12_1年生と6年生
学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。
持ち上がりのため、2年目に突入です。season 2
先日、わが子の入学式がありました。
職業柄、入学式は何度も経験しているのですが、自分の子どもとなると、本人以上にソワソワしてしまいます。
かろうじて残っていた桜並木をぬけて小学校にたどりつくと、昇降口で6年生が出迎えてくれました。
「おめでとうございます」
「靴はこちらで脱いでください」
「受付はこの先です」
(ほぉ、すばらしいなぁ)
そして、わざわざしゃがんで、1年生の目線に合わせてから
「おめでとう!教室行こうか?」
「人が多いから手を繋ごうね」
「ランドセルかわいいね」
「小学校楽しいよ」
「今のうちにトイレいっとく?」
(…勉強になります!)
小学6年生でここまで自然にできるものかと驚きました。
そして、わが子にとっても「6年生ってこんなことできるんだ」「自分もこんなふうになりたい」というロールモデルや憧れになったはずです。これは、相手が6年生だから意味がある。大人に対応されていたら全く別の体験になったことでしょう。
大人と子どもではなく、先輩と後輩…中学校の学校行事でも同じですね。
さて、家に帰るとランドセルをその辺に置いて
子「テレビみていーい?」
父「その前に少しお片付けしようか?」
子「えぇー、パパのもあるけ、パパもかたづけてね」
父「…はい」
・・・整理整頓ができるロールモデルになろうと思います。
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