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道を見つける力。

非常に示唆に富むタイトルである、傑作を読み終えた。

我らの角幡唯介さんの選書である、読まないわけがない。彼の評は以下の通り。

オコナー『道を見つける力』が非常に面白かった。私が日高や北極で実践しているナビゲーションと実存の関係を科学ジャーナリストが深く取材した本なのだが、まさかこのテーマでこれほどの本を書く人がいるとは。これからは普段の生活でも想念に耽らず、外の変化に敏感な人間になろうと決意した。

彼の活動や思想に著しく被曝している自分は、ことあるごとにGPSをはじめとするテクノロジーの功罪を各方面で吹聴してきたので、改めてここで何かを論ずるつもりはない。過去のnote記事を貼り付けておくのでご笑覧いただきたい。

身体性を取り戻すなど、オカルティックな発言にドン引きされることが多々あったが、最近は状況を見ながら自分の危険な引き出しを開けるか否かを判断するようにしている、多少はオトナになったのかもしれない。

あれこれ小難しいことを言うよりも、自分が究極的に思うのはただひとつ。スマホばっかり触っていないで、自分で考えたり探しましょうってこと。いつしか若い子と見知らぬ街で飲みに行くことがあり、彼が食べログで検索しようしたので苦言を呈したことがある。

なんというか、スマホで情報を取るのってスマートじゃない気がする。スマホで写真撮るのが好きじゃないのも近しい感覚かもしれない。つまりは所作の問題なのか。そういう意味ではトイレなどで隠れて検索して、さも昔から知っていましたて顔するほうがマシなのかも。

読んだ本の話題から大脱線してしまった。とにかくスマホを使うのは控えましょう。それでは今日もお疲れ様でした。

読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。