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「エメラルドグリーンに囲まれた島」に行って感じたこと【CQトリップ】

先日、ぼくわたもお手伝いしたツアー企画「CQトリップ」に参加し、3泊4日で沖縄最北端の離島・伊平屋島とその隣に位置する伊是名島に行ってきました。

CQトリップは、旅行者と「ローカルフレンド(現地に住む人)」を繋げる新しい旅行サービスを提供する「TRAPOL(トラポル)」と、脱炭素行動に繋がるきっかけづくりを目指す「CQプロジェクト」がコラボして企画されたもの。

ローカルフレンドとシーサーポーズ

都会から離れて、島に住む皆さんと島内をサイクリングしたり、2つの島の自然や暮らしに触れることで、環境と向き合うだけでなく、自分を見つめ直す時間を過ごせました。

今回は、この旅を通して感じたことを綴ります。

住む場所が違えば、当たり前が違うこと

人とすれ違ったら、「こんにちは」と挨拶する。
コンビニやホテルはほとんど見当たらない。
でも、歩いてすぐのところには綺麗な海や星が広がっている。

島では、僕たちにとっての当たり前が通用しません。都会に住む人間には当たり前のことであっても、島に住む方にとっては当たり前ではない。そんな経験をたくさんしました。もちろん、その逆も然りです。

僕の経営する僕と私と株式会社は、一人ひとりが自分の好きな働き方ができるような組織を目指していますが、土地による文化や環境の違いを目の前にして、改めてそれぞれの文化や環境を受け入れられる組織でありたいと感じました。

「島時間」で生きる自由さ

「今日はなにをしよう?」
「星を見にいこうか」

島の人たちは、時間や予定に追われずに生きていました。つねに時計を意識して生活している自分にとって、これは衝撃的なことです。

僕は今の生活スタイルも気に入っているのですが、「今から飲みに来れる?」と島の方に声をかけると、いつの間にか大勢の海人が来てくれて大宴会になるなど、時間にとらわれず、いつでも自由に集まれる環境は、ある意味羨ましくもありました。

優美で広大な自然は、僕らを前向きにする

綺麗すぎて底が見える海

伊平屋島と伊是名島には、息を呑むほど青い海と真っ白な砂浜が広がっています。その美しさは、訪れた人の多くが「日本で最もキレイな海」だと語るほど。

事前に聞いていた情報に、行く前から「どのくらいキレイなんだろう」とワクワクしていましたが、50m先からでも水中でウミガメが泳いでいるのが見えるほどの透明度は、期待を遥かに上回るものでした。

これだけキレイで広大な海に囲まれていると、日頃の悩みがちっぽけに思えます。

幸福度の高い国・フィンランドの研究には、

1カ月で5時間以上自然の中で過ごすだけで、ストレスが大幅に軽減され、脳を活性化し、記憶力、創造力、集中力、計画性が向上する。さらに、うつ病の予防効果もあるというのです。

樺沢紫苑『ブレインメンタル強化大全』|サンクチュアリ出版

というデータもあり、僕は定期的に自然に触れることを意識しているのですが、この旅で目の当たりにした青い海や波音、満点の星空はおのずと心を安らげ、リラックスした気持ちにさせてくれました。そして、この自然を守り続けたいと強く思いました。

しかし今、環境汚染が進みつつあります。
滞在中にビーチクリーンも行いましたが、浜辺にはプラスチックゴミ(特にペットボトルゴミ)も多く落ちていました。

それでも、伊平屋島と伊是名島の海がとてもキレイなのは地域の方の努力や観光客数の影響もあるかと思います。

▼海洋汚染について詳しくはこちら

環境問題やCQプロジェクトのテーマである「脱炭素」に向き合うのは、ハードルが高いように思えます。しかし、僕たちの捨てるゴミが環境汚染に繋がる現場を目撃したことで、マイボトルを持ち歩くなどの簡単なアクションも立派な一歩だと考えるようになりました。

キレイな海を守ってくださっている方に感謝するとともに、身近なところから自然を守るために行動したいと心から思います。

***

今回参加したCQトリップは、観光地を巡るような一般的なツアーとは違い、現地に暮らす「ローカルフレンド」と繋がり、その暮らしに溶け込むような体験をするもの。

島の人たちとバーベキューをしたり、お気に入りスポットを紹介してもらったりと、島との関わりを深く感じる経験は、TRAPOLのツアーならではでした。

エイサーをみんなで踊る様子

ツアーには参加者・現地の方を問わず、①あだ名で呼び合う ②タメ口で話すという2つのルールがあり、現地の方ともすぐに仲良くなることができました。

知らない人が大勢いるツアーに参加する機会は、最近ではあまりなかったのですが、住んでいる場所も年代も違う友達ができたことはとても新鮮かつ、良い刺激になったと考えています。

個人ではなくツアーで行く旅の魅力を感じ、環境問題や「脱炭素」についてより身近に考えるようになった、特別な癒しの時間でした。

CQとは? 高めよう脱炭素指数!
『CQ』とは、ゼロカーボン社会に向けた行動変容を呼びかける共同プロジェクトです。
誰もが身近なところから行動を起こせるよう、ショッピングや旅行、音楽、スポーツなど身近なことから環境課題に向き合い、個々人が行動を変えていくことを目指すプロジェクトです。
CQ Twitter:https://twitter.com/CQ_carbonN

▼CQトリップについて詳しく知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください

このnoteでは、Z世代経営者の僕が日常生活で感じたことや、習慣などを発信しています。Z世代の消費傾向やマーケティングについてもお話していますので、ぜひスキやコメントお願いいたします!

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※このnoteは個人の見解です。

今瀧健登について

今瀧健登 / Imataki Kent(Twitter:@k_hanarida
僕と私と株式会社 代表取締役
株式会社会花 代表
ESGに特化したファンド「ICJ2号ファンド」顧問
日経COMEMO キーオピニオンリーダー
NewsPicks U-30プロピッカー

1997年生まれ。SNSネイティブへのマーケティング・企画UXを専門とし、メンズも通えるネイルサロン『KANGOL NAIL』、食べられるお茶『咲茶』、お酒とすごらくを掛け合わせた『ウェイウェイらんど!』などを企画。
Z世代代表として多数のメディアに出演し、"サウナ採用"や地方へのワーケーション制度など、ユニークな働き方を提案するZ世代のコメンテーター。著書に「エモ消費」、「Z世代マーケティング見るだけノート」など。

日経COMEMOではZ目線でnoteを綴り、日経クロストレンドでは、「今瀧健登のZ世代マーケティング」を連載中。

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