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「人見知りは最高の才能」という話 #2


自分が人見知りだからこの言葉にすがっているだけと言われたらそうなのかもしれないが、こう述べる理由はいろんな人に知ってもらいたいので、ここに記そうと思います。


この言葉は日本人なら誰もが知っているタレントのタモリさんの言葉です。


余談ですが、先日水曜日のダウンタウンのタレント知名度ランキングで2023年でも1位を取っていました。個人的にこの結果は意外でしたが、まだまだ年代通して広く認知されているタレントさんです。タレントさんだと軽いか、超大御所タレントさんです。


そんなタモリさんが「人見知りは神様がくれた最高の才能」という言葉を残しています。

理由をタモリさんはこう述べています。

人見知りの人は
「今僕がこれ言ったらあの人こういうふうに思うだろうなー」とか
「こんなこと言っている私は、相手にこういうふうに思われて嫌われてしまうのではないだろうか」
のように考えすぎるがあまり、行動に移せない、奥手になってしまうそれがまたストレスになって、自分の短所して思い込んでしまう
でもこれは相手のことはまず第一に考えて
「こう言ったらこう思うだろうなと考えられる」というのは素晴らしいことだし、
「こう言ったらこう思われる。だからこういう感じで接しよう」という人見知りの一歩先の行動ができるようになれば、みんなの気持ちを豊かにすることができる、それができるのは人見知りである人だけであり、それは才能である

いやそもそもみんな相手のことを考えて発言とかはしているし、人見知りであることの言い訳をしてるんじゃないよと思う人もいるかもしれません。


ただ人見知りの立場から言わせてもらうと、我々は本当に何周も何周もその場で今なにをいうのが最適なのかを様々な視点から考えを巡らせています。


その中で最適解が出ず、結局なにもできないということが本当によくあるのです。


人見知りの延長にある話として、会議で発言しない奴はいる意味がないみたいなことを平気で言う人いますが、発言しない人がなにも考えていないかと思ったら大間違いです。


自分の立場、先輩の考え、そのさらに上司の意見、現実性、今の会議の流れ、などあらゆる観点から最適解を出そうとします。
本来、結論は多角的な視点、いろんな立場から視点を踏まえて出すものですから、このように考えるプロセスは間違っていることではないと思います。


自分視点でしか物事を考えられず「会議で発言しないやつはくそだ」みたいなことを言う人がいるのは悲しいです。


まして、マーケティングや広告など一番顧客(他人)のことを理解してメッセージを届けようとするプロの人たちの人がそういうことを言っているの見ると、悲しくて悲しく言葉にできません。

以上が今回私が述べたかったことになります

人見知りの人は、短所だと思いすぎずに、人見知りの一歩先を目指す努力をしてみようと思って欲しく

人見知りでない人には、人見知りさんの特徴を踏まえた上で、少し歩み寄るだけでより良い仕事ができるのではないかという提案です。

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