料理人の歩き方

初めまして料理人のジョージ(あだ名)28歳です。
僕は大阪で2週間程しか営業のしていないお食事処はんぐりーを経営しています。
俗に言うオーナーシェフというやつですね。
未来の料理人に向けて何か少しでも役立つまた参考になれば幸いです!

まず何故料理なのか?何を伝えたいのか?
そこから始めたいと思います。
僕は兵庫県の田舎で育ちました。
幼少期の頃から母親の作るパンに興味を持ち
幼稚園の頃から母親のパン生地を少し貰って粘土のように遊んでいました。
遊んで形を作りそれが美味しく焼きあがる当時の僕には衝撃的な事でした。
小学生に上がる頃にドラえもんの包丁とまな板を買ってもらい料理を手伝うようになり料理が好きと言う気持ちが加速します。
ここまでだとごく一般的な家庭で有意義な時間に思えると思います。
しかし小学生の僕は家庭と学校に少し追い詰められていました。
家庭は両親の仲が悪く喧嘩ばかり、2歳下の弟が泣き、学校ではイジメに遭うなど家、学校共に安らぎという居場所ではありませんでした。
心配をかけたく無かったので学校は楽しいと嘘を言い小学4年生の頃には遺書を3回書いて全てを投げたそうとした事もありました。
そんな僕が投げ出そうとする時に唯一心残りだったのが料理人になれずに人生を終わらせることです。
仲の悪い家庭でしたが母親が子供には色々経験をさせてあげたいという優しい母親でした。
夏休みと冬休みは少しいい旅館に泊まり美味しい料理を食べたりしていました。

その時は美味しいと言う言葉が生まれて家族が温かい雰囲気になります。
その空気感が小学生の僕には少し安心できる時間でした。
僕がこれくらい美味しい料理を作ることが出来たらこの温かい空間が作れるそう思い料理の道に進むことを誓いました。
それを叶えられずに終わってしまうことがなによりも悔しかったんです。
なので僕は料理と出会った幼稚園の頃から運命を変えて貰ったんだと思い料理を通して多くの人に少しでも希望になれば
また僕のように幼少期、少年期が大変でも本気で好きなこと、やりたい事を1つ見つければそれが希望になるからということを伝えたいと本気で思っています。
あまり文章は上手くないかも知れないですが
料理人になるまでそしてこれからを
書いていこうと思いますのでよろしくお願い致します。


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