モノに執着しない嫁とモノに執着しちゃう僕 #271
冬の電車は暑すぎて死にそうになってしまう森下です。外の寒さに合わせて服を着てるんだから外に近い気温にしておくれ。
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けっこう僕は、物持ちがいいほうなんです。まぁよく言えば物持ちがいいですし、悪く言えばなかなか物を捨てられないということです。
着なくなった洋服もとってあるし、思い出の品とかも大事にとっておくタイプです。
奥様はと言いますと、それとは逆にすぐ捨てるタイプ。洋服も全然着れるのに捨てちゃうし、すぐ売ったりしちゃうので僕とは正反対のタイプなんですよね。
でもなんかそんな奥様を見ていると、スッキリするなということもあって僕もきてない洋服とか靴とかを捨ててみたんですね。
捨てる時はなんかもったいないなと思ったりもしたけど、別になくて困ることもないし、部屋もスッキリするし、あとあと考えてみたら捨てて正解だったなと。
これってモノだけじゃなくて、仕事にも人間関係にも多くのことに言えることだと思うんですよね。断捨離ってやつ。
一旦、手にしたものを手放すのはとても怖く感じるものです。お金も地位や名誉もそう。一時期稼いで、いい暮らしを経験しちゃうとなかなか元の貧しい暮らしに戻れなくなっちゃうのはそれです。
借金してでも見栄を張っちゃうのはそんな心境からなのだと思います。
お金を持っている人の方が、一般的な所得の人たちより不安やストレスを感じながら生活しているというデータもあるそうです。それくらい人は得たものを失うのが怖いんですね。
失うことを恐れるてしまうと、人は不安になったりストレスを抱えてしまいます。そしてそれを守ろうとするあまり、自分のできることしかしなくなりチャレンジをしづらくなってしまう。リスクを取りたくなくなってしまう。
チャレンジをしなくなると、周りの人に追いつかれ、時代の流れにもついていけなくなり、結果守りたかったものを失ってしまいます。
どの時代にも必要とされ続ける人たちというのは、自分を変化、進化させ続けることができる人だと僕は思います。どんどん学んで、どんどん変化して、チャレンジし続けることができる。
その過程では今までの実績や、プライドや、人間関係(新しいことやろうとすると離れていってしまう人もいる)だって失うこともあります。
ですけど、そういう人たちって、失うことで得るものがたくさんあるって理解している人たちなんだと思うんですよね。
失って得ることもあるから、失うことを恐れない。
モノ(コト)に執着せずに、どんどん変化していく。
そういうことを嫁がばんばん服とか捨ててるのを見てて感じた休日のある日でした。せめて僕のプレゼントしたものはとっておいてね。笑
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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