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紙の厚さはmmじゃないの?
こんばんは、私が大学の時に授業で必要な紙が必要なとき、初めて紙屋さんに行った時に思ったことがあります。「紙の厚さはmmじゃないの?」
紙の厚さはマーメイド210kgなど何ミリでと書かれていないのです。最初は紙がkgってどういうこと?1枚で重すぎでしょと思いました。
正体は1000枚の紙?
しかし、調べてみると、当然、kgは1枚の紙の重さではありませんでした。その紙の厚さを1000枚重ねた時の重さのことを指します。例えば、先ほど出てきたマーメイド210kgは、1000枚マーメイドという紙を重ねたときに210kgになるということです。
それなので、マーメイド90kgもあれば、マーメイド350kgもあります。しかし、これを考えた時に一つの疑問も出てきます。「一枚の紙がテーブルくらいの大きさの紙1000枚とカードくらいの紙1000枚では全然違うのではないか?」
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もちろんちゃんと大きさの名称も書かれています。四六判、菊判、A判、B判と書かれています。ちなみに私は、判をはんと読んでいて、ばんということにお店で注文する時に気づいた恥ずかしい思い出があります。
大きさにも名前がある
では、大きさについてですが、A判、B判はA4用紙、B4用紙と馴染みのあるサイズです。四六判、菊判は日常生活で(特に菊判)は目にすることがないサイズです。
四六判
明治時代にイギリスから輸入されたイギリスの紙の規格である「クラウン判」が元となっています。平版印刷などで使用される原紙サイズの中で、最も一般的なのが四六判です。
四六判の原紙寸法は縦788mm、横1091mmです。出版物によく使用される「4寸×6寸」サイズが取りやすかったため四六判と呼ばれるようになりました。
菊判
新聞用紙に使用する目的で、日本がアメリカから輸入した紙のサイズです。菊判の寸法は縦が939mm、横が636mmです。
「菊判」という名前の由来については、輸入紙の商標にダリアの花が使用されており、菊の花に似ていたことによるといわれています。
菊判は単行本によく使用されるB6やA5などのサイズより一回り大きいサイズのため、書店で目につきやすいという理由から 現在でも書籍などに菊判が利用されることが多くあります。
なるほど、両方とも日本由来かと思っていたら、海外から来たことから名前が付けられていたんですね。
ということで紙の厚さが重さの理由でした。初めてみた時は戸惑ってしまいますが、慣れてくるとこちらの方がイメージしやすく、紙の強度も重さの方が想像しやすいです。
読んでいただきありがとうございました。
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