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最後の、幼稚園の運動会。

3回の雨天順延を経て本日無事に幼稚園の運動会が開催された。有志の父親のコミュニティの後援会に召集がかかり、朝8時からグラウンドの水溜りをスポンジで吸い取る。地味な作業だが人海戦術で2時間ほどの作業を実施、コンディションがかなり改善され天日の作用もあり午後には問題ない環境に。

昨年に引き続き後援会に参加しているので、催事中は用具係として遊戯毎に必要な道具の出し入れ。しかしながら我が子の出番には優先して観覧ができるので、子どもの目の前でカメラを構えることができるのは嬉しい。4時間の催事の中で精一杯にお手伝いをさせていただき、かつベストポジションで撮影ができた。今回はほぼ動画をメインとした。写真家の佐藤信太郎さんから、子どもの思い出はできれば動画で撮影するのが良いと常々アドヴァイスをいただいており、それが毎回気になっていたのだ。確かに被写体が動いているという事実は強烈だ。数年後が楽しみだ。

今年はコロナ渦ということもあり演目を減らしたとはいえ、みっちり4時間の内容。とにかく手際がよく次から次へと進んでいく。我が娘の出番は6回。どれも間近で観ることができ、特にクラス対抗リレーではボロボロと泣いてしまった。陸上部出身ということもあるが、やはり全力で走れるというのは何よりも健康体であることの証だからだ。あっという間に目の前を駆け抜ける娘を観て、時間差で嗚咽してしまった。隣で奥様(あえて敬称)は何故泣いているのかとゲラゲラ笑っていた。今日に至るまでの苦楽がフラッシュバックしたのだ。笑っていただいて結構、私は幸せなのだから。

タイトルにある通り、上の子たちは既に小学生であり息子については来春から中学生となる。家族の中での行動時間軸もさらに複雑になるだろう。昨日などは小学生組は土曜日登校だったが、末子の幼稚園はお休み。夫婦と未就学児の3人でホームセンタに買い物に行くなど、そんなのんびりとした土曜日の過ごし方は来年にはない。そう考えると毎日がとても貴重で愛おしくなる。子どもの成長は喜ばしくもあり、そして悲しくもあるのだ。

最近は、子どもへの愛情が深まりつつある一方で、自分のご先祖様への興味関心が強くなってきている。極端な話であれば知性といわれるものを有していない動物の時代にまで遡り自分のルーツは確かに存在しているのだから、本当に驚きである。そんな歴代の方々がもし目の前にズラッと並んだとしたら、さすがに適当な生き方はできないのではないかとすら思う。

園児の数だけ夫婦が存在するということであれば、夫婦というものにも少し想いを馳せる機会にもなった。私もそうだが、彼らは何故結婚したのか。そんな漠然としたテーマに鋭く切り込んでくれているであろうこちらの最新刊を、今夜から読み始めます。完全に自発的な回し者である。

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自称筆頭ファンとしては、SNSでの交流も欠かせない。とにかく家族に囲まれて毎日幸せです。幼稚園の先生、役員会のお母さん、後援会のお父さん、お疲れ様でした。

読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。