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ネタに、困り続ける。

読書に夢中になって気づけば21時。正直言って何も話題がないので適当に済ませてしまおうかと思ったが、とりあえず1,000文字だけでも実行してみようとタイプを始める。どうしようもない中身であれば1,000文字なんてあっという間なのだが、それもシャクなので少しは何かを考えてみる。

そういえば地元ネタだが、今日は何かの事件の容疑者が警察の家宅捜査中に逃亡したと防災無線と市からのお知らせメイルが来ていた。つい追い詰められた凶悪犯の篭城事件を想起してしまい、幼稚園を休ませた方が良いのでは、登校してしまった小学生の子ども達を早退させた方が良いのでは、と狼狽し騒ぎ出す自分を尻目に、奥様(あえて敬称)はデンと構えていた。

子ども達が心配ではないのかと問うと、容疑者当人は極力目立ちたくないはずだからどこかに隠れようとするだろう。万が一にも篭城事件は有り得ないから心配は無用、ただし用心はすべきとの至極真っ当な見解。とはいえ、小学校の下校時間はソワソワと玄関先で子ども達が無事に帰宅するか気になって仕方なかった。21時時点で容疑者はまだ確保されていないようなので、継続して用心はする。心配事の99.9は起こらないと父が言っていたのを思い出した。

日曜日にAmazonから届いた角幡唯介さんの新作を読み終えた。正直言って難しい。だから面白い。結婚をメインのテーマとして、中動態や事態などのキーワードが登場し相変わらず独自の考察が面白い。昨年に参加した講演会でも何度か話題にでた中動態については、もう少し突っ込んで勉強してみたい。角幡さんが中動態を詳しく知るきっかけになった書籍もすごく気になっているので、11月のお小遣いで購入する予定。

読書は知的興奮が連続し、知識や知見が半自動的に拡張していくからやめられない。つまり、放っておいても世界が広がっていくということだ。これはまさしく中動態であり事態である。

今日は携わっているウェブメディアの定例編集会議があり、そこで記事の新規起案について協議をした。以前に起案した秩父のウイスキーの蒸留所さんを書きたいということで熱心にプレゼンをしていたら、急に猛烈にウイスキーが飲みたくなった。気温も下がり、冷えたビールや炭酸でシュワシュワとした喉越しを楽しむチューハイの時期は終わりを告げ、やはり熱燗かウイスキーでしっとりいきたいところ。特にウィスキーはストレートで飲むべしとお友達に薦められたので尚更飲みたくなったが、娘との平日飲酒禁止の約束を守るために辛抱することに。金曜日のお楽しみとしておく。

あっというまに1,000文字。こんなに適当で良いのだろうか、苦笑。

読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。