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ベストエッセイ2019を、読んだ。

今年読んだ本は今日で193冊。予定通りに2020年は200冊前後で終わりそうだ。読書に夢中になった2017年と2018年は300冊超えを記録したが、去年あたりから緩やかに減少傾向。量より質となっているのは明らかで、おそらく今後も200冊程度で推移していくだろう。読んだ本をリスト化してみた。

このところ、読後感が爽快になるエッセイを好んで手に取るようになった。なんとなくノンフィクションやルポルタージュは魂が削られるような気がして、今は少し距離を置いている。とはいえ、先日友人からやや過激な作品をオススメいただき、思わず即ポチってしまったが。

さて、オススメしたいのはこちらのシリーズ。最初にこのシリーズを知ったのは、我らの角幡唯介さんの関連書籍を図書館で漁っており2017年度版に出会い、2020年度版と2018年度版も読み、それぞれ改めて購入した。

本体価格は2,000円程度。一流の作家さん80人のお話が掲載されている。ちょっとシラケる考え方かもしれないが、一話あたり30円もしない計算。どれだけ贅沢なのだろうかと大いに得した気分でグフフっと一人ほくそ笑みながら読んでいる。

フォントの大きさ、レイアウトが絶妙に自分の好みにマッチしており、本文には余計な装飾や写真の挿入などがない。それぞれ作家さんの書き味、まさしく味を純然たる状態で楽しめるから気に入っている。2017年以前のシリーズも買い集めて、年末年始は楽しく過ごしたい。

それではみなさん、また明日お会いしましょう。


読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。