板の厚さの見せ方です。水平ラインが細い方がシャープに見えて浮いて見えます。これによりかなりキッチンがのっぺりしなくなり、色の違いも分けることができ見た目がいいです。細かい違いもあるのですが、今回は設計をしている目線として色の以前にどこが分けるのかを説明していきます。私の尊敬する設計士はお客様がどのような色を選択しようが空間の設計をしっかりすることで綺麗に作れると言っておりました。私はこの違いを見たときにその通りだなと感じました。


またもう一つ重要なことが、前で述べたことが結局なぜ必要かと言うと結論、細く長く見せることがデザイン的に映えると言うことです。なので、今回は詳しい寸法については述べませんが天板の厚みはできる限り薄く作ってもらう方が良いです。


キッチン天板がシャープな方



キッチン天板がのっぺりしている方



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