狂った成果を出す、狂ったアイデアを出すためには、まず狂った環境に身を置け
キャンプファイヤーのリターンで届いていた、キンコン西野さんの『貯信時代』という原稿の前半を読んだ。
たぶん半年以上前に届いてて、読まずにすっかり忘れてたんだけど、この度北海道の震災に復興に向けて募金をしようと思い、ログインしたら思い出した。
情けは人の為ならずというけれど、さっそくご利益を享受してしまった。
だいたいの内容は、ふだん西野さんがブログなどで言っている内容をまとめたものだけれど、それ以外でひとつ面白いものがあった。
それが、本noteのタイトルにもなっている「狂った成果を出す、狂ったアイデアを出すためには、まず狂った環境に身を置け」だ。
例に出していた、矢沢永吉さんの話が面白かった。
矢沢永吉さんは、ライブに毎回ものすごくお金をかけている。
でも別に、めちゃくちゃCDを売っているわけでもない。
じゃあ、そのライブの費用はどこから出ているのかというと、「タオル代」なのだそうだ。(本当はもっと多角的な収入源だけど、わかりやすいように極端な例として西野さんは書いている)
要は、「音楽」という本業とは別の「タオル」販売にキャッシュポイントを作ることによって、本業の音楽は市場規模や流行などに左右されず、とことん自分のやりたい音楽を追求できるのだという。
そしてそれが結果的には、その「振り切り」がひとの心に刺さる素晴らしい作品を生み出す。
ふつうのビジネスモデルを設計していては、ふつうの成果しか出ないのだ。
狂った成果を出すためには、狂ったアイデアが必要になる。
そしてそのためにはまず、「狂った環境」が必要なのだ。
ひとは必要に迫られて、バカ力を出す。たぶん矢沢さんも、「自分の音楽を追求するために、音楽自体でマネタイズすること」を諦めたときに、矢沢タオルの構想が生まれたのだと思う。(たぶん)
ふつうの環境でひねり出しても、ふつうのアイデアしか出ない。
狂った環境に身を置いてこそ、狂ったアイデアは生まれる。
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