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なぜ富裕層は病院で優遇され挙げ句の果てには手術まで順番抜かしできるのか

こんにちは。
けんしろう常務です。

さて今回は、世の中にはこんな世界が存在しているのか、という話です。
実際にあったお客様の話

【末期ガンはお金の力で治せる】

ちょっと前の話
お客様に末期のガンがみつかった

そんな彼の奇跡の復活劇の話

彼は死ぬほどお金を持ってる
死ぬほどね

名古屋市内の一等地にビルを複数所有している
名古屋人なら誰もが知っているであろう某企業の代表でもある

いわゆる富豪と呼ばれるレベルのお金持ち
成金とか小金持ちとかの次元でもない

そんな彼はかなり横柄な性格
「市街地の道路はオレ様が納めた税金からつくられている」と本気で思っているタイプ
冗談はよしてくれよと言いたくなるが冗談でもない

「お前のこと誰が好きなん」の代名詞

おかげさまで家族からも拒絶をされて今は独り身
元家族は近くに住んでいるのが恐ろしいからか海外に移住した
なかなかカオス

ちなみに60歳くらいの男性

人物像の紹介はこのへんで

そんな彼に末期のガンがみつかった
余命は半年と告げられた、らしい
さすがにいつもの威勢も消え失せていた

財をなしているだけあって情報収集能力にも長けている彼は関東の病院に在籍している名医を探り当てた

一見としてすぐに訪ねた

しかし日本にとどまることなく世界的な名医である先生のオペのスケジュールは1年以上埋まっているとのことで相手にされるわけもなかった

それに突然現れた見ず知らずの超横柄なオヤジの相手なんか御免に決まっている

命を救ってほしいと懇願したけど断り続けられる

たぶんその頃には院内がザワついていたと思う
彼のことを知っているから余計に想像がつく

控えめに言って怒鳴り散らかしていたんだと思う
(笑)

彼がどれくらいヤバいかというと運転中にシートベルトの締まりが気に食わないだけで片側1車線の道路のど真ん中で平気でクルマを停めちゃうタイプ

もちろん大渋滞
それでもなんとも思わないような人間

こんなヤバい人間が本当に実在するんだなと思わしてくれる
そんなヤバい人間を顧客に抱えている自分自身にもヤバさを感じる

ちなみに今はもうお客じゃない
非人道的すぎてサヨナラした
ジュネーブ条約で禁止されていそうな行動もしかねないヤバさ

そんな彼が終いには「手術をしてくれるまでこの病院から出ない」と駄々をこねだしたらしい

それを聞いた時は「さすがだな〜〜〜」と感心した
常人にはできるわけない

ちなみにここまでの病院内での話は彼の側近からチラッと聞いた話

そしてなんと結果的にはその名医が最速の日程で手術のスケジュールを組んでくれた

ちょっとまって、そんなことありえるの
言ったもん勝ちじゃん

そう思ったけど事実は違った

手術費とは別に多額の金額を病院に寄付したらしい
億まではいっていないけどそれに近い額

ほんとかよって思われるかもしれないけど彼の奇人ぶり知っているからこそ信じられる

目標のためなら手段をいとわない
さすがにこいつまじで気狂ってんなって思った

ちなみに末期ガンで余命半年と宣告されてから数年たった今
彼はすごく元気に暮らしている
奇跡的に治ったらしい

というより"治ってしまった"と周囲の人間からは思われているっぽい
(笑)

あのとき名医ではなく他の誰かであればもしかしたら死んでいたかもしれない

ちなみにちなみにそれ以来
その病院には数千万円規模の寄付を必ず毎年しているんだって

なにが正義かわからなくなるような話

世の中のほぼ全ての物事はお金で解決ができると思っていたけど益々そう思わされた
もちろん運もある

ロンドンに行ったらぜひ:Ritz London

【御年賀とあぶく銭】

そんな奇跡的で超レアな話が世の中にはあるんだなと思っていたけどそこまで奇跡でもなかったっぽい

まったく別の人間の話
これもお客様

ちなみにお金のチカラで大病が治ったほどの話ではない

彼はお世話になっているかかりつけ医に毎年欠かさずお年玉を渡しているとのこと

金額は1本まではいっていなさそう
それでもそれに近い金額
欠かさず毎年ってのがすごい

1本は10じゃないよ、100だよ

いつもありがとう
なにかあった時は(最優先で)よろしく()
そんな意味合いが込められているだろう

捉え方によっては賄賂
でもそういうところまで気が回ることが成功した要因のひとつなんだろうなと考えさせられる展開

このようなお年玉(賄賂)制度は何度か聞いたことがある

知らなかった言葉や知識、世界を知れると脳みそが大きくなったきがして気持ちがいい

たくさん勉強しよう

本日もありがとうございました。




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