エピソード33 転職の流動性を妨げる退職金

転職の流動生を上げることで人員の需給バランス、長所を活かした働き方を可能にすることで適材適所を柔軟に推し進めることができます。

一方で、転職の流動性を妨げている一つの要因が退職金制度です。
退職一時金は一般的に勤務期間が長い人の方が退職金の恩恵は大きくなります。
30代.40代になって転職をするとその恩恵が小さくなる為、退職後や老後のことを考え退職金をより大きくする為に会社にしがみつく人は多いのは事実です。

ちなみに35歳〜45歳の間に転職する人の退職金減少率は50%を超えます。つまり本来水準の半額になってしまうのです。

国の方針としても転職の流動性を促す為に退職金制度や年金制度の見直しが進められています。

コロナ禍で産業構造変革を余儀なくされる状況の中で労働市場の流動性が低いのは致命的です。

一刻も早い是正の方向に向かってほしいものです。

転職を考える前には、もしくは将来転職を希望とする可能性がある方は現行の退職金制度、年金制度を確認する事が大事だと思います!

少しでも多くのお金を得られるように。

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