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会社・経営者の本質を問う書籍「会社という迷宮」

こんにちは。
音楽テック企業で代表をやっている西村です。

本日は「会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために」という書籍を紹介します。この書籍は経営コンサルタントとして数多くの企業、経営者と対話し続けてきた著者が14の視点から「会社」観、「経営」観について綴ったものです。

「14の視点」
戦略、市場、価値、利益、成長、会社、統治、組織、改革、M&A、開発、人材、コンサルタント、信義

楠木建氏が帯で「本質に次ぐ本質。議論が重く、大きく、そして深い。あまりにも本質的であるがゆえ経営者が見て見ぬふりをしてきた核心をストレートに衝く。」と述べられているように、まさに会社、経営者としての本質を衝いた本だと思います。

しかしながら、その内容には賛同する人もいれば、それは綺麗事だという人もいれば、理解できないという人もいると想定されます。もしかしたら、その中で数多くの議論が行われることが本書の目的であり、本書の存在意義なのかもしれません。

経営者が自分自身に余裕がなく、何か迷いが生じてきた時こそ本書の出番でなないかと思います。なぜなら、本書は経営者が普段見て見ぬ振りしてきた内容が綴られており、正しい方向に導いてくれるからです。

「意志」のないところに「戦略」はなく、その人間の「信念」に深さがなければ、そこに優れた「戦略」は生まれない。

(引用) P45 会社という迷宮

本書は「会社」、「経営者」というものを深く考える良いきっかけになるのではないかと思います。創業経営者にとっては原点、本質を見直すきっかけに、サラリーマン経営者にとっては経営者というのものを深く理解するきっかけになります。

興味ある方はぜひ読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

会社が「何を以て成功とするか」、つまりは「自分(わが社)は誰なのか」について世に問うのが本来、会社という存在であり、その「価値観」を体現する人物が経営者である。

(引用) P63 会社という迷宮

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