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ウィッシュじゃないよ


 ウィッシュのDAIGOさんではなく、メンタリストDaiGo氏による「限りなく黒に近いグレーな心理術」は、営業の現場で役立つ心理テクニックが満載であった。
グレーゾーンに踏み込みながらも、効果的な心理誘導を可能にするテクニックが多数紹介されている。

私も体育会サッカー部時代、よく教わっていたことの多くが書かれていた。

例えば!
 手土産は、
"安くて、上手くて、ストーリー性がある"

振り返ってみれば、私は研修が終わった日に人事の方々へ手土産を渡したところ「こんな事をしてくれた新卒は初めて」と言われとても驚いた。

なぜなら大学時代は当たり前に行われていた行為であったから。

 さらに、この本には好かれる同僚の話が記載されていた。その同僚は、同期の飲み会などが終わったあと幹事に対してお礼ラインを20分以内にしていたところ、まめなやつだと思われ仕事でも円滑に話が進むようになっていたというエピソード

私も文教大学体育会サッカー部時代に何度も
刺身とお礼は鮮度が大事」という事を教えてもらっていたからこの話にはとても納得がいった。

実際、私は「お礼と刺身は鮮度が大事」ということを散々言われてきたので、私の会社の東京支社での歓迎会がありその後お礼ラインをしたところ

上司の方に「お前いつも気持ちがいいから今日も昼飯行くぞ」といっていただけました!!

結果としてこうして会社の人たちに可愛がってもらえるようになり
お昼ご飯代は東京配属になってから1度しか自分で出さなくて済んでいる。
このように社会を生きる上でもとても役に立ってテクニックであると実感した。

そして、この本を読んで感じたのは、「心理を知れば、より多くの人に商品やサービスの価値を理解してもらえる」ということ。紹介されているテクニックは、決して相手を欺いたり、操ったりするものではない。むしろ、相手の心理状態を理解し、共感を生み出すことで、自然な購買行動を促すためのものであった。


しかし、紹介されているテクニックは、倫理的にグレーな部分も含まれているため、使い方を誤ると、相手を不快にさせたり、信用を損なったりする可能性もある。
あくまでも相手のためになることを第一に考え、倫理的な範囲内で活用することが重要。

紹介されているテクニックを正しく理解し、倫理的な範囲内で活用することで、より多くの人に商品やサービスの価値を理解してもらうことができると私は思う。

刺身とお礼は鮮度が大事

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