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お盆休み初日、レポート。

回を重ねるごとにオジサンの日記と化していくのを肌で感じるが、なんでも良いので毎日必ず更新するという自分との約束を遂行するために、捻り出している。今日からお盆休みが始まった。土日と連結した4日間なので長期休暇ではないし、どこかに出掛ける予定も今のところない。とはいえ、照りつける太陽から強烈に外出を促されている気がするのは、スチャダラパーのサマージャム95を初めて聞いたあの20数年前から何も変わらない。天気が良いのに家から一歩も出ないという罪悪感のようなもの。この気持ちはいったいなんだろう。青春カウントダウンとでも言うのだろうか。無理して出かけなくても毎日は変わらないのだけど。

今日はお昼前からキッチンの収納棚を組み立てた。妻があれこれと検討を重ね、無印良品のものを手配。汗だくになりながら組み立てる。のろけるわけではないが、妻が欲しいと言ったモノについて否定的な意見を示したことはほとんどない。そもそも彼女が頓珍漢な要求することがない、常にそのとき家庭に必要なもの、私も欲しいなと思う素敵なものをリクエストしてくれている。専業主婦にとって、家や室内はお城のようなもの。それくらい好きにやってくれたらと思う。男は仕事という名目で外で色々飲んだり食べたり楽しんでいるわけだから。

お昼からビールなどをいただき、午後は仮眠のつもりが毎度のがっつりお昼寝。これでまた夜中に起き出してしまわないか心配だ。どうにかならないものだろうか。どうにかなるのだろうけど、実行しないから変わらない。それだけだ。

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息子が欲しいテレヴィゲームソフトがあるとのこと。Minecraftというゲームのアクション版、マイクラダンジョンズというものらしい。妻が難色を示したら自分のお小遣いでと思ったが、意外にも承認がおりたので家庭の経費から購入、早速楽しんでいる様子。我が子が何かに夢中になってる横顔が好きだ。そういえば子どもの頃、自分がファミコンをしている横顔を父親が30分ほど延々と撮影したヴィデオがあったのを思い出した。どこかで中古カセットを買ってもらい、帰宅してすぐにプレイしていた様子を撮影していたのだと思う。たしかタイトルは北斗の拳。もちろん自分もそのヴィデオを見たのだが、当時はなんでそんなことをするのか意味が全くわからなかった。しかし今思い出してみると、真剣な眼差しで画面を見つめ、ボタンを押すたびに異常に肩に力が入っているその姿は、今自分の息子と全く同じだった。こうして自分の父親が何気なく起こした行動が、死ぬまで記憶に刻まれていくことに驚き、感動する。

夕刻前からは読書の時間、お知り合いの方のSNS投稿で知りAmazonで購入。まもなく読み終わるが今回も最高。ネタバレになるので具には記さないが、デジタルを盲信するのは非常に危険で、実装を目的とするのではなく、あくまでも手段であるということ、そのあたりの重要性をかなり強調されていることに驚く。結局のところ、ビジネスを通じて世界をどう変えたいのか、どう良くしたいのか。そこがスコンと抜け落ちて成功にまで至らないケースが多いらしい。確かにその通りだと思う。

夕暮れ時に、階下からの子どもたちの遊ぶ声とともに、ベランダから涼しい風邪が入ってくる。こういう夏休みの過ごし方もアリだと思う。これからビールを飲みます。また明日に。

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読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。