脱同一化とコーチングの実践

◆幻想の中で生きる私たち

人間が苦しむ原因の大半は、「思い込み」

無意識は、現実とイメージの区別をつけられない
(実際にかじったわけではないがイメージをしただけ)

レモンをかじることを想像
      ↓
    唾液が出る

イメージにすぎなかったとしても、あなた(意識)はリアリティ(現実)を感じてしまう

プログラムは、無意識(身体)を通してイメージの世界にリアリティを感じさせている
映画は、虚構の世界だと頭は理解しているが、身体は現実だと感じている

◆プログラムが稼働する時しない時

人間は、プログラムという鎧を着込んでいる
しかし、いつもではない

初めての仕事をするときは、失敗するかもしれない→鎧を着込む
毎日こなしている仕事→鎧を着ない

人間が最高の力(潜在力)を発揮できるのはエネルギーの消耗が少ないとき

分厚い鎧(プログラムであり、あなたでない)は、
自分自身で脱ぐことができる

◆リフレームでフィルターをかけかえる

ネガティブなフィルターをポジティブなフィルターにかけかえることを
「リフレーム」と呼ぶ
リフレームするには、「脱同一化」という
特別なプロセスを加える必要がある

リフレームできなくなる2つの要素
①ネガティブな感情に汚染されている
②視野が狭い 

例 
人前で話すこと → 人前で話せるようになりたい → 身体がすくむ
            ↓リフレーム
将来、成功するためのトレーニング → リラックスして話せるようになる

☆肯定的な見方(フィルター)を質問で引き出すと気分(身体反応)は変わる 
ネガティブな感情に汚染されているときは、脱同一化してリフレームをする

安全基準が過剰に大切な時は、視野が狭く物事の肯定的な面を見つけられない 

◆脱同一化とは

プログラムの外へ出て、自分が置かれている状況を客観視すること
→脱同一化
セミナーでゴキブリを例にプログラムの説明
                             ↓
ゴキブリが嫌いな人は、嫌な表情だが冷静→脱同一化
自宅でゴキブリに会うと悲鳴を上げる→プログラム(思い込み)がフル稼働

脱同一化の精度は、ネガティブなプログラムと同一化している状況からどれだけ遠くに離れることができるかにかかっている

☆脱同一化のメリット
①ネガティブな感情の支配からの脱却(ニュートラルになる)
②広い視野の獲得

課題解決の流れ
①脱同一化
   ↓
②課題解決



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