【逆襲】“ぜんぶエネルギーに変えてしまおう” 元カルト少年が大切にしている考え方【宗教2世】

ケンタです。
気づけば前回の投稿から1か月…
毎日エネルギー全開で生きてたら、noteサボってしまっていた(笑)

それでもいろんなこれまでの記事に反応いただいて、
めちゃくちゃ嬉しいです。
ぜひぜひ、迷ったらいいねポチっとしていってくだされ。

前回↓

さて、めでたく脱カルトしても、生まれた時から植え付けられた思考に苦しむことも多かった数年前。
前回は、そんな趣旨で記事を書いてみました。

それでも、ケンタ少年は無事に大人になれました（たぶん）。
世の中のいろんな価値観に触れたり、いろんな方々の助けを借りたり。

今では、どんな価値観を大切にしているのか？
どんな思いで日々生きているのか？

それを今回は書き残してみたいと思います。

前回記事の“カルトに作られた思考”を塗りかえてやりましょう。
そう、まるでオセロの石がきれいに裏返るように。
（カッコ内が、カルト現役時代の思考。
　そこからの変化を矢印“←”で表しています）

あ、今回もそこそこ暑苦しいのでご了承ください。
ではどうぞごゆっくり。

【逆転！】元カルト2世から這い上がりたい、今のケンタの思考

①めざすは、限りある時間をめいっぱい自由に、自分らしく生きること

（←①人生の目的は「楽園に行く」こと）

来るかもわからない“来世”のために、今の人生を犠牲にするなんて、
そんなバカな話があるか。
自分の今の命にリスペクトの欠けた生き方があるか。

今確かなのは、今この瞬間に自分が存在し生きているということ。
それだけ。
楽園どころか、明日生きているかもわからない。人生は短い。

それなら、“今この一瞬”をめいっぱい自由に、自分らしく、堂々と生きましょうよ。
そしてその先に、大切な人がいて、うれしい楽しいを分け与えられれば、そんなに幸せなことはない。

②他人を「間違っている」と否定する考え方こそが、一番間違った考え方

（←②エホバの証人だけが正しい宗教・考え方）

“白って200色あんねん”
それなら白と黒の間には無限の色があるでしょう。
人の考え方や生き方も同じだと思う。

もちろんお互いに相いれないこともあるでしょうけど、
同じように、人もみんな同じならただのロボットだ。

そして明確に違う“他人”がいてくれるからこそ、“自分”があるんでしょう。
その間に最初から優劣なんてあってたまるか。

友だちが留学しているオーストラリアでは、しょっちゅう耳にする言葉があるらしい。

“It’s all up to you!" - すべてはきみ次第だよ！

すべての責任を理解したうえで、生き方を自由に選んでいい。
本当にいい言葉だと思う。

③いろんな、自分とは違う人との出会いこそが、楽しみの一つ

（←③「世の人」とのかかわりは最小限にする）

「運は他人が運んでくるもの」なんて言葉もあるけど、
今は本当にその通りだと思います。

元気をもらうのも、疲れちゃうのも、いい影響も悪い影響も、
そのエネルギーの動きが大きくなるのは、人と接したときでしょう。

そして、最初は選り好みしすぎずに、いろーんな人と接する中で、
次第に自分というものが出来上がっていくのだと思っています。

私も就職を気に、スポーツ系の社会人サークルに飛び込みました。

カルトの中でうずくまっていた蛙、大海に出ようとがんばってます。

④自分の人生ならば、他人に舵はゆだねない

（←④よろこびや幸せのベースは「エホバに喜ばれるか」）

自分の人生は自分のもの。
それは国の物でも会社の物でも、親の物でも、ましてや神様の物でもない。
これは傲慢に感じる人もいるかもしれませんが、すごく健全な考え方だと思っています。

私も頭では分かっているのですが、これがなかなか難しい。
“自分の軸をもって生きる”生き方、まだまだ模索中です。

今やってみているのが、小さい決断を素早く、自分がしたいように決めること。

• スーパーで、今一番食べたいものを意識して決めて、買って帰る

• 全員なんとなくでホットコーヒーを頼んでいるときに、カフェラテを頼んでみる

• 自分から行きたいお店を提案してみる

我を通しすぎるとわがままになりますが、
案外ちょっとした提案や主張って、喜ばれることの方が多いんですよね。
最近気づいた大切なこと。

あと、特にデートのときは決断できない男はマジでモテません(笑)

そんなふうに少しずつ練習していると、
本当はいまどんな気持ちか、どんな仕事がしたいか、どんな人と仲良くなりたいか、本当はどんな夢があるのか。
気づけるようになってきました。

配られたハズレカードは、食べてエネルギーにする

正直、恵まれた環境に生まれたとは思いません。
両親はたっぷり愛情を注いでくれましたけどね。ごめんね。

一般の方には理解されないほど、とんでもなく特殊な育ち方をしてきました。
ただ、それはもうどうしようもないことなので。
言って変えられることではないので。

なら、せっかくならそれも自分の色にしてみようって思えるようになりました。
なんか、みんなそんなに持ってないものらしいし。
コーデの差し色くらいなら、アクセサリーとしてキラッと輝きそうじゃないですか。

もしくは、もう食って筋肉に変えましょう(笑)
それくらいの気概で生きていたいなって、今はそう思っています。

今やりたいことが多くて。
そのうちの一つが、文章力を上げること。
いずれ「書く仕事」ができればなあって。

そのためのnoteっていう側面もあるので、
サボらずに週一くらいで書けるように頑張ります。

今後はより雑多なnoteになるとは思いますが。

最後までお読みいただきありがとうございました！
次回のnoteもよろしくお願いします。

それではまた。