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広告業界を諦めた理由(就職編)

みなさん、こんにちは!

あべけんたろうです。

今回は僕が就職活動において広告業界を諦めた理由について話します。

※あくまで個人の見解になります
※事実に基づかないこともあるかもしれません

結論(忙しい人向け)

・広告業界は人気かつ枠が少ないと感じた

・就職活動を始める前と後で「広告」に対する考え方が変わった

・コロナ禍を通して広告業界が心配になった

・少なくともここ数年の生存戦略としては別業界が良いと思ったから!

起(なぜ広告業界を志望したのか)

遡ること2019年2月になります。

僕は大学時代に何か新しいことに挑戦したいという思いからブログを開設しました。

もちろん場所は変わりましたが現在でもnoteにてブログを書いています。

そのことからメディアに近い仕事で自分のアイデアを実現しやすいといった動機から広告業界に興味を持ちました。

また、ネット広告がテレビを追い抜いた!ってニュースもあったじゃないですか?


ネットが2兆円でテレビ広告費を抜く 2019年「日本の広告費」が発表に
https://www.advertimes.com/20200311/article310146/

※電通が毎年発表している「日本の広告費」は広告業界の動向がわかるのでおすすめです!

ってないこともあり、広告業界の志望度がぐんッと増したのです。

承(いざ、広告会社のインターンへ)

それから、僕は就職活動を本格的に意識し出した2020年6月末からインターン情報を集めました。

実際、探してみるとサイバーエージェントや電通、博報堂など名だたる広告会社がインターンを募集していました。

内心、受からないだろうな~と思いながら受けた結果、ものの見事撃沈。。

代替策として選考なしの先着型インターンなら受かりました。

インターンについて紹介すると

IT、広告、人材、コンサル、飲食など様々な業界を見てきました。

後日、調べると先ほどの名だたる広告会社のインターンは超絶人気かつ

インターン参加者限定の選考があるみたいでそもそも入口が激戦区だったんです。

実際、コロナ禍の影響から広告業界自体落ち込んでいます。

「広告業界の現状と動向(2020年版)」
https://gyokai-search.com/3-ads.htm

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(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

ご覧の通りリーマン・ショックの2007年、2008年頃

2020年のコロナ・ショックで広告業界は落ち込んでいます。

もちろん巣ごもり需要でネット広告は調子が良かったそうです。

ですが、景気の変動を受けやすいのが広告業界の特徴ではありますね。

転(そもそも広告って必要かな)

特に2020年からのコロナ禍を通して大学生はオンライン授業、社会人はテレワーク、外出自粛の影響からオンラインの活用が増えました。

例えば、YouTubeの視聴時間は増えましたよね。

実際、YouTubeをよく利用すると広告うざいな!!ってなりませんか?

いきなり欲しくもない商品を動画広告で宣伝して動画を見ると見なければならない広告ってどうでしょうか?

最近だとAdBlock機能やYouTube Premiumを利用することで広告排除の動きがあります。

テレビでもNHKであれば民放のクイズ番組でありがちな「正解はCMの後で!」がないので非常に見やすい。

そのため、メディア側からすると広告はマネタイズ(収益化)する手段としては使える。

しかし、ユーザーからすると広告があると利便性に欠けることがある。

また、日ごろから広告に接していると欲しくもないのでものを買っちゃうみたいなこともありませんか?

この間、テレビ番組で紹介されたお店に行ってみよう!

今、話題の〇〇を買ってみよう!

ってないことありますよね。

もちろん各々の経済活動あって、初めて社会は成り立っています。

しかし、個人の視点に立つと要らないもののなんとなく買っちゃうことには否定的であります。

結(一旦、他業界へ...)

これまでの話をまとめると

・広告業界は人気かつ募集人数が少ない

・そもそも広告の必要性を考え直した

・景気の落ち込みによって広告業界が心配になった

もちろん、僕自身発信することが好き、メディア、コンテンツが好き!

ってなことは不変であります。

ですが、新卒で広告業界に携わるより他業界を経験してから広告業界に行ってみてもそれはそれでいいんじゃないかなと思ったりしました。

例えば、人材系の広告を作りたい!ってなったとしましょう。

その時、新卒で広告会社しか経験していない人と他業界からの中途入社の人が広告を作るってなったとき他の業界を経験している人の方がより効果的な広告を作れるのではないでしょうか?

結局、広告は広告業界以外の人に見せることが多いのでなるべくいろんな業界を経験している人の方が様々な視点を持つことができます。

また、業界動向によると広告業界の市場規模は7.3兆、IT業界は16.4兆円なんです。

広告とITでは2倍以上の開きがあります。

しかもIT業界はコロナ禍を通してオンライン化の追い風が吹いている。

ってなこともあり僕はIT業界に絞ることになります。

まとめ

今回、就職活動を始めて勉強になったことはたくさんあります。

実際、広告業界に興味を持ったことで業界に対する理解は深まりました。

これからも広告は欠かせないものでしょうし、定期的にバズる広告は出てきます。

もし就職活動している学生のためになったらうれしいです。

ありがとうございました。

雨のお恵みをいただければ、カナヅチが治るそう。