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エッセイ「内向型HSPだと認めると良かったこと」

内向型HSP。

この記事を読んでいる皆さんで内向型HSPの方はおられるだろうか?

そういった方は、自分が内向型HSPであるということを認めるのに時間がかかっただろうか?

僕は自分がHSPであると気づくのに時間がかかった。

「不安に飲み込まれやすいなあ」「不安になりやすいなあ」「人といると疲れるなあ」

そんなことを悩んでいたが、ある時、HSPについて書いてある記事を読んだことで、自分がHSPだということに気づいた。
そして、ひとりでいることが多いことに悩んでいたけど「それは内向的だからだ」ということに気づけてホッとした。

そう、自分の気持ちの面での困りごとのほとんどが内向型HSPの性質だということが分かっただけで悩む必要はないと思えるようになったのである。

「不安だなあ」と思うときは「HSPだから不安の反応が強く出ているだけだ、そこまで不安がらなくてもいい、大丈夫だから」と思えるようになった。
「人といると疲れるなあ」と思う時も「内向型だからひとりでいることで心を充電しているんだよ」と自分を認められるようになった。

今まで、敏感、過敏、心配性、気疲れしやすい自分に悩んでいたが、「人類の10から15%は僕と同じタイプなんだ」「仲間がたくさんいるんだ」と思えるようになると心が軽くなった。

さらに、自分で自分のことをダメだとコンプレックスに思っていたことも自分で自分にOKを出せるようになった。

今は自分に自分でこう言う「僕は僕のままで大丈夫だよ。ちょっと人より繊細で人といると気を遣いやすいだけなんだ。そんな人は僕の他にもたくさんいるんだよ。だから大丈夫だよ」と。

僕は今まで、その心配性、気にしい、不安がり、気疲れすることをコンプレックスだと思っていた。
でも、自分が内向型HSPだと認めることで、自分を「それでいいんだよ」と認められるようになった。

僕は仕事場ではまだ内向型HSPの自分を出せていないし、認められてもいない。そのうち、そう言う自分を仕事場でも認められたらいいと思う。

内向型HSPであることを僕が認められたように、皆さんも自分のコンプレックスと思っている部分を自分で認めてあげられるような特性に気づけるといいと思う。

皆さんに幸あれ。

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