コーチングの基礎
◆質問の効果
なぜ質問なのか?
質問によって私達の思考の方向と深さが決まる
◆焦点化の原則
・意識は、同時に2つのことを捉えられない→焦点化
・1つの質問を掘り下げていく
例「テレビを集中して見ることはできる」が
テレビを見ながら、今晩は何を食べようか考える
→テレビには、集中できない
「コーチングの本質は1つしかない。焦点をどこへ向けるか」
クライアントにどのような質問をしたかよりも
クライアントの焦点がどこへ向かったかの方が大事
☆メタファー(比喩)による焦点の移動例
部下の長所を見つけて、伸ばしたいクライアント
(短所ばかりに目がいってしまう)
↓
コーチ
小学校の視力検査でCがありましたが、黒いところか白いところどちらに目がいきましたか?
↓
クライアント
白い方です。
↓
コーチ
そうですよね。同じように人に対してもできているところより
ダメなところの方が目につきやすいのは、普通です
自転車も最初は、意識して体のバランスを取りますが、
慣れてくると何も考えなくても乗れるようになりましたよね?
それと似ているかもしれません
その結果・・・できない自分に焦点
↓
新しい習慣を身に付けようと挑戦している自分に焦点
◆大きな気づきが生まれる仕組み
大きな気づきとは、普段焦点を当てるところのない領域から出てくるもの
例
×「何をしたい?」→「旅行です」
○「あなたの命があと一年だったら、何をしたい?」→「・・・」(考えるから大きな気づきになる)
コーチは、普段意識していないことに焦点を当ててくれる
これまで向けていなかった領域に焦点を当てることに
莫大な価値が眠っている
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