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猫っぽい猫 #294

おはようございます。
息子におとうの名前は?と聞いたら「しらない」といわれて落ち込んでいる森下です。
ちなみに嫁の名前はわかってます。
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みなさん猫を見たときには「あっ、猫だ」ってわかりますよね。当たり前ですけど。
うちの息子も今3歳ですけど猫みれば猫ってわかります。

猫を見たときにパッと猫ってわかると思いますが、そのときって
耳がピョンてなってて〜
大きさはだいたいこのくらいで〜
しっぽがあって〜
ちょっとつり目で〜
とかいちいち考えてないですよね。

パッと見て、特に考えることもせず猫だって分かる。
これなんでかっていうと猫に対しての「心的イメージ」が出来上がっているからなんですね。

例えば猫っぽくても、「あれ?普通の猫より少し大きいんじゃね?」と少しでも違和感を感じたら、猫じゃないかもという判断ができる。

あ〜あれは猫じゃなくてライオンだね。みたいな判断ができるのも心的イメージがあるがゆえなのですね。

この心的イメージはスポーツにおいても仕事においても結構大事です。
プロフェッショナルと呼ばれている人はその分野においてかなり心的イメージを高く持っています。

テニス選手であればラケットの感覚、どこで打てばいいか、どういう球種を打とうか、相手の出方など意識をしなくても反応できます。

水泳選手であれば、水を掴んでる感覚、水の中での平衡感覚など、いつもとちょっと違うだけで泳ぎもタイムも変わっちゃう。

外科医も手術中に心的イメージを駆使して、どこをどうすれば悪い部分を除去できるか、ハプニングが起きたときにはいち早くその異変に気づいて、素早く対処します。

ようは、プロフェッショナルはいちいち考えないで、感覚的に判断できるようになっているということなんですよね。

この感覚っていうのは、生まれ持ったもの、天から与えられている才能とかではなくて、日々の鍛錬から積み上げられてきたものです。

感覚を研ぎ澄ませて、イメージと現実をすり合わせ、しんどいトレーニングを何年も繰り返してきた賜物です。

昨日の記事でも書いたけど、普段のトレーニングからなんとなくではなくて頭の中でいいイメージを作って、その通りに体を動かす練習をする。

そこには現実とイメージのギャップが生まれるから、そのギャップをいかに縮められるかを意識して練習する。

そうしていくうちに、心的イメージは作りあげられて、ちょっとの違和感も見逃さない超自分センサー能力が高まっていくんです。

泳ぎを教えているときに、水を掴む感覚をどう伝えるかいつも悩むんですけど、つまるところの話、このセンサーの違いなんですよね。

最初は掴めてなくて(意識できてなくて)全然OK。繰り返しているうちに、「あ、なんか今あったかも」「あれ、水の感覚どっか行った」がわかるようになってきます。

そこでいろんな方法で、どれが一番感覚多いかななんて考えて試してるうちに以前よりは水を掴めている感覚が肌でわかるようになってきてます。

心的イメージはトレーニング(ちゃんと考えたり、意図的な)で鍛えられますから、諦めずコツコツやっていきましょうね。

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。


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