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技術記事を見分けられるエンジニアの「眼」

note公式で「エンジニアでよかったこと」で記事を募集しているというので、書いてみます。

■ 筆者について

私はエンジニアですが、何の?と言われると大項目では「電気系エンジニア」に入ると思います。
最近良く言われるITエンジニアやWebエンジニアではありません。
また、研究者でもありませんが、学会や論文誌に投稿する機会のあるエンジニアです(トップの画像は、とある論文誌の表紙です)。

■ エンジニアの仕事の1つは「論理的な資料作り」

エンジニアは、技術的・論理的に筋の通った資料作りを求められる機会が非常に多いです。上司に報告する、学会で発表する、技術誌に投稿する、フリーランスでポートフォリオを作成する、等。
製品・サービスを作る人であっても、1人で作る人はほぼいません。誰かを論理的に説得できなければ仕様変更もできません。

特に、私も含む、学会や論文誌に投稿するようなエンジニアは、自身の理論を矛盾無く説明するために1語1句気を付けて言葉を並べていきます。簡単な所で言うと、「一般的でない用語は必ず説明を入れる」「同じ意味の言葉は一貫して同じ単語を使う。例えば”センサ”、”センサー”を同じ論文内に混ぜない」など。

■ 「わかってない」技術記事は見ればだいたい見分けられる

そのため、Webに投稿されている技術記事の著者が「論理的な文章が書ける人か」「その技術をわかっている人か」は、読めばほぼわかります。
つまり、その技術を全く知らなくても、その記事をどれだけ参考にしても良いかの検討がつきます。

世の中の技術記事の95%以上は話半分以下で流し見ておけば良いクオリティの記事で溢れかえっています。技術記事を見極める「眼」が持てることが、エンジニアで良かったなと思えることかと感じました。

「エンジニアでよかったこと」は他の観点でも記事が書けそうなので、時間が取れれば書いてみるかもしれません。

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最後まで読んで頂きありがとうございます m(_ _)m
おわり。

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