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新規事業好きについて考えてみた

こんにちは、スカイディスク取締役の後藤です。
このところ社内外で、新しい何かの仕掛けをする機会が増えました。
新しい営業企画を試すことや人事制度の修正をするなどの改善業務から、資金調達や事業提携、会社ブランディング活動等社外を巻き込んだ大掛かりなものまで、色々と仕込んでいます。
発信できることが増えていくので、私個人としても楽しみにしています。

スカイディスクは、新しい取り組みを形にしやすい会社だなぁと常日頃思っています。
今回は新しい何かをやってみる、ということを考えたときに個人、そして組織としてどういう視点を持つべきなのか、改めて言語化してみました。
(ちなみに、このキノコは新しいことの芽をイメージしています。昨年蓼科高原でイカしたキノコの写真を撮ったので、つい使いたくなり・・。)

いつも通りではない事をやる楽しさについて

まずは個人としての、何かに取り組む面白さについて。私の場合は新しい案件を探して来たり、新しい提携企画をしたりすることが好きです。こういった取り組みは大体妄想から始まります。取引先について、先方はこんな課題があるんじゃないか、こういうサービスがあればそれが解消できるんじゃないか、スカイディスクでやっているこの取り組みを少し変えれば取引先と連携できるんじゃないか、といったものです。

その上で、ポンチ絵だったり箇条書きにして言語化・可視化してみる。考えていたことが言語化してみると意外とショボい事だったりもするので、そうした時にはこれまで考えていたことを一度忘れて、改めて妄想し直してみる。それをまた言語化してみる。直感的に降りてくるいいアイデアも時々はありますが、大体の場合このプロセスを繰り返すことで形になっていくことが多いかなぁと思います。

新規の案件が取れたり提携・連携が実現することは、そんな妄想が形になっていく瞬間です。新規事業が好きという方が世の中には一定数いますが、そういう方はこういったこれまでにない何かが形になっていくことが楽しいと思える人なのだろうと思います。これをやりたいというモチベーションについてもう一歩踏み込んで言語化してみます。

その前にまず前提として、新規も含め、どんな施策であっても、それは組織にとっては結果を出すための手段でしかない、ということは認識しておきたい点です。新しいことに臨む時には、これまで通りやっても想定できるような結果しか出ないから、ブレークスルーが必要なのでやってみる、という結果重視の要素はマストであるべき共通認識です。

この共通認識に加えて、これまでは存在しなかった形で結果を残すとかっこいいんじゃないか、という見栄っ張りな要素も、個人のモチベーションとして重要だなぁとも思います。人の個性や展開している事業によっては、見栄ではなく社会に対する貢献意識や、愛の様なモチベーションもあると思います。どんな形のものであれ、個人としてのモチベーション・やる気があることは、うまく行かせるための努力をする原動力になるので、これなしには物事は進まないと思います。

いつも通りは悪いことなのか

では、新しいことをやるのが必ずしも求められるべきことなのでしょうか。結論から言うと、ポジション次第なのかなぁと思います。組織の中では、シニアレイヤーになるほど、これまでなかった結果の出し方を形にすることを求められることが多くなる傾向があります。また、新規事業企画、アライアンス企画系のポジションは、それが役割として求められるポジションなので当然そうなるでしょう。

少し視点を変えて会社的な視点、個人の視点からみると、必ずしも新しいことをやるということが選択肢として正しいとも言い切れないしなぁ、とも思います。まず会社的な視点から考えると、事業の選択肢の中で新しいことをやる、ではなく既存の何かを磨き上げて成果を出す、という選択肢も当然あります。どっちの選択肢が良い選択肢かは、実際にやってみないとわからないところもあり、既存の何かを伸ばし続けることも結果から逆算したときには妥当解となり得るものだと思います。

組織的にも、新しいことをやり続けて、その結果だけを良しとする組織は、継続してプロダクトを育てていく組織とは違う組織だと思います。スカイディスクの様に新しいことも考えつつ、プロダクトも磨き上げていくタイプのベンチャー企業にとっては、どちらかだけ、というわけではなく人のポートフォリオとしてバランスが取れている状況が望ましいかと思っています。

個人のモチベーションとしても、一番自分が向いている領域で組織に対して価値提供をすることが、その何かに打ち込めるし結果も出やすいので、個人・組織両方にとってメリットが大きいのではないかと思います。一人で仕事をしていると、新しく仕事をとりつつ、今ある仕事を維持して伸ばして、という両方を求められることはよくあることです。その一方で、組織であれば色々なタイプの人がいるわけなので、お互いの特性を活かして補完し合うことが出来ます。こういう場合、個人として得意なことに集中することが組織にとっても最適解になることはあると思います。

やりたい人がやりたいことを出来る組織

新しいこと、既存事業の磨き上げ、何でもいいんですが、所属する人が結果を出しやすい組織環境についても、思っていることを言語化してみます。スカイディスクでは、意思をもって何かをやりたいと思っている人が動きやすい組織であることを心がけていて、その為にやっていることがあります。

シンプルな話ですが、社内で相談・情報発信しやすい環境を整えるよう努力しています。スカイディスクでは、「もやもや」発言を積極的にしていこう、という文化があります。何か気になったらまとまっていなくても、答えはなくとも良いので「気になった」という事実を人に伝えてみること。それに対してどの立場のメンバーであっても否定的な意見を述べず、相手の目線感に立って同様の立場から状況を把握することを会社のコミュニケーションのルールにしています。

何かをやりたいと思う時に、最初からすべてが言語化されていることはむしろ珍しいことだと思います。施策が形になるとき、多くはふとした思いを人に伝えて、色々な人と意見を交わす中で解像度が高まっていくことで実現していきます。最初はもやもやしていた思いが、解像度を上げていく中で共感を呼んで組織を巻き込み、会社としての意思になって実現性が上がっていく、という流れです。なので、ふとした思いを発言出来る雰囲気を作ることが重要なんじゃないかと考えているわけです。

スカイディスクは、引続き絶賛採用強化中

スカイディスクは更なる事業拡大、そして上場を見据えて引続き絶賛採用中です。お陰様で昨年来かなり組織も拡充できているのですが、会社の成長速度を更に上げていくためには、まだ仲間が必要なフェーズです。

資金調達も実施し、ウェブを中心としたマーケティング活動に注力していきます。マーケティング経験者急募です!

また、おかげ様で最適ワークスのクライアントも増え、最適ワークスのクライアントにDXソリューション事業領域のサービスを提案する機会も増えました。クライアントに対してソリューション営業ができるメンバーも募集中です。

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