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今週は3冊の本を、読んだ。

再び読書に集中できており、たいへん充実している。

集中して本を読めるのは平日の20時過ぎと、土日の日中。最大の敵はスマホとテレビだ。スマホは本当に恐ろしいもので、あっという間に時間が経過してしまう。奥様(あえて敬称)も常々同じことを嘆いている。

目的のないスマホ利用は本当に危険だ。Facebookなど、タイムラインを表示する画面上部に、動画視聴サービスのボタンが絶妙に配されており「ついつい」観てしまう。そして気づけば15-20分などあっという間に浪費している。

つい最近まで自分もスマホを触る時間が非常に多かったが、結局のところ何よりも優先して取り組みたいことが読書になっただけであり、スマホを触ることを我慢しているわけではない。どうしてそうなったかは、またどこかで言及したい(理由はあるが、それを今日分析する必要がないだけである)。

閑話休題、今週はこちらの3冊を拝読した。

大好きな小林聡美さん。サンデー毎日の連載を単行本化したもの。聡美、聡明で美しい。その名の通りに非常にインテリジェンスで、気品あふれる選書。堅苦しく、息苦しい雰囲気など全くなく、自然な感じ。流石の一言。

既に自分が読んだ本も頻出しており、なんだかちょっと嬉しい。いつか絶対にお会いしたい人である。三谷幸喜は絶対に許さない。

スタディサプリ 三賢人の学問探究ノート、というシリーズが何冊か出ているらしい。先日は「表現を究める」を拝読した。

私たちは、もう少しだけ
自分の好きなように世界を見てもいい

本書「はじめに」より抜粋。どうやら若者(特に就職を意識し出すであろう高校生あたり)を対象にした内容と思われる。上記にある通りに、多様性や包摂性を隠れたキーワードにしているようだ。

自分が大学で人文学部日本文化学科を選択したのは、ただ文系だから。そういう曖昧な判断基準で、わりと重要な人生の岐路を経ていたことを少しだけ後悔している。もっと他にもあっただろうと。

極論、大卒というラベルは意味を成さなくなっているし、東大京大早稲田慶應のブランド力も希薄になってきたのが実際のところではないだろうが。純粋に凄いなぁと思うし、確かに優秀な人が多いのは事実。

文春砲と言われて久しい。自分はレベッカさんの不倫報道で、なんだか下品な雑誌だなぁとネガティヴな印象を受けつけられたまま今日に至る。しかし、刷り込みとは怖いもので、メディアとしての矜持を持つ骨太な人々だと改めて理解。印象操作、思い込みは本当に怖い。

著者の木俣さんご自身が携わったお仕事の回想記的なものだが、歴史的な大事件の裏側なども事細かく記述されており、それこそ週刊誌らしく物見遊山な楽しみ方もできオススメ。取材って本当に面白そうだなぁと思う。

週刊誌、久々に買ってみようかな。さて今日は何を読もうか。

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読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。