07_夢と山
学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。 うれしいことに好評なので、noteにもこっそり投稿してみます。
保育園の誕生日会で、将来の夢をインタビューされたわが子。
「設計士になりたい」と答えたそうです。さすが技術科教員の子!
・・・と思ったら、私ではなく祖父の影響だそう(泣)。
さて、「将来のゆめは?」よくある質問ですね。
みなさんが中学生の頃の夢は何でしたか?
ちなみに私は決まっていませんでした。定番のヒーローに始まり、大工、海技師、歯科技工士、有名人、キャンプインストラクター、保育士…(移り気です)
教員になろうと決心したのは大学に入ってからでしたね。
「予測困難(VUCA)な時代」。なくなっていく職業もあれば、あたらしく生まれる仕事もあります。そんな時代の進路選択ってどうすればいいのでしょう?
『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン著)という本によると、
「これからは100歳時代」「ほとんどの人が転職を経験する」とし、これからは「家やお金のように目にみえる有形資産ではなく、無形資産(1.主に仕事に役立つ知識やスキル、2.健康や良好な家族・友人関係、3.変化に応じて自分を変えていく力)が重要」だといいます。
また、藤原和博さんは、1つの会社に定年まで勤めて引退するライフモデルが変化していることを、「富士山型一山主義から八ヶ岳型連峰主義」と表現しています。つまり、退職してから何かを始めるのではなく、やりたいことを同時進行したり、次のライフステージの準備したりするイメージですね。
そして、職業やスキルを掛け合わせることで自分の希少価値を高められるともいっています。
・IT系社長×芸人
・料理研究家×Youtuber
・医師×ミュージシャン
・猟師×俳優
・公務員×マラソンランナー
・警察官×剣道師範
・英会話×タクシードライバー
確かに、すこし思い浮かべただけでも何人もいますね。
絵本作家 × 駄菓子屋 × 設計士・・・これにプリキュアまで掛け合わせたら、わが子はとんでもないキャリアになりそうです。
わたしも大道芸か何かを身につけようかな・・・?
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